採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

フィロのミニパイ

2021-01-21 | +お菓子・おやつ

だいぶ前にフィロペーストリーを買ってありました。
何か作ろうと、一旦解凍したものの、イマイチやる気が盛り上がらず再冷凍。

で、12月の中旬だったか、たまたま、ジェイミーオリバーの動画で、フィロペーストリーを使った小さなパイ(ミンスパイ)を作っているのを見ました。(記事末尾にリンクつけますね)
フィロペーストリーを大きいまま2枚、バターで貼り合わせて12個用マフィン型に敷き詰め、具を詰めて切り離さずにそのまま焼くというもの。
切り離さずにオーブンに入れちゃったときは目が丸くなりましたが、こんがりサクサクに焼けたあとに、ばきっと割って出来上がり、なのです。
(大胆かつ合理的なジェイミーらしい方法!)

そのときの具は、ミンスミート的なものをパイシートでロールして輪切りにしたものでしたが、そんな感じの方法でミートパイとかアップルパイ、パンプキンパイとか作ったらいいかも~☆

年末、余力があれば・・・と実家にフィロペーストリーを持って行ったのですが、結局冷蔵庫で待機したまま、また持ち帰ってきました。
2度も解凍してしまったのフィロペーストリーを、もう冷凍庫に入れる訳にはいきません。
がんばって作ってしまうことにします。

まずは具の準備。
用意したのは三種類。

フィロのミニパイ

ひとつは、ミートパイ。
イノシシのひき肉と玉ねぎ、スパイスを炒め、茹でた麦を混ぜたもの。
トウモロコシも入れたらいいかも☆、と思ったのですがダンナサマに聞いたら「入れないで」とのことで断念。
(私はトウモロコシ大好きなのですが、ダンナサマはそれほどでも、なのです。変なのー。ちぇ)

フィロのミニパイ

あと二つは甘系。
左はりんごとローゼルのジャム(冷凍してあったものを少しチンして水気を飛ばした)に、水分吸収を期待して茹でた麦を混ぜたもの。
ピンクのアップルパイ、いいのでは☆

右はパンプキンパイ。
加熱して冷凍してあったかぼちゃと、卵、牛乳、砂糖、スパイスをピュレ状にして、ぽってり固めに混ぜたもの。

作っても作ってもフィロ生地がなくならず、具を使い切ってもまだ生地があったので、急遽マッシュルームとハム、小麦粉を炒めて少し牛乳を入れたものも4個分作り足しました。(写真とりそびれ)



フィロシート、使い慣れないのでいつもアタフタなのですが、今回もやっぱそうでした。

◎毎回作業後に思うけど、始めるときは忘れているポイント
・フィロが2枚広げられるくらいの広い場所を用意
・乾いたふきん+濡れ布巾を用意して乾燥防止

溶かしバターと、今回は霧吹きを使ってみました。
フィロを広げ、まず全面に霧吹き。
そこに溶かしバターをケチケチ塗り、そこに次のフィロを重ねます。
2枚重ねたところで、これでは具を入れるのにはかなり頼りないことが判明。もう一枚重ねることにしました。
同じように、霧を吹いてバターを塗って、三枚目。
三枚重ねると、かなりしっかりして、触っても安心感があります。

三枚重ねのフィロ生地を、6個取りマフィン型にはめこみます。
ゆとりをもたせつつ窪みに押し込むように。
さらに底に、底面積くらいのサイズでいいので、2枚重ねのフィロの端切れを敷くといいです。
(特にアップルパイなど水分の多いもの)
この窪みに具を詰めていきます。

フィロのミニパイ

具を詰めたところ。
この写真より、気持ち少な目がいいかも。

具を詰めてみたところで、このまま焼くいて焼けてから割るのではなく、上が閉じ気味の小さい丸いパイがいいかなーという気になりました。

という訳で、6個に分割。

フィロのミニパイ

それぞれの窪みの境目をハサミでカット。
そしてぴらぴらした部分を、そっと絞り寄せるようにします。
(ネパールのモモみたいにぎゅうっと絞るのではなく、ふんわり寄せる程度がよい)
閉じたぴらぴらの上から、再度霧吹き&溶かしバターをぺたぺた。

で、それを12個取りマフィン型に移してオーブンへ。
(なぜこんなことをするかというと、12個取りの方は浅くて、具詰め作業に不適なので。あとどんどん次のものを作るため。)

