狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

伝声塵語

2005-07-26 19:41:51 | Weblog
いまの教育よーくわ解らん。
「真理は万人によって求められることを自ら欲し、芸術は万人によって愛される事を自ら望む。かつては民を愚昧ならしめるために学芸が最も狭き堂宇に閉鎖されたことがあった。今や知識と美とを特権階級の独占より奪い返すことはつねに進取的なる民衆の切実なる要求である」。
朝日新聞の『天声人語』が大學の入試問題に出るという自社のPR版にあった。
岩波茂雄のこの〈ー岩波文庫発刊に際してー読書子に寄す〉もヤマを張って暗記しておいた方が良い、と我がかわゆーいマゴ姫に学識経験豊かなるojiichyanは説くのであった。

怒ブログを造る

2005-07-26 15:25:31 | Weblog
昔(昭和天皇の時代)前田俊彦さんという大人がおられた。
大人は《自分が飲む酒は自分でつくる、わが家でのむ酒はわが家で作るという主張は、人間の自由にとってもっとも根本的な問題提起という、非常に重要な意味をもっている。すくなくとも私は、単なる趣味や道楽としてではなく自由なる人間の尊厳にかけて、酒は自分でつくろうではないかとひろく日本人の全体によびかけたいとおもう。》と叫び続けた。
『瓢鰻亭通信』を発信、「どぶろくをつくる」をライフワークとしたのである。
前田大人の意をうけて酒造りから「怒ブログ造り」に発想を展開したいのが
『狸便乱亭ノート』である。
サブタイトルの「大宇宙への発信」はチョッと拙かったな…である。
             2005年7月26日(友引)     狸便乱亭主人