白地にスミレ色が発色したラベンダーヒスイ製の勾玉の撮影がむつかしすぎる


使用カメラが青味が強調されるオリンパスであることと、照明機器がホームセンター品のDYIであるためか、濃淡のあるスミレ色が青に写ってしまうのだ。知らない人のために説明すると商品などの撮影を物撮り(ぶつどり)といい、専門にするプロカメラマンもいらっしゃいます。
YouTubeでプロの物撮り動画を見まくり、あの手この手を試して1週間かけてもダメで、ついに色温度がかえられる4万円もする撮影用ライトを購入。

購入したライトはアプチャー社のアマン100。側面の黒っぽい塩ビパイプは逆向きにして光を反射させるアンブレラの自作ホルダー
曲面だけで構成された鏡面仕上げの勾玉は、照明の反射光が写り込みやすいのだが、反射光をすべて無くすと奥行き感のない写真になってしまう問題もあるから難問だ。

せめて反射光をやわらかくするために、表が黒で裏が銀色の日傘に反射させようと目論んだが、1万円以上もする撮影用アンブレラのようにライトのホルダーに柄がはいらず、ライト側面にとりつけた塩ビパイプに差し込んでなんとか撮影・・・まだ50点ですねぇ・・・情けないねぇ。

お客様からは、ぬなかわヒスイ工房の商品写真から愛情が伝わってくると褒められるし、プロカメラマンから褒められることもあるのだけど、おそらくは同業者の何倍も時間をかけているのです
手間暇をかけたぬなかわヒスイ工房の商品写真をSNSのイメージ写真として勝手につかう人がいたり、中国の通販サイトが5倍の値段の商品で売っていたりもするw
プロの物撮りカメラマンは工業製品が対象なので1点に何時間、何日も時間をかけられるのだが、1点物ばかりつくっているヒスイ職人の撮影は1点あたり30分以内で済ませないと商売にならんのだが、ゲージツ家気質の凝り性だから仕方ないw