フィロペーストリーって、いったい何枚入りなんでしょう。(←最初に数えなよ!)
包んでも包んでも、焼いても焼いて終わりません。

フィロのミニパイ

なんかどんどこ出来てくるし。

数えられないくら出来上がって、ようやくフィロが尽きました。

フィロのミニパイ

包み方ですが、この上の写真くらい、テキトーにふんわりしていた方がいいです。

フィロのミニパイ

作業後半、だいふ手馴れてきて、こんな感じでよりきっちり綺麗にたたんでしまったのですが、そうすると、せっかくのフィロのパリパリ感が減ってしまうようでした。
どうせ収納するときは、積み上げず、一層に並べるしかないので、上方向にフワフワ広がっていてもさほど問題ないです。
(おせんべいの缶など、浅い缶にしまうのが都合がよかったです)

フィロのミニパイ

味見。
見た目は上がヒラヒラと盛り上がっているので大きく見えますが、パイ部分はサクサクで軽く、具は少な目で、とっても軽いパイです。
このサイズで、普通のパイ生地だと結構食べ応えがあると思いますが、フィロのこれならば、朝食に3つは余裕です。

実際、使っているバターも、これだけ大量のパイが出来た割には、とっても少な目。
霧を吹いてうるおいを出したところにバターを塗ったのがよかったのだわ(化粧水をたっぷりはたいてから乳液を塗る要領)。
冷凍フィロ生地って、ぱさつくというか粉っぽい仕上がりになることがありますが、今回はその問題がありませんでした。

側面と上部については、フィロ3枚重ねが丈夫さ敵にも食感的にも丁度いいです。
底面については、前にも書きましたが、3枚だけだとやや頼りないので、あと2枚分くらい端切れを敷いておくとよさそう。
フィロは、1枚だと本当に扱いが厄介ですが(破れやすかったり、既に破れてたり)、三枚ならば多少ラフに扱っても大丈夫。

すべてのフィロをまとめて三枚重ねにしてから次に敷いたり詰めたり、という手も考えましたが、窪みに詰めるのに、バターが固まってしまうと作業しにくいです。(破れる)
バターを時々熱くしなおして、その都度、重ねて、具を詰めて、という作業をした方がいいかもしれません。


それにしてもフィロ生地1パックは多いので、最初に解凍したとき半分に分けて、半分使って、残りを冷凍しておくのがいいかも。


 

■参考情報
ジェイミーオリバーのフィロ使用ミンスパイ。
作りながら方針変更したりして、全体的に違う感じのものになってます。

 

 

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実家のリビングの壁塗装

2021-01-20 | +お菓子・おやつ

年末実家に行った折、残り半分の壁の塗装をしてしまうことにしました。
28日に実家に移動し、29日に作業というスケジュール。

以前(同じ2020年の3月下旬頃)、リビングダイニングのうち、ダイニングの方の半分だけ塗りました。
そのときは、母の様子的には、残り半分はまあいいかな、みたいな雰囲気だったので、やらないつもりなのかなーと思ってペンキなども引き揚げてきたのですが、どうやら、天井を見上げるたび、「黄ばんでるなー」と思っていたのだそう。

オーナーがやる気なら、塗装職人(私)はがんばっちゃいますよ。
塗装で一番大変なのは、家具をどうにかすることなので、そのあたり、オーナーがのり気にならないと、なかなかです。
ペンキも追加で買って、実家に届くようにしておきました。

実家に行ってみると、壁にかけてあった額はすべて絵とりはらってありました。
あとは家具。
前日の話し合いのときには、「半分ずつやるか?」という意見も出ましたが、リビングが使えない状態がまる二日、というのもかなり不便です。
結局、小さなものは運び出し、大きなものは、部屋の中央にまとめて積み上げ、ブルーシートをかけて保護することにしました。
ブルーシートは、私が那須から持ってきてありました(←グッジョブ、私!)

翌朝は、まず家具を動かして、作業出来るスペースをつくり、そのあと養生、そして塗装、という手順です。

作業にいそしんでて、あと母が「あんまり撮らないで~」と言ってたので写真は少な目、アングルもいまいちなのですが、いくつかご紹介します。


実家リビングペンキ塗り

こちら、塗装前。
天井は、この家が新築だったとき(三十数年前)以来の、布壁紙。
黄色いですね・・。
天井の素材は、前回ダイニング塗装時にネジを刺しなおしたときに分かったのですがベニヤ板。そのヤニが染みているのかもしれません。
壁については、最初は天井同様布壁紙だったのですが、これまで2回張り替えたそうです(そのうち2回目は、父と母二人でDIYでやったそう)。
(私は少なくとも1回目の貼り換えのときは家にいたはずですが、記憶になし・・・。子供だったからかなー。ほほほ)
そんなに古くないので結構白いですが、よく見ると、不均一な色合い。


