バスの中でお弁当で昼食。
旅行代金高かった割に、
お弁当とルートインの夕食、貧弱だったなぁ。
昼からは、二体の秘仏の馬頭観音像を拝観。
山門
山門くぐったところに扇石。
末広がりで踏むと家門繁栄、縁起がいいそう。
旧観音堂で天明6年(1786)に建立
平成14年に建立された観音堂
この新しい観音堂にいらっしゃるのが
ご本尊の馬頭観世音菩薩坐像。
馬居寺の平安時代の作 山中寺の鎌倉時代の作
次に拝観した、山中寺の
馬頭観世音坐像と並べてみました。
馬居寺は創建が約1400年前の飛鳥時代で、
聖徳太子が開祖と伝えられ、
若狭で最古のお寺。
馬頭観音像は数少ない平安後期の作だそう。
山中寺の創建は天平時代で、
馬頭観音像は鎌倉中期に
運慶の息子の湛慶の作だろうと。
目は鎌倉時代以降に流行った
玉眼がはめ込まれている。
二体とも三面八臂(三つの顔に八本の腕)だけど、
一面二臂や四面二臂、三面六臂など
顏と腕の数はさまざま。
馬口印と言って、
胸の前で左右の親指・中指・小指を立て、
残りの指を曲げた印を結んでいる。
本来は
馬居寺の像は24年に一度
午の年の御開帳。
山中寺の像は33年とその中間にあたる
17年に御開帳。
旅行会社さんとお寺さんとの御縁で
特別に開帳して下さったようだ。
お弁当も夕飯も貧弱でもしょうがないか。