中国のGDPの統計ですが、2012年の全国各省(区、市)が算出したGDPの合計は57.69兆元で、これは国家統計局が発表した51.93兆元と比べて5.76兆元も上回っており、この誤差の数値は広東省全体の経済総量に匹敵するとのことです。各地のGDP合計が全体統計数値を上回るとか、伸び率が平均を下回っているとこがないといった現象はずっと以前から見られています。では、GDPの各地合計と全体統計の誤差は果たして広がって行ってるのでしょうか。
2009年:2.68兆元
2010年:3.5兆元
2011年:4.6兆元
2012年:5.76兆元
いずれも地方数値合計が全国数値をおわまわっています。年々是正されていってるかと思っていたらその逆で、年々広がって行ってます。こりゃ当分改まりそうになさそうですねえ。