実家リビングペンキ塗り

養生で結構大変だったのが、照明器具。
壁付けの照明と天井照明がひとつずつついているのですが、どちらも取り外せないタイプ。
壁付けの方はこんな風に、なるべく土台だけでも外すようにしてみました。

実家リビングペンキ塗り

天井照明は、とれるものなのか動かしてみたときがハラハラでした。
なまじ外れてしまうと、この重たい照明が落ちてしまうかも!?
(ちょっとつついてみただけで分かったのですが、すんごく重いのです)

幸か不幸か簡単にとれるようなものではなく、このままにしておかないといけないことが分かりました。
(結果的に、暗くなるまで時間がかかったので、天井照明がないままだと困ったことになったから、ついたままでよかった)

かなり天井にくっつき気味なのが、養生するにも、この先塗装するにも厄介です。
養生用マスカーと、持ってきたビニールごみ袋などを駆使してなんとかくるみました。


実家リビングペンキ塗り

養生でもうひとつ面倒だったのはこのケーブル。
ドコモの契約でTVがどーとか、で、電話線のあたりから、巾木を伝ってリビングドアの周りを伝ってTVまでずーっと伸びています。
工事の人が丁寧にねじ止めしているのを外していきました。
ケーブル、固定具、ネジまとめてマスキングテープで巾木にとめつけたのですが、ネジは別途貼っておいた方がいいです。
(2か所ほど、マスキングテープを外すとき、ネジがひっついてどこかに行ってしまいました・・・。)


実家リビングペンキ塗り

中央付近に家具のかたまりが2か所。
床には余ったブルーシートと、あと段ボールを開いて隙間をガムテでふさいで並べてあります。

実家リビングペンキ塗り

これもこのシート、なんだか素敵な模様・・・。
大胆な花柄が北欧デザイン(イケア)ぽいような。
母によると、42年ほど前に外地から日本(この家の前の家。集合住宅)に引っ越してきたのですが、外地の方の家についていたシャワーカーテンなのだそうです。
新品で買ったものではなくすでにある程度使っていた品物だということは、45年モノくらい?
シャワーカーテンのようなビニール素材が、そんなにもつものなのでしょうか??
(でもデザイン的にはそのくらいの時代の雰囲気かも・・・?)
(私的には)記憶の彼方のあそこから、二度の引っ越しを乗り越えてこんなものがよく生き延びて・・・と、母の梱包技術と物持ちの良さを尊敬してしまいました。
(そういえば、私のおもちゃとか絵日記もとっておいてくれています)

実家リビングペンキ塗り

さて、養生がひとまず終わり、ようやく塗装が始められる状態です。
この時点で11時50分。
昼食を食べてから塗り始めることにしました。
昼食は、母が準備してくれた雑炊(だったかな)。
ごはんの支度や片づけをせず、DIY作業だけしてていいなんて、ラクチン!


■塗装後

近いアングルで、一回塗り後、二回塗り後の写真を並べます。

実家リビングペンキ塗り
実家リビングペンキ塗り

一回塗りだとかなりムラがありますが、2回塗るとほぼ気にならなくなっています。
多少テカリ具合が違うのですが、よく乾くとテカリはなくなって、均質な質感になります。

ペンキは、いつものベンジャミンムーアのナチュラという水性ペンキ。色はSeaShell、少し黄色みがかった白で、ツヤは半ツヤ(egg shell)です。
ベンジャミンムーアは、以前、半日塗装教室でお世話になって、素人でもきれいに塗れる、という謳い文句を信じてずっとお世話になっています。
通常シリーズでも匂いはないですが、このナチュラはさらにエコ系?だそうで、部屋中塗りまくっても、全く匂いがないです。
(なぜナチュラかというと、特にエコにこだわった訳ではなく、一番最初に買ったとき(鳥取)、注文したら通常シリーズが品切れでこのシリーズしかなかったため。その後買い足す際、やはり同じものがいいかなーとずっとこれになってしまいました。値段もほぼ同じなので。)

塗装は、壁の上部が私、下部が父と母、天井はダンナサマ、という分業体制。
じつは長柄ローラーが一つしかなく、脚立もひとつ。
そして脚立に上がれる人も、私だけ。
という理由でこの分担です。

