■アカプルコ-散華の夜(第146話) 発表1978年8月
評価 ★★
依頼人 不明
ターゲット オーストラリア鉄鋼王ケネス・ブリストン
報酬 不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 939
今回殺害人数 2/ 通算殺害人数 835
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 72
<ストーリー>
かつてゴルゴが抱いたことのある女「メアリー」が再びゴルゴの前に現れる。メアリーはゴルゴに抱かれようとするが・・・
<この一言>
女とねる時は・・・おれのほうから相手を選ぶことにしている・・・
<もう一言>
おれには・・・昔ばなしをする趣味はない・・・
<解説>
ゴルゴにまとわりつく女が主題で、ターゲット殺害は味付け程度の小作品。ターゲットが大の花火好きという設定も可笑しいが、ゴルゴが花火師になりきって打ち上げ花火をボンボンあげているのには笑ってしまう。花火師と女の火遊びとをかけているのか?
オーストラリア鉄鋼王「ケネス・ブリストン」は疑獄事件のほとぼりが冷めるまでヨットで過ごすことにしていた。ゴルゴはケネスが花火好きと知り、花火を打ち上げることでケネスを甲板におびき出し狙撃する。ケネスが花火の音を聞いて「この音を聞いてジッとしていられるものか!」とそわそわするのには失笑してしまう。
一方、5年前ゴルゴに買われ「エクスタシーとブラディ・メアリーを」教わったメアリー。5年前の情事が忘れられず、ゴルゴに近づくが、ゴルゴは「おれには・・・むかし話をする趣味はない・・・」「女とねる時は・・・おれのほうから相手を選ぶことにしている・・・」「出ていってくれ・・・」と全く相手にしない。全裸で迫るが、ゴルゴの仕事を見てしまったため、メアリーは命を落とすことになる。女の悦びを教え女性を虜にするテクニック。全裸の女性を見ても全く動じない強靱な精神。ゴルゴは男のロマンである。
なお、ゴルゴは 第12巻-3『潜入ルート”G3”』 でもブラディ・メアリーを頼んでいる。ブラディ・メアリーはゴルゴ愛飲のカクテルなのだ。凡人はゴルゴになることはできないが、ゴルゴを真似てブラディ・マリーを飲むことくらいは許されるだろう。
ズキューン
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