三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

今月の草月流花手水はドライフラワーのアジサイです🌺

2023年06月04日 | 境内の植物

𓂃◌𓈒𓐍 テーマ𓂃◌𓈒𓐍
紫陽花やあしたは何の色を咲く
正岡子規
⁡⁡
𓂃◌𓈒𓐍 花材𓂃◌𓈒𓐍
どうだんつつじ
着色あじさい

𓂃◌𓈒𓐍 生花𓂃◌𓈒𓐍
フラワーショップ小谷 

梅雨時に心がうっとりする紫陽花は色の変化も楽しみのひとつですね。
咲き始めから1ヶ月かけて段々と変化してゆくものもあり、
子規も色の変化を楽しんでいたのでしょうか。
全国には紫陽花祭りなど名所がたくさんあり、
愛媛県内にもあじさいの名所がたくさんあります。
皆さまは、梅雨だからこその楽しみを、いかが過ごしになりますか?

草月流
美芳(𝖡𝖨𝖧𝖮𝖮) ・香心(𝖪𝖮𝖮𝖲𝖨𝖭)

コメント

6月4日【いつくしマルシェ】を開催します。

2023年06月02日 | 日々のできごと
オーガニックマーケットと手作り雑貨市が合体してできた
「いつくしマルシェ」を開催します。
神社の境内にてゆったり、こぢんまりと開催しますので、どうぞ遊びに来てください。
 
 
【いつくしマルシェ】
日程:6月4日10〜15時
場所:三津厳島神社
 
 
コメント

【6月1日の言葉】夏越の大祓(おおはらへ)

2023年06月01日 | 今月の言葉
今月朔日(ついたち)の言葉は「夏越の大祓について」です。
当社では毎年6月30日に半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い清めて、
本来の清らかな姿に立ち返るために夏越祭(なごしさい)を執り行っております。
 
私たちは本来神様から頂いた清浄な心身を持っておりますが、
普段の生活のなかで、人をうらやんだり、よこしまな心を起こしたりもします。
また、知らないうちに相手を傷つけることや、人に迷惑をかけることもあります。
このような蓄積が罪穢(つみけがれ)となって、
社会生活を乱すもととなるのです。
 
そこで、この罪穢を祓い清めるために
古くから半年に一度、大祓(おおはらへ)の行事を執り行い、
これまでの生活を振り返りながら、心身を祓い清めて、
明日からの生活を高めて参りました。
 
これが大祓であり、6月の大祓を特に
夏越大祓(なごしのおおはらへ)と申します。
俗に 
 性格は顔に出る    
 生活は体型に出る   
 本音はしぐさに出る  
 感情は声に出る    
 センスは服装に出る   
 美意識は爪に出る    
 清潔感は髪に出る   
 品は「言葉遣い」に出る  
と言われます。
 
一年の半分という節目の時に改めて自分自身を振り返り、
また新たな気持ちで残り半年を過ごしましょう!
 
「ひな形」や「車の形代」は授与所にて頒布致しております。
ひな形は6月30日当日9時から21時の間に社務所に納めて頂いて、
「悪病退散」の替え札と交換頂き、財布の中に納めて頂くか、
神棚にお祀り下さい。
ひな形の交換は夏越祭を過ぎましても大丈夫ですので、
お早めに社務所までご持参ください。
今年の夏越祭は通常通りに夜店も出て、賑やかに出来そうです。
6月30日には是非ご家族でお参りください!
 
今日も良い一日を!
 
 
 
コメント

鯉のぼりが川に戻りました

2023年05月28日 | 日々のできごと
健やかな成長と立身出世を願い、飾っていた鯉のぼり🎏
明日から雨が続くということもあり、本日下げさせてもらいました。

また来年、元気泳ぐ姿をお楽しみに!
 
コメント

初穂料を入れるトレイを奉納していただきました🔵🔴

2023年05月25日 | 日々のできごと

先日、お参りの方からガラス製の初穂料を入れるトレイが奉納されました。
早速使用しております。

これから暑くなりますが、見た目が涼やかでとても素敵です。
誠にありがとうございます。

コメント

【6月】茅の輪御朱印のご案内

2023年05月22日 | 御朱印

6月の御朱印は夏越祭の時に作る「茅の輪」と風車をモチーフに楠香奈子さんにお願いして、
涼やかな雰囲気の御朱印に仕上げてもらいました。

【水無月 茅の輪御朱印】
期 間:令和5年6月1日~
時 間:9時~16時半
初穂料:1000円

茅の輪をくぐると災いを避けることができると伝えられています。

茅の輪くぐりは、神話に由来があります。

昔、一人の旅人が現れ、ある兄弟に一夜の宿を乞いました。
弟は裕福であるにもかかわらず旅人を冷たく断りましたが、
兄の蘇民将来(そみんしょうらい)は貧しいながらも手厚く旅人をもてなしました。