鳥取といい、前回の実家洗面所やリビングといい、基本的に一人で作業する心づもりだったので、こんなに作業人員がいることに慣れていませんでした。(今回は父の参加が想定外。リビングのときなぜか参加してなかったので、今回もそうかなーと思い込んでた) 
なので道具が不足!
ローラーは二人分、柄の長いものと短いものを用意してあったのですが、三人目の作業員(私)は幅の狭いローラーしかありません。
3人体制の塗り作業ならば、長柄つきのちゃんとしたローラーがあとひとつと、ペンキ入れ容器がもうひとつあるとスピードアップだったかなー。(天井:長柄 壁:長柄ひとり、短い柄ひとり)
壁の上部は、長柄ローラーさえあれば脚立の昇降なしで塗れたので、疲労感とスピードが全然違います・・・。



実家リビングペンキ塗り
実家リビングペンキ塗り

天井の、1回塗り後と3回塗り後。
天井は、とても黄ばんでいるのと、あと布壁紙ということもあり3回塗りが必要でした。
ほぼ全部、ダンナサマが長柄ローラーでやってくれました。(ところにより、父も参加。)
壁のきわ部分と照明のそばは、ローラーが入らないので、脚立に乗った私が。
天井塗装って、ずーっと上を向いて腕を上げての作業で結構つらいものがあるのですが、弱音もはかずにえらいです。

ダンナサマの作業は、那須の外壁塗装を見ていても思いましたが、ゆっくり目ではありますが、着実・丁寧。
セカセカしていないので、結果的にアラがでなくて、いい感じに仕上がります。


実家リビングペンキ塗り

これは何かというと、床の養生の上に垂れたペンキ。
このあたりは壁の形状もシンプルで塗りやすい場所なのですが、それでもこんなにぽたぽた落ちます。
やはり事前のちゃんとした養生は重要です。
万一養生のないところにしずくが垂れた場合は、すぐに濡れ雑巾で拭けばOK。しずくが乾いていた場合、スクレイパー的なものでこすれば結構落ちます。


■塗装メモ
養生
・床養生用に空き段ボールが多めにあるとよい。どうせ車で行くので、うちから持っていくといいかな。
・絶対に座って休憩する必要があるので、座る椅子も何かをかぶせて養生しておく(今回はこれを忘れて椅子の座布団に少し被害あり)

道具類
・人数分ローラーを用意する。
・バケツと長い柄も出来れば人数分

塗り
・部屋の入隅などこまかいところは、刷毛で塗る必要があるが、ついつい刷毛にたっぷり含ませてどぼっと塗ってしまいがち(私の場合)。
 たっぷり塗るとなかなか乾かなかったり、垂れてきたり、二回目塗りの際にヨレたりするので、刷毛に含ませるのは控えめに・・。

塗り終わったら
・半乾きのうちにマスキングテープなどを外す。
  今回は、疲れて、夕食後だいぶたって、乾き気味のときに剥がしたら、少し割れてはがれた場所があった。
・養生を剥がすときも、塗装ウェアを着ておいたほうがいい。
 ところにより乾いてないところや、しずくなどが垂れる(今回いくつかの服に被害あり)

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スカルパート社パネトーネ

2021-01-18 | +お菓子・おやつ

さてさて、この冬のパネトーネ爆買い記録、続きます。

シチリアのお店(Forno Impero)をぽちってしまった後に探したのは、日本のショップ。
イタリアのいいものって、きっと日本に入ってきているはずよね?

で、主に楽天市場とアマゾン、あと、ざっくりグーグル検索もやってみました。
(コメント欄で教えて頂いた「イータリー」、そういえば東京駅内のお店に立ち寄ったことがありました。
お店の名前は知らない訳ではなかったのに、検索してみることを思いつかず、無念!)


狙っていたのは、ほどほどのお値段で、1キロサイズ(パネットーネは大きい方が美味しいと思うので)、フレーバーは、クラシコタイプ(チョコのはもうコストコので食べたし)、もしくはほかのフレーバーにしてもクリーム注入のないもの、でした。
しかし、まず、1キロというサイズのものが少ないです。
イタリアの、とくにいいものは、かなり輸入されているはず、と信じていたのですが、値段が高くなりすぎるし、大きいものは好まれないのか・・。(探してるサイトも不十分だったかもだけど)

これはいいかなーと目に留まったのはLoison(ロイソン)。
以前ウィーンで買ったコロンバと同じメーカーです。
が、お目当てのサイズのものは売り切れ。
12月初旬でも手配が遅かったのかしら!?

