■ヒドラ(第92話) 発表1974年10月
評価 ★★★
依頼人 アメリカ連邦麻薬犯罪捜査局(FBIOC)
ターゲット 麻薬シンジケート”コルシカ人組織”精製技術担当者「ドクターZ」
報酬 不明
今回弾丸発射数 17/ 通算弾丸発射数 660
今回殺害人数 15/ 通算殺害人数 561
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 54
<ストーリー>
正体不明の麻薬シンジケート精製技術担当者「ドクターZ」の殺害依頼を受けたゴルゴ。組織に潜入し、ドクターZの正体に迫る・・・
<この一言>
どんな連絡員を選ぼうと、そっちの勝手だし、その連絡員が途中でどんな事件に巻き込まれようと知った事じゃない。おれに火の粉がふりかからないかぎりは、な・・・
<もう一言>
おふくろが日本人だ・・・
<解説>
麻薬シンジケート”コルシカ人組織”の精製技術担当者「ドクターZ」の殺害依頼を受けたゴルゴ。ドクターZの正体を突き止めるべく「デスコ・マニヤーニ」に扮して組織に入り込み、女ボス「サンドラ・セルベ」の用心棒を務める。ドクターZの手がかりは絵画を嗜み、幻覚剤の嗜癖者ということのみ。サイケデリックなサンドラの肖像画が左右逆転していることから、鏡を見ながら自画像を描いたサンドラがドクターZであることを見抜く。
本作の見どころは、ゴルゴが用心棒として振る舞うシーンだ。それらしく振る舞うため、通常は見せることのないオーバーアクションが目立つ。酒場で「リヨン・グループ」を鎮圧した際、西部劇のように拳銃を回転させてからホルスターにしまう。「モントリオール組織」のものを、大振りのアッパーカットで仕留め、両耳を拳銃で撃ち抜き嬲り殺す。サンドラとの会話は下卑た言葉をつかいつつ、かいがいしい用心棒振りを演じる。サンドラを後部座席に乗せゴルゴ自ら運転までしている。いずれもがミッション遂行のための演技で、なかなか目にすることのできないシーンだ。
余談だが、酒場でサンドラに「混血なの?」と聞かれ、ゴルゴは「おふくろが日本人だ・・・」と答えている。意味深なセリフだ
ズキューン
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