呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

(6/12東京)TNC中国セミナー「これからの中国ビジネス」

2013年05月24日 | 日記

 久しぶりに東京でセミナーを開催します。ギリギリに手配したのでいつもの午後の時間にセミナールームを押さえることができなかったため、いつもと違って今回は午前に行います。いつもはメールで配信して案内しているのですが、どうもうまく配信できず、まずはブログで案内します。メールでの案内は週末に改めてトライします。時期的に迫ってますが、集客はまあ大丈夫でしょう。では、以下案内文です。

 

 昨年再燃した日中間の政治問題を機に日系企業は少なからずの影響を受けました。最近でこそ持ちなおしてきていますが、その時期においては大きく売り上げを落とした企業もあります。その時期には中国から撤退すべきという論調が見られ、中国事業見直し方針を打ち出す企業も多く表れました。しかし、中には安易に中国事業を放棄すべきでないと考える企業もあり、中国の現場で活動している人たちはよりその気持ちが強かったことは間違いありません。その後は死豚の投棄や鳥インフルエンザの発生等もあり、中国市場に対するネガティブな見方は続いています。日本のメディアでもこれらの問題を含むネガティブな報道を行うことで、日本の中国に対する印象もネガティブになり、日本人の対中国好感度も低下し、そして中国に在住する駐在員も減少しつつあります。

 

 現象面としては以上のようなマイナス面の動きが見られますが、中国在住の駐在員はそこまで否定的な考え方を持っておらず、日本の報道を中心に目にしている人たちとの間で温度差があることは否定できません。実際に現場では違う動きも見られます。積極的に日系企業を誘致する工業開発区も少なくないですし、中国事業に対して積極姿勢を見せる日本企業も多くあります。

 

 そこで今回のセミナーでは日中間の政治問題が発生して以降から今までの間の状況を振り返り、そして現在中国ではどのような動きが起こっているかについて紹介することを通じて、今後の中国事業運営にご参考いただくことを考えています。

 

ご多用とは存じますが、多数ご参加賜りますようご案内申し上げます。 

 

【講演内容】これからの中国ビジネス

■ 反日を振り返る

 ・政治問題再燃時のビジネスの現場の状況

 ・日中政治問題再燃以降の日本関連報道の変遷

 ・日系企業が受けた影響

 ■ 現在の日系企業の現場の状況

■ 一連の騒動から見る中国の本質

■ いま日本企業が行うべきこと

 

【講   師】呉 明憲

株式会社TNC ソリューションズ 代表取締役

拓知管理諮詢(上海)有限公司 総経理  

 

【日   時】2013年6月12日(水曜日)

      受付 9:00~9:20

      講義 9:20~11:30

 

【主  催】株式会社TNC ソリューションズ/拓知管理諮詢(上海)有限公司 

【後  援】日中経済貿易センター

【会   場】新宿アイランドタワー20階セミナールーム

http://www.shinjuku-i-land.com/access.html

 

【参加費】 事前入金6,000円/当日支払7,000円 (顧問契約先は半額)

お申込みいただいたのちに口座番号をご連絡申し上げます

 

【定  員】 25名

 

【お申込み】下記参加申込書にご記入の上、開催2日前までにEメールにてお申込み下さい。定員に到達次第締め切りとさせていただきます。

 

【お問合せ】拓知管理諮詢(上海)有限公司 Ms陳(イライザ)

eliza@tnc-cn.com TEL :(日本)050-5806-2111 (中国)021-6270-0022 

 

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