買おうと思っていたものが売り切れ、となると、アタマぷっつんしがちですよね(え、違う?)
両目の中が炎マークになってる感じで、ガンガン検索。

ようやく見つけたのが、トスカニーという楽天のワインショップ。
スカルパートというメーカーのパネットーネクラシコ、袋入り、です。
ヴェネツィアのあるヴェネト州の、老舗お菓子メーカー(中規模くらい?)だそうです。
税込み3800円くらい。
注文受付後にまとめて輸入手続きをし、その後宅配してくれるようで、注文後、しばらく待つスタイルです。

イタリアのスーパーマーケットだと、大手メーカー製のかなり美味しいパネットーネが5ユーロ未満から買えるそうです。
(値段と味は必ずしも比例してなくて、10ユーロのものより5ユーロの方が美味しかったりするのだとか)
これがイタリアでいくらなのかはわかりませんが、1000円くらいかしらん。
(日本に運ばれてくると3倍くらいになると聞いたことが。)
ま、値段のことはいいのさ。年に一回のお祭りだ☆


12月9日に注文、18日に届きました。
不覚にも外観の写真を撮り忘れ、サイトからお借りしました。

スカルパート社パネトーネ

こんな感じで、透明な袋に入っていました。
ただ、形状はこれとはちょっと違って・・・。

スカルパート社パネトーネ

紙ケースより上の部分が、ほぼぺっしゃんこ。
やっぱなー。
袋入りだとこうなるよなー。
どうせイタリアからの送られてくる時点で、大箱にどさどさ詰めるだけで丁寧な梱包はされていないだろうし・・・。
まあでも想定内です。こんなにぺしゃんこでも、さすが1キロ、かなりの高さがあります。

でも、濃い黄色の色合いがめでたいですよね☆
(コストコのはだいぶ白っぽかった印象)
切るだけでわくわくします。

スカルパート社パネトーネ

くっついていた栞。

スカルパート社パネトーネ

原材料
小麦粉、卵、レーズン、バター、天然小麦酵母、柑橘ピール(シチリアオレンジ、”diamante”シトロン、果糖ブドウ糖液糖、砂糖、濃縮レモン果汁)、砂糖、柑橘ペースト(オレンジ、シトロン、レモン、Mandarino tardivo di Ciaculli、果糖ブドウ糖液糖、砂糖、レモン果汁、酸味料)、乳化剤、卵黄、全乳、グルコースシロップ、天然香料、塩、脱脂粉乳。

ディアマンテシトロンというのは、主にカラブリア名産の表面がすべっとしたシトロンのようです。
シトロンというのはイタリアではかなり一般的のようで、柑橘ピールの材料としてよく出てきます。
(日本にあるビッグレモン(ポンデローサレモン)や、獅子柚子もシトロンの仲間みたいです。)

Mandarino tardivo di Ciaculliというのは初耳でした。
シチリアのパレルモ郊外チャクッリ地域の特産の晩生みかんのようです。
スローフードのひとつでもある伝統的な品種で、香りが強く、糖度が高く、皮が薄いのだそう。
ごく小規模にしか生産されていないもののようです。

(シチリア産パネトーネのオレンジピールはフランス産で、こっちはシチリア産だわね)

さて、お味ですが、これが、とっても美味。
(経験浅くて説得力ありませんが)パネトーネってこういう味、という味です。
生地は(電子レンジで復活させて)とってもしっとり、山形食パンのような縦に伸びる組織の感じがあります。
食べてみると生地全体から柑橘系のいい香り。
何種類か食べて気づいたのですが、パネトーネの香りに影響するのは柑橘ペースト・バニラ・蜂蜜(あとバターや発酵の香り)で、メーカーによりそれぞれの有無・強さが違って個性が出てきます。
これは、さわやかな柑橘(オレンジ系。例のシチリアみかんかしら)の香りが印象的。

全体的な甘さもちょうどいいです。
コストコのは、鋭い甘さが後に残る印象でしたが(ピールの原材料中の転化糖かと)これはそういうこともなく、大きなひときれを、簡単にぺろっと食べてしまえました。
レーズンやオレンジピールの分散もほどよい感じ。
(おいしくてついぱくぱく食べてしまったので、これがシトロン、というかけらには気づきませんでした・・)

