呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

モデルの表情

2012年09月10日 | 日記

 9月8日に上海メルセデスベンツアリーナで開催されたTOKYO GIRLS COLLECTION に行ってきました。

 

 

 この日出演した人で知っていたのはライブステージに出演した倉木麻衣さん、モデルでは益若つばささん、そして元モーニング娘。の市井沙耶香さんだけでした。特に市井沙耶香さんは懐かしかった。

 

 会場の盛り上がりですが、私が思っていた以上に盛り上がってました。

 

 

 もっと盛り上がっていないイベントかと思っていたからというのが大きいからだ思います。ただファッションを見に来るというよりもライブを見るのが目的だった人も多いかったように思います。最後に出演した韓国のBIGBANGというグループが出てきたときは開場はほぼ総立ちの状態でした。このグループ有名なんですね。私の中でビッグバンというとどうしてもデビュー戦をアントニオ猪木と戦ったビッグ・バン・ベイダーのイメージの方が全然強いです。

 

 さて、モデルさんが歩いている姿を見て思ったのですが、日本とそれ以外で結構モデルさんの表情が違うなあと思いました。日本のモデルが入場してくるときはとにかく満面の笑顔で、ニコニコした表情で、なんかこっちも明るくなるような表情で入ってくるのです。割と自然にできるんでしょうねえ。たまたまワイドショーを見ていたら水泳のメダリストの寺川彩さんがファッションショーに出ているのが紹介されていたのですが、ちょっと固かったものの客席にニコニコしながら手を吸っていました。中国のモデルは笑顔で入ってくる人もいますが、笑顔というよりもせいぜい微笑レベルで、厳しい表情の人が多かったです。ニコニコしていた人もいましたが、名前だけでは判別できませんでしたが、台湾のモデルさんなのかなあと思いました。韓国のモデルは両方かなあ。ニコニコ派もいれば厳しい派もいました。自分で撮影した写真で説明したかったのですが、なにせちょっと距離があり綺麗に撮れませんでした。しょうがないのでネットで適当に引っ張ってきたのですが、イメージ的にはこんな感じです。

 

 

 ニコニコして可愛らしいですね。

 

 一方で中国のモデルさんはこんな感じ。

 

 表情がきつくて近寄りがたい感じがします。

 

 日本のモデルさんと目が合うと「こんにちは!」っていいそうなのですが、中国のモデルさんだと「ひょっとして怒ってます?」と聞いてしまうかもしれません。この写真よりももっと相手を射るような目つきのモデルさんもたくさんいました。アントニオ猪木のナックルアローを打つ時のような表情でしょうか。

 

 

 この写真、ちなみに相手はビッグバンならぬビッグ・バン・ベイダー。

 

 まあ、着ている服装のイメージによりモデルさんの表情も変わってくるのでしょうが、それを割り引いてもちょっと厳しい表情が多いかなあと思いました。ある人に聞きますと、やはり中国のモデルさんは客席に向かってかわいらしく手を小さく振ったり、ニコニコっとするのが苦手な人が多いようです。内輪の世界の人と接するときはともかく、外の人に対して笑顔で接することが難しいんだろうなあと思いました。例えば買い物をしたりレストランに行ったりしたときに笑顔で対応してくれる人はまあ以前よりは増えてきたかと思いますが、それでもまだまだ少ないと思います。特に庶民レベルのお店ではほとんど見られないでしょう。というか、期待する方に問題があると言われそうですが。でも根本的には外の世界の人に対して笑顔を見せるということが苦手なのかもしれませんね。よほど不自然でもない限り笑顔を見ていやな思いをする人はいないでしょう。日本だとマクドナルド、スマイル0円なんて言いますが、中国のマクドナルドだと笑顔が見られない人の方が多いです。ちょっと残念ですよね。もっともっと自然に笑顔が多くみられるようになると中国ももっと過ごしやすい街になると思います。