ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第25巻-3レディ・ビッチ

2006-12-07 00:43:40 | 第021巻~第025巻

■レディ・ビッチ(第96話) 発表1975年7月

評価     ★★★

依頼人    リンダ(アレクシス・C・アダムズ)

ターゲット  マーティー・オブライエン

報酬     不明

今回弾丸発射数       3/ 通算弾丸発射数 688

今回殺害人数         3/ 通算殺害人数   598

今回まぐわい回数      0/  通算まぐわい回数  55

<ストーリー>
ニューヨーク・ギャングのボス「マーティー」の情婦「リンダ」は、マーティーから逃れるためゴルゴに殺害を依頼する・・・

<この一言>
0.17秒・・・互角か・・・

<解説>
ニューヨークのギャンブル元締め「マーティー」の情婦「リンダ」。彼女は娼婦から「ボスの女」に這い上がったが、マーティーから逃れ上流社会で真の「レディ」に成り上がるべく、マーティーの殺害をゴルゴに依頼する。マーティーには用心棒のビリイがはりついているが、ゴルゴはビリイを観察、ビリイの銃を抜く早さはゴルゴと同等の0.17秒であることを見抜く。
マーティー殺害後、ビリイと対峙するゴルゴ。ビリイがリンダの手を引いているスキをついて、ビリイを仕留める。ようやくマーティーから解放されたリンダであるが、ゴルゴとのまぐわいを2度も妄想してしまう自分に取り乱し、ゴルゴに銃をむけたためゴルゴに殺されてしまう。

本作のポイントは2点。ひとつはリンダのキャラクターだ。余りにも性欲が強すぎてゴルゴとのまぐわいを妄想し自滅。最期のセリフで「めす(ビッチ)犬の血なんか、みんな出ちまえ・・・」と、ビッチ振りを自覚しているのが哀しい。フェロモンを振りまいているゴルゴが罪作りなのかも知れないが・・・。というわけで、まぐわいシーンは描かれているものの、実際にはゴルゴはことにおよんでいないので、まぐわい数にはカウントされていない。
もう一つは用心棒「ビリイ」のキャラ。マーティーの死後も忠実で「おれはボスの器じゃねえ・・・スジを通しすぎるんでな・・・」と男気を魅せる。銃を抜く早さもゴルゴと同等なのだが、あっけない最期が惜しい。なお、ゴルゴ自身の拳銃を抜く早さは 第18巻-1『動作・24分の4』 で0.17秒と判明している。

ズキューン

ゴルゴ13 (25) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>