味としては、パネトーネ・クラシコが食べたい人には「おいしかったよ☆」とおすすめ出来ると思いましたが、ぺしゃんこがちょっと残念だったかなー。
せっかくメーカーがぷっくりふくらんだめでたいものを作っているのに、それがお客さんのもとに届かないなんて勿体ない。
3,000円台におさまる感じで、箱入りだともっといいかなーと思いました。
(原価も送料も高くついて、多分おさまらないからこの形態になったのでしょうが)


■参考情報
スカルパート社2020クリスマス菓子カタログ (イタリア語サイト)
クリーム入りパネットーネが多くてびっくりです。最近の流行りなんでしょうか。

■イタリア産パネットーネがネットで買える日本のショップ(アマゾンは探しやすいので除く)
トスカニー(楽天市場)

イータリー
(コメント欄にて教えて頂きました。KAさんありがとうございます)
2020年の案内によると、予約期間は10/16-11/1。
取り扱いメーカーはボニファンティ社Bonifantiが定番で、2020年はそれに加え、イタリアで創業から200年以上の歴史を誇る老舗、アンティカ・パスティチェリア・ムッツィ社の「ムッツィ・トンマーゾ」があったそうです。
それぞれ、いくつかのフレーバー。クラシコのほかアマレナやオレンジ+チョコ、洋梨+チョコ、マロングラッセなど。

三越伊勢丹
(フード>パン>その他パンカテゴリ)
フラッカーロ・スプマドーロ社(Pasticceria Fraccaro)のクラシコ500gのもの。
この会社もヴェネト州の企業のようです。
同じメーカーのものがアマゾンにもあるみたいです。

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シチリアForno Impero のアーモンド菓子とパン

2021-01-13 | +お菓子・おやつ

シチリアのForno Imperoというお店から、パネトーネなどを取り寄せました。
パネトーネについてはこちらの記事)

パネトーネのほかに買った、アーモンド菓子とパンについてご紹介します。


どれも綺麗にラッピングされており、開封は、大変楽しい作業でした。

穴子の白焼き



さて、アーモンド菓子。
素敵なシールが貼ってありました。

穴子の白焼き

アーモンド菓子ラベル

穴子の白焼き

中身はこちら。
形状はいくつか。
上に飾りがあるものは、赤と緑のドレンチェリーやアーモンド。

食べてみると、表面は粉砂糖でサクっとしており、中はねっとり、そしてグラニュー糖がじゃりっとします。
(大半は同じ味でしたが、レモンの香りがつけてあるものもあった気がします。)
ねっとりして和菓子の練り切りを思わせる雰囲気でした。
特に新鮮なうちは、アーモンドの香りが濃厚で、うっとりします。

結構しっかり甘いので、
(これはまあ、ダンナサマは興味ないだろうし、全部私のものかなー)
と思っていたのですが、ダンナサマも気に入ったようで、
「ボクも食べるから、勝手に食べちゃだめだからね」
と釘をさされてしまいました。

トッピングのドレンチェリーですが(最近みかけなくなりましたが)、過去に食べたことがあるものは、甘すぎるしなんか薬品臭いし、食べるほどでもないかなという味のものでした。
今回のものは、サクランボの味はしないものの、柔らかくほどよい甘さ、変な風味もなく、アーモンド菓子と一緒に自然に食べてしまえるものでした。


アーモンドは、小麦粉よりもずっと貴重な材料ですよね。
小麦粉ではなくアーモンドをふんだんに使ったこれは、クリスマス時期の、高級なお菓子なんだろうなーと思う味わいでした。

穴子の白焼き

原材料は、シチリア産アーモンド、お砂糖、卵、香料。


さて、次はパン。
お店のホームページを見ると、どうもこのパンが一押しのようなのです。
「不活性ガス充填包装により、世界中にお届けできます!」
的なことが書いてあります。
え、普通パンって、わざわざネットで買わないでしょ?買う人いるの?
とは思いましたが、でもそんなに自慢の一品ならば、一度買ってみるのも面白いかな?
(→買う人になってしまった)

穴子の白焼き

La "Vestedda" dell' Impero
と書いてあります。
ヴェステッダがパンの名前・・かしらん。


穴子の白焼き

おー。
立派な缶に、立派なパン!

