山中温泉のお祝いの宿を後にし、山中温泉街を走り抜けて、
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山代温泉に向かいました。
山代温泉に着いて観光駐車場に車を止め、駐車場の裏手にやって来ました。
魯山人寓居跡
ここは大正4年、北大路魯山人が滞在した建物ですが・・・、臨時休館 ??
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左手に回ると入口があって、軒下にショウブの葉。
奥さん 「ほら、ご近所にもショウブが飾られているよ」
への次郎 「ほんとだ。祭り支度もされているね。お祭りかな」
古総湯
温泉街の中心地・古総湯にやって来ると、赤ちょうちんと祭りの看板が出ていて、
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「菖蒲湯まつり」をしていました。向こうに人だかりが見えたから、行ってみると、
おそろいの法被姿の園児が踊りを披露していました。
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古総湯の先では、
道路の両側に屋台がずらり。開店の準備をしていました。
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古総湯の方から、子供の元気な掛け声と笛の音がしてきたので、戻ってみると、
地元の小学生がクラスごとに、神輿を担いで古総湯の回りを練り歩いていました。
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「ワッショイ! ピッピ! ワッショイ! ピッピ! ワッショイ! ピッピ!」
薬王院温泉寺
神輿の後をついて行くと、左手に温泉寺?!
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こっちの方が気になりました。子供たちの神輿と別れ、境内に入って行き、
本堂に上がると、お参りする中国人観光客3世代。お寺で中国の方、よく見かけます。
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近くに、ここで温泉を発見したとされる行基の石像。なるほど、で、温泉寺なんですね。
その先のツバキの下には、与謝野晶子の歌碑。
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奥さん 「ほら、この前行った山梨の酒蔵にも来ていたよね、この二人」
への次郎 「いろんなところに呼ばれて行って、歌を詠んでいたのかな」
歌碑の先に服部神社の石段があり、下りて行くと、
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魯山人寓居跡前に、さきほどの神輿の一団が集まっていました。
九谷焼窯跡展示館
次は九谷焼の鑑賞です。法被姿の子供たちに別れを告げ、少し車を走らせました。
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九谷焼は山代温泉でも作られていたんですよ。ここに窯跡があります。
受付で入場料350円を払って進むと、窯小屋があって、
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中には、昭和40年頃まで使われていた現存最古の九谷焼窯がありました。
次は窯跡覆屋です。中にあったのは、
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文政9年に九谷村から移された登窯の跡(国指定史跡)。ん? 窯の口はどこ??
最後は展示館。この建物は築200年の古民家で、九谷焼窯元の住居兼工房でした。
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中に入ると、ロクロ体験コーナーがあって、
その奥には常設の展示室。さらに奥では、
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ほら、あの人。中島誠之助さんのビデオが流れていて、九谷焼を簡潔に学習できました。
帰ろうとしたら、展示販売コーナーに目がいって。これ、とても気に入りました。
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川崎友山さんの「青手瓜図平盃」。青手(あおて)とは、緑の色絵の具を印象的に配色して、絵付けされた九谷焼の代表的な技法です。
加賀の旅、最後にいいお土産が一つ買えました。
つづく