狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

菜の花畑

2009-03-03 21:15:01 | 日録

 

 〝雛祭り〟の3月3日登山家で「花」の写真家でもあるタカヤマ・ノボル兄から、菜の花畑のメールが送られてきた。

今日は風が冷たく寒い一日でした。でも春はすぐそこに、小学唱歌の朧月夜を思い出します。吾が集落の近くに咲いて良い香りを放っています
このメールにある通り、この「菜の花畑」は拙宅から歩いて10分ぐらいの処にある。
普段、通り馴れている主要道路側に広がる畑で、外周は小径で囲まれているから、朝のウオーキングには最適のコースである。
土地の所有者や管理はどうなっているのか分からないけれど、ボクの感じでは種 を播いたり肥料を施す光景は見たことがないから、去年の種が自然にこぼれて、花畑を形成しているのではないかとさえ思っている。
ただ、畑の周囲はバリケードで仕切られているから、栽培者も管理者もあるに違いない。何か町の活性化に繋がらないか?!政治家みたいなことを考える時もある。

 そんでわ、この小学唱歌は浮かんで来ないだろうな。

高野辰之作詞・岡野貞一作曲/文部省唱歌(六年)
 
菜の花(ばたけ)に、入り日薄れ
見わたす山の端(は)、霞(かすみ)ふかし
春風そよふく、空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて、におい淡(あわ)

里わの火影(ほかげ)も、森の色も
田中の小路(こみち)を、たどる人も
(かわず)のなくねも、かねの音も
さながら霞(かす)める、朧(おぼろ)月夜
 

 

 http://photo.hokkaido-blog.com/html/11/takikawananohana.html
文部省唱歌「朧月夜」の歌詞があやふやだったので、「菜の花畑」をネットで検索したら、北海道無料写真集に出会わした。
  滝川・江部乙の菜の花畑
の菜の花畑だそうである。利用させて頂いた。なほタカヤマ兄は北海道出身の方である。