穴子の白焼き

原材料は、
シチリア産デュラム小麦粉、トラパニ産塩、水、母酵母、ビール酵母?、胡麻

ホームページによる作り方の手順は、
・前種を長時間発酵 (16 ~ 24 時間)
・給水 (30 分~ 2 時間)
・一次発酵 4 時間
・二次発酵 6 時間
・焼成
だそうです。

穴子の白焼き

表面にはびっしり胡麻がまぶしてあります。
そしてかなり強い焼き色。

穴子の白焼き

切ってみると、焼き色が濃いだけあって皮部分がかなり厚め。
生地の部分は、(写真うつりがイマイチですが)デュラム小麦で出来ているだけあって、黄色い色合い。


説明には、オーブンを150度にあたため、火を切ってからパンを入れて5分おき、取り出して食べる、とありましたが、ちょっと足りないかも。
何度かやってみた結果、8分の1程度のブロックの場合、しっかり霧を吹いて湿らせ、皮側が綴じ目になるように(綴じ目はふんわりと)アルミ箔に包み、150度に予熱してあったオーブンに入れて15分ほどあたためると焼き立ての感じになります。


味の感想。
内側生地部分は、温めなおすと柔らかくなりますが、日本人がいう「しっとり」ではなく、もう少し噛み応えのある感じ。
そして、わりとしっかり塩味が効いています。

皮は、とっても香ばしい!
ここまで強く焼いたパンは、日本にはない気がします。
デュラム小麦なので、焦げた味が普通のパン用小麦粉とは違う、というのもあるかも。
あと、胡麻が美味しい!
胡麻の味がとても濃く、日本で買う胡麻とは違う味がします。
スライスするときにこぼれ落ちた胡麻も、全部かき集めて口に入れたほどでした。

全体に、食べたことがないパンの味です。
日本ではあまり売っていない味。
(といってもたいしてお店を知っている訳ではありませんが)
パン自体の味が濃いので、トップページの動画にあったように、オリーブオイルを垂らして頂くのがよく合って美味しかったです。

 

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シチリア Forno Impero のオレンジパネトーネ

2021-01-12 | +お菓子・おやつ

今年はパネトーネを爆買いしてしまいました。

事の発端は、しばらく前の、道の駅「大子」(茨城の北の方)。
那須で用事を済ませた帰りに寄って、ふと目についた、ラップ包みの素朴な黒糖蒸しパンと100円のお饅頭をかごに入れたのでした。
レジに行ってみると、予想をはるかに上回る、500円越えのお会計。
驚いて聞いてみると、素朴な黒糖蒸しパンが、なんと450円という強気プライス。
18cm丸型を6等分したような小さなお菓子で、バターも使っていなくて、ラップで包んだだけのものが、450円!
(いや、まあ、手間とか材料費とかいろいろあるし、東京ならこの値段でも普通だと思うけど、田舎の道の駅でこのような強気のものに出会うとは・・。)
引くに引けなくて買いました。
で、食べてみたところ、普通に美味しかったので、後悔などはしていないのだけれど、心の奥底に、
「これにこの値段出したのだったら、もっと、こう、・・」
という怨念が渦巻いていたようなのでした。

コストコのチョコパネトーネを食べ終わって、物足りない気分だったある日、
「そうだ、(コストコに頼らず)ネットで買ってしまえばいいんだ!」
とひらめいてしまいまし。
「日持ちするものだし、イタリアから買っちゃえばいいかも。
イタリア語は分からないけれど、アマゾンならほぼフォーマットは同じだし、なんとかいけるかも。
送料が高くついても、あのラップ包み黒糖蒸しパンに500円近く払ったわけだし、イタリアのものにもっと払うのはしょうがないよね。
そういえば今年は政府からお金をもらったんじゃなかったっけ。
イタリアに行けるのはいつになるか分からないし、行けたとしても冬のパネトーネの時期かどうかも分からないし、もう、買っちゃえ!」
という思考回路。
自粛でうっぷんが溜まっていた、というよりは、黒糖蒸しパンからの反動で、爆買いモードへ。

アマゾンでいろいろ物色していたところ、日本に送ってくれるところは少なめで、だいぶ絞り込まれてきました。
そのうち、ひとつのベーカリーForno Imperoは、パンやお菓子も販売しているようです。
ショップの独自サイトもアマゾンとは別にありました。
ショップのサイトとお値段は同じなので、直に買った方がいいかなと、独自サイトの方でじっくり検討。

日本までどんなに早くても数日かかるはずですが、大きな丸パンも買えるのですって。
不活性ガス充填でパックして、保存性をアップしているのだとか。
そこまでしてパンを世界に売ろうという気概がすごいです。

