ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第37巻-1チャイナ・タウン

2007-01-10 00:42:11 | 第036巻~第040巻

■チャイナ・タウン(第130話) 発表1978年4月

評価     ★★★

依頼人    不明

ターゲット  台湾派指導者”パット・張”

報酬     不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 886

今回殺害人数        7/ 通算殺害人数   795

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数  67

<ストーリー>
サンフランシスコ・中華街。中国派と台湾派が激しい抗争を繰り返す中、ゴルゴが太極拳の達人を名乗り台湾派の前に現れる・・・

<この一言>
おまえのお遊びにつきあってやれなくて悪いが・・・おれは、こっちの方が専門なんでな・・・

<解説>
中国派と台湾派の抗争が激化するチャイナ・タウン。台湾派のリーダー”パット・張”の殺害を依頼されたゴルゴは、太極拳の達人として台湾派の前に現れ、兄の仇討ちと称して”ハンク・趙”への決闘を申し入れる。用心棒として台湾派に招き入れられたゴルゴは”パット・張”の正体を探るものの手がかりを得ることが出来ない。台湾派の仕掛けた罠に落ちたとみせかけて、”パット・張”をおびき出し撲殺する。
最終シーンで”ハンク・趙”より拳法対決を申し込まれるが、「おまえのお遊びにつきあってやれなくて悪いが・・・おれは、こっちの方が専門なんでな・・・」とつぶやき、拳法ではなく拳銃で勝負をつける。

本作でのゴルゴは太極拳の達人になりきり、「ハヤーッ!!」「チェース!!」「キェーッ!!」「きぇー!!」「チェースッ!!」と拳法風の雄叫びをあげているのが可笑しい。ゴルゴ自身も悪ノリが過ぎると思ったのだろう、”ハンク・趙”との最終対決で「お遊びにつきあってやれない」と、あっさり拳銃で勝負をつけている。不条理な展開に失笑を禁じ得ない作品。

ズキューン

ゴルゴ13 (37)巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

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