実はこの旅人は武塔神(むとうしん……スサノオノミコトと同一視されている)であり、
蘇民将来へ災厄を祓う茅の輪を授けました。

蘇民将来は、武塔神の教えに従い茅の輪を腰に付けたところ、疫病から逃れられ、子々孫々まで繁栄したということです。

この話に基づき、茅の輪くぐりや、家の玄関に蘇民将来の御札をお祀りするようになりました。

 

楠香奈子さんは様々なデザインを手掛ける出版社出身のデザイナー。
現在は三津浜の空き家バンクや今夏OPENする蔵を再利用したコワーキングスペースの運営スタッフとしても活躍中。

コメント

鈴緒を設置しました✨

2023年05月18日 | 日々のできごと
新型コロナウイルス感染症が拡大してから、3年ほど鈴緒を撤去しておりましたが、
この度ようやく設置することになりました。
鈴緒を引っ張り、鈴を鳴らすことで、
鈴の音で祓い清める。
神様をお呼びする。
といった意味がございます。
 
少しずつ元の状態へと戻してまいります。
コメント

【5月15日の言葉】身清浄(みしょうじょう)心正直(こころしょうじき)

2023年05月15日 | 今月の言葉
5月15日の言葉は身清浄(みしょうじょう)心正直(こころしょうじき)です。

「神と申すものは正直なることを好み、また清浄なるものを好み給う。
それゆえ、神を拝むにはまずおのが心を正直にし、またおのが体を清浄にして、
ほかに何の心もなく、ただ謹み拝むべし、これが誠の神信心(かみしんじん)と申すものなり。」

これは幕末の思想家「吉田松陰(よしだしょういん)」の言葉です。
自分の妹に信仰の心構えを「神信心」という表現で分かりやすく教えたものです。
すなわち「神様は清浄と正直を好まれるから、神様を拝む時はいつも、その事を忘れないように」
ということです。

「身体は清らかに、心は正直に」
簡単なようですが、実際に行なうにはなかなか難しいものがあります。

神道の教えのひとつは「清らかで、明るく、正しく、素直に」生きることです。
神様の前ではいつも、こういう清らかで、明るく、正しく、素直な気持ちで祈りを捧げましょう。
心を煩わせる悩みや雑念は、拍手(かしわで)の音で打ち消して、無心になって、静かな気持ちで、手を合わせましょう。
心が穏やかになれば、清らかで、さわやかな気持ちのまま、一日を始めることが出来ます。

「あたりまえ」を「ありがとう」というのが「感謝」
「なりたい」を「なってやる」というのが「決意」
「もういいや」を「まだ待とう」というのが「忍耐」
「疲れた」を「頑張った」というのが「努力」
「もうだめだ」を「これからだ」というのが「希望」

日頃の心の持ち方を変えることで、私たちの人生は変わっていきます。
今日も良い一日を! 
 
コメント

愛媛県松山西交通安全協会による交通安全祈願祭を行いました

2023年05月11日 | 日々のできごと
当社の御祭神は道の神様としても知られており、

毎年、愛媛県松山西交通安全協会による交通安全祈願祭をしております。

参列者の後に車のお祓いも行い、
皆様の道中の安全を祈念いたしました。

コメント

【草月流】花手水が入れ替わりました

2023年05月08日 | 境内の植物
草月流の先生が花手水を活け替えてくれました。
𓂃◌𓈒𓐍 テーマ𓂃◌𓈒𓐍
抱起す手に紫陽花のこほれけり
正岡子規
⁡⁡
𓂃◌𓈒𓐍 花材𓂃◌𓈒𓐍
ハイドランジア ピンクマーブルソーダ(紫陽花)
ハワイアンファーストレディ(紫陽花)
ドウダンツツジ
晒し三又
𓂃◌𓈒𓐍 生花𓂃◌𓈒𓐍
五月雨の頃は外出が減りがちですが、
そんな時に見頃を迎える紫陽花の豊かな色彩美は心を明るくしてくれますね。
子規が見た紫陽花は何色でしょう、
こんもり丸い紫陽花が手から溢れそうなほど沢山咲いていたのでしょうか。
明治25年を思い浮かべながら装花してくれました。
 
シーボルトも愛した紫陽花、
シーボルトと紫陽花にはロマンティックなエピソードもあるほどです。
日本で古くから愛された紫陽花を、子規の句と共にお楽しみください。
 
ピンクマーブルソーダは白い泡が沸き立つようなグラデーションで、
咲き始めのクリーム色から徐々に濃いピンクに変化します。
草月流
美芳(𝖡𝖨𝖧𝖮𝖮) @kumiko.kouno
香心(𝖪𝖮𝖮𝖲𝖨𝖭) @koosin.w
 
 
コメント