■死に絶えた盛装（第119話） 発表1970年3月
評価 ★★
依頼人 元農協会長
ターゲット バン・シュルツ（チョコレート・バン）
報酬 不明
今回弾丸発射数 7／ 通算弾丸発射数 844
今回殺害人数 7／ 通算殺害人数 744
今回まぐわい回数 1／ 通算まぐわい回数 63
＜ストーリー＞
政界・財界の男達を渡り歩く「マダム・マルタン」。マルタンに未練を持つ男が、マルタンをそそのかす謎の人物「チョコレート・バン」の殺害を依頼する・・・
＜この一言＞
まずい！
＜もう一言＞
おれは依頼主の息のあるうちに、仕事をひきうけたんだ・・・
＜さらに一言＞
あいにくだが・・・おれは、女にそんなことをされる・・・習慣はないんでね！
＜解説＞
政財界の大物を渡り歩く「マダム・マルタン」。彼女に未練をもつ元農協会長は、マルタンをそそのかす「チョコレート・バン」の殺害をゴルゴに依頼する。しかし、チョコレート・バンの正体は不明。マルタンを見張るうちに、ゴルゴはチョコレート・バンが侍女に扮していたこと突き止める。
本作のゴルゴは非常に饒舌である。セリフを発する頻度が高いだけでなく、内面についても思いの丈を開示している。おかしいな、と思って確認すると本作は1970年3月発表作品。第33巻に収録されている他の作品は76年～77年発表であるから、違和感がある。なぜ、単行本収録が遅れたのだろうか？
カジノのルーレットで13番に賭けているシーンが描かれているが、 第7巻-3『国際ダイアモンド保安機構』 でもゴルゴは13番に賭けている。
ズキューン
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巻掲載