ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第37巻-4軽火器VS戦車砲

2007-01-13 15:13:21 | 第036巻~第040巻

■軽火器VS戦車砲(第133話) 発表1977年5月

評価     ★★★★

依頼人    メキシコのある集団

ターゲット  ホワイトサンズ・ミサイル基地司令官 ジャコブ・マクフォール大佐

報酬     不明

今回弾丸発射数      8/ 通算弾丸発射数 896

今回殺害人数        3/ 通算殺害人数   800

今回まぐわい回数    1/  通算まぐわい回数  69

<ストーリー>
ニュー・メキシコ州にあるアメリカ軍基地司令官「ジャコブ・マクフォール大佐」の殺害依頼を受けたゴルゴ。しかし、国家安全保障会議(NSC)はゴルゴ抹殺を企てていた・・・

<この一言>
・・・デューク・東郷・・・

<もう一言>
ありがとう・・・ベア・ポー・・・

<解説>
メキシコ国境にあるホワイトサンズ・ミサイル基地。基地敷地内には、メキシコ皇帝の秘宝ともアパッチ大酋長の遺産とも言われる68兆円の金塊が隠されていると言われ、金塊を巡りインディアン/メキシコ人/アメリカ人が反目していた。ゴルゴはメキシコのある集団から司令官ジャコブ・マクフォール大佐の殺害依頼を受ける。スミティ大統領補佐官は友人のマクフォール大佐がゴルゴに狙われていると知り、国家安全保障局会議(NSC)にゴルゴ抹殺を提案、マクフォール大佐とともにゴルゴを迎撃する。
基地に向かう途中でトラブルに巻き込まれ、ゴルゴはインディアンに捕らわれてしまう。インディアン「ベア・ポー」と決闘の末、勇者と認められれたゴルゴは、ア・ポーから「名前を聞かせてくれ!友人として・・・」と聞かれ「・・・デューク・東郷・・・」と答えている。後にベア・ポーの家で歓待を受けるが、その際も「ありがとう・・・ベア・ポー・・・」とゴルゴは語っている。ベア・ポーとの友人関係を否定しておらず、珍しく「ありがとう」というセリフを口にしていることから、ベア・ポーに対してはある種の友情・信頼関係を感じていたのだろう。

戦車戦における「現代のロンメル」マクフォール大佐は、戦車部隊でゴルゴを迎撃する。戦車の登場にさすがのゴルゴも慌てたらしく、顔面に汗を浮かべ驚きの表情を浮かべている。しかし、冷静さを取り戻したゴルゴは、戦車の弱点であるキャタピラの繋ぎ目をアーマライトM16(軽火器)で狙い撃ちし、戦車砲を無力化させ、マクフォール大佐・スミティ大統領補佐官を殺害する。
戦車部隊をも殲滅させてしまうゴルゴの活躍が痛快な作品。

ズキューン

ゴルゴ13 (37)巻掲載
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