あと、こちらのネットショップは、とっても分かりやすかったです。
まず一番分かりやすいところに、「世界中に発送可」と書いてあります。
(イタリアの他のベーカリーのサイトはそうでもない)
で、ささーっと見て、気になるものをショッピングカートに入れ、その後、国名のみの入力で、送料が試算できます。
(この段階で住所氏名モロモロを入れなくてもよい)
商品代と送料の合計金額に納得して、買うことを決めてから、細かい情報を入力すればいいのは、とても気軽です。
webサイトの設計として、非常に好感が持てました。
(そうでないサイトってすごく多いですよね)

とってもお買い物しやすかったので、するるーっと買ってしまって、気づいたときには決済ボタンを押しているような状況でした。

ともあれ、イタリアだし、シチリアだし、商品が遅れたり、届かなかったりすることもあるだろうなあ、と期待せずに待っていたところ、着々と手続きが進行している様子がメールで送られてきて(イタリア語)、予想外に丁寧な対応。

12月7日 注文
12月10日 発送
12月16日 到着

というほぼ順当なペースでした。
荷物はUPSで、トラッキング可能でした。
 

シチリアのパネトーネ

届いたものはこんな感じ。
箱がやや小さかったようですが、無理くり詰めてあります(親近感)。


中身はこちら。
パネトーネと、パンと、アーモンドのお菓子。

シチリアのパネトーネ

全部綺麗な缶入り。
(缶入り必須)
缶の値段分高くなっているとは思いますが、長旅を輸送するのに缶があるとやはり安心です。
それにとっても綺麗な缶で、開けたとき、とてもうれしい気持ちになりました。
自分で買ったものではありますが、プレゼント気分が盛り上がります。

シチリアのパネトーネ

缶のフタをあけたところ。
シールに加え、麻ひもと木の実のオーナメントでかわいく飾り付けてあります。
素敵~☆


パンとお菓子はまた別記事で紹介することにして、パネトーネを。

シチリアのパネトーネ

パネトーネは、重さ1キロサイズのオレンジパネトーネを選んでみました。
缶の中にぱむぱむに詰まっていて、とっても豊かな気分。

シチリアのパネトーネ

直径も、高さもかなりあります。
(サイズは測りそびれました)

シチリアのパネトーネ

表面には粉砂糖のアイシングと、中央にオレンジピール。


シチリアのパネトーネ

中は、淡い黄色にオレンジピールが点々と。

シチリアのパネトーネ

ふわ~っと軽い生地です。

シチリアのパネトーネ

原材料は、
小麦粉00、天然酵母、砂糖、卵黄、塩、バター、蜂蜜、ビール酵母、オレンジの天然香料、水、アルファアミラーゼ、乳化剤、Lアスコルビン酸、フランス産特選?(selezione Gold)オレンジピール砂糖漬け
(この並び順は、使用量順ではないかも? 塩がバターより手前だし、オレンジピールは量的には塩より多いはず)

(うまく読み取れてないかもしれませんが)シチリアでもオレンジが採れてオレンジピールも作っていそうな気がしますが、オレンジピールはフランス産なのかな?


そのままでもふわふわですが、食べる直前に、電子レンジで20秒ほどあたためると、しっとりくなくなになります。
わりと大きなカットでも、ついぱくぱく食べてしまいます。

パネトーネ経験が浅いので、味の違いを説明するのは難しいのですが、結果的に今年沢山食べてみたので、感想を書いておきます。
・今年食べた中では、脂っぽさがあまりない
・お砂糖のアイシングは、なかなか美味しい
・生地自体の香りはほのかにオレンジで、さほど強くなく、さっぱりした美味しさ
(バニラやオレンジなど、各メーカー、それぞれ香りが違う)
・オレンジピールの味は、コストコのSARONNO社のと比べると(比べちゃだめなのかもしれないけど)、こちらが美味しい。
 コストコのは転化糖なのか鋭い甘さがあったが、こちらは自然な甘さ。あと肉厚で柔らか。
・上質なオレンジピールではあるものの、もう少し変化が欲しい気もする。
 別のお店には、”柑橘パネトーネ”という、各種柑橘ピールのミックス入りがあったので、次はそれかな☆
・生地は、ふんわり感がある。少しあたためるとしっとり☆
 山型食パン(イギリスパン)のように、縦に伸びる繊維感のようなものはあまりない。


・ネットショップの設計がよく
・メールのフォローもばっちり。発送もきっちり。
・ラッピングも素敵で気分が上がる☆
・味ももちろんおいしい

と、大満足のお買い物でした。



爆買いというからには、1個や2個じゃないとご想像がおつきかと。
ほかのもこれからご紹介します。

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