岐阜の狭小住宅、もうすぐ完成です。狭小住宅でも木々の景色や開放感をあきらめたくないというご希望を叶えるために、こんな感じにしました。「おお~~」と計画した自分でも思う感じに仕上がっています。
構造もおろそかにしていません。許容応力度計算の耐震等級3を出しています。
で、昨日お世話になっている佐藤実先生のネット会議で「計算の内容も理解しなくちゃ」といった話がありました。
タマゴグミでは構造計算をソフトを使ってやっています。だから間違いのない結果が出てくるのですが、複雑な計算内容については私も理解不足のところがあります。今後は中身も理解していかなくちゃと思った昨日でした。
と前置きはこの程度で
写真のバルコニーの上にパか~っと穴が開いていますね。
その部分には格子状の扉をつけます。これを建具屋さんにお願いするとすごい金額が請求されます。それは当然なんです。材料も建具用のもの(材木谷さんに言わせると、建具や家具に使う材料は魚のトロみたいなもんだと言っています)木組みもほぞを掘ったり色々手間がかかります。
当然、今回もそんな予算のっていません。で、毎度毎度の私の工作となります。
使っている材料は、家の壁とか天井とかに使う下地材です。 その中でできる限り節がなく見栄えがいいものを選んで、寸法カットしてカンナとペーパーを当てます。
通常格子と建枠は溝を掘ってはめ込むのですが、それをやるとすごく手間がかかります。接着剤とビスですべてとめます。そして通常縦勝ち(縦枠が下まで伸びている)とするおさまりを、横勝ちとして、全てビスと接着剤ででき、かつビスが見えないように仕上げます。
それでできたのがこれです。
なかなかなものでしょ。
これを建具屋さんや大工さんに見せて、この方式でつくるとコストダウンできないかと相談をします。
完成品は今週中に取り付けます。
出来たら写真をアップします。
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