このハガキが届くと、切なくなる。
Hさんが看護学生の時、
実習で、寝たまま洗髪をさせてもらい、
当時、私はその病院で指導者をしていた。
私が付いていながら、
寝衣の首元やシーツを濡らしてしまった患者さん。
退院されてからも、年賀状のやり取りをしていた。
昨日、妹さんから、亡くなったと喪中はがきが届いた。
私より若かったと思う。
顔面にできた血管腫で
手術して切除しても切除しても、またできてしまう。
女性だから、とても辛かっただろうと。
常滑のさんぽ道を一緒に巡ろうと、
話もしていたのに、かなわなかった。
なくなる前に、一度会いたかったなぁ・・・・・。
四国にはもう一人会いたかった人がいた。
兵庫県のこども病院の先輩で、
大変お世話になった。
関西大震災の前に会ったきりで、
無礼をしていた。
もう、6、7年前になるけど
亡くなったと弟さんからはがきが来た時は
すごくショックだった。
元気なうちに二人のお墓参りに行きたいと思っている。