呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

セミナー開催模様~その2

2008年11月25日 | 未分類
  今日は昨日の京都銀行さんの顧客向けセミナーに引き続き、韓国企業向けのセミナーを行いました。このセミナーの主催は京都銀行さんとお付き合いのある上海彦陽投資諮詢有限公司、W-OKTA(the World Federation of Overseas Korean Traders' Association)、上海華東支会、後援が韓国商会、KOTORA(JETROの韓国版のようなもの)、貿易協会といったところによるもので、なんと60名以上の方にお集まりいただきました。話した内容は昨日の京都銀行さんの顧客向けセミナーと同じものですが、今日は韓国人を対象にしていることもあり韓国語の通訳の方に入ってもらいました。この通訳を見つけるのは大変でした。通訳というのは言語能力が高いというのは最低限要求される条件なのですが、通訳する内容について理解していないことには専門用語等を翻訳することができず、また表現力が乏しくなってしまいます。今回は私は日本語で話しそれを韓国語に通訳してもらうということで、その通訳の方を探すのに非常に苦心しました(実際に苦心したのは上海彦陽投資諮詢有限公司の金さんです。金さんアリガトー!)。しかしそれにしても今回通訳をしていただいた方は本当にすばらしかったです。この方にも感謝申し上げます。

 

  通訳こそ入るとはいえ前日話した内容の繰り返しであったことから、時間配分もうまくできて、我ながらいいセミナーができたのではないかと思ってます。

  ふと「韓国企業向けのセミナーなのになぜ私?」という疑問が起こりました。JETOROさんあたりは結構日系企業向けのセミナーを開催しておりますし、それ以外には銀行なんかも結構セミナーを開催したりしています。試しに参加者の方に今までこのようなセミナーに参加したからはどのくらいいるかを聴いて見ましたところ、数名が手を上げたに過ぎませんでした。次に労働契約方関係のセミナーに参加した方がどれくらいいるかを聞きましたところ、これは25%ほどの方が参加されたことがあるようです。さすがに労働契約法あたりになると興味深かったのだと思います。とはいうものの、日系企業と比べると感覚的にはかなり少ないように感じました。こういったものに対する意識は日本企業のほうがやはり高いのでしょう。

  私が話した内容は日系企業をターゲットとしたものであり、本日ご参加いただいた方にとっては、「日系企業ってこんなことが気になっているのか」というのがわかっていただけたのではないかと思っております。

  いやあ、しかし韓国語がたくさん聞こえてきましたが、さすがにさっぱりわかりませんでしたわ!

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