■殲滅（第121話） 発表1977年2月
評価 ★★★
依頼人 鉄鋼王ハーディ
ターゲット ”スラム解放軍”の殲滅
報酬 不明
今回弾丸発射数 12／ 通算弾丸発射数 863
今回殺害人数 15／ 通算殺害人数 765
今回まぐわい回数 0／ 通算まぐわい回数 63
＜ストーリー＞
カリフォルニアで”スラム解放軍”が凶悪犯罪を繰り返していたが、鉄鋼王ハーディの孫娘が解放軍に加わっていることが判明する・・・
＜この一言＞
！
＜解説＞
カリフォルニアでは凶悪犯罪に対してその場で処刑も辞さない特殊警察が取り締まりを行っていた。そのような折、”スラム解放軍”が銀行強盗を繰り返していたが、鉄鋼王ハーディの孫娘が解放軍に参加していることが判明。ハーディは特殊警察に孫娘だけは生かして解放軍一味を抹殺して欲しいと依頼する。しかし、孫娘が解放軍に参加していることを新聞にすっぱ抜かれたハーディは、特殊警察への依頼を取り下げ、ゴルゴに同様の依頼をする。ゴルゴは警察無線を傍受し、解放軍一味を殺害する。現場付近でゴルゴを見かけた特殊警察のマックは、2年前に起きた『 カリフォルニア軍団（第25巻-2） 』事件にゴルゴが絡んだこと知り、自分たちの手でゴルゴを抹殺しようとする。が、ゴルゴの天才的なドライビングテクニックと射撃により特殊警察メンバーが殲滅させられてしまう。
ズキューン
『カリフォルニア軍団』続編とも言えるような内容で、見どころはカーチェイス・シーンである。ゴルゴは名車「ポルシェ911ターボ」を操り、片輪走行、全速前進から全速バックギア走行への切り替えなどの離れ業を見せつける。運転しながらの正確無比な射撃もすごい。なお、この作品中ゴルゴが発した言葉はなく、唯一の吹き出しには「！」のみが記されている。
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巻掲載