この写真のもの何かわかりますか?大工道具みたいですね。
耐震診断に使う道具です。この中でも一番高いのはシュミットハンマーというコンクリートのアシュク強度を測る機械です。
今日は、先日に引き続き名古屋で耐震改修の研修を受けてきました。今日の研修内容でぜひあなたにお伝えしておきたいことを書きます。
兵庫県南部地震のときお亡くなりになった方の80%は地震5分以内に亡くなっている。という事実。
これは、建物の下敷きになってお亡くなりになったことが多いということです。
じゃあ、今、新築している建物なら大丈夫だろうと思われますよね。 はい、崩れることはありません。しかし、家の中のテレビやタンスなどの家具が襲い掛かってきます。今一度家具等の置き場を考えてください。 特にお休みになる部屋に置いてある家具などは大変危険です。
まともな耐震改修は価格が高いという事実。
昭和56年以前の家は、高い確立で耐震性が弱いです。大きな地震(震度6弱)が来たとき、大破するという評価点0.7以下の建物が多いです。(今の最低基準を1としての点数です)
しかし、耐震改修はぜんぜん進んでいないのが現状です。その理由は、評点1.3程度(震度6弱のときに使い続けられるレベル)を目指す耐震改修をすると価格が高くて出来ないという事実があります。
そんなときはどうすればいいのでしょうか?
それは、「一度にやろうとしない」ということです。
評価が0.4の家を1.3まであげようとすると大変です。ですから、まず0.7まであげようと計画するのです。
0.4なら震度6弱で倒壊してしまいます。しかし、。0.7なら大破はすれど命は助かる可能性が高いのです。
前のブログとちょっと違うことを書いていますが、今日研修をうけて、まず動くことが大切だと知りました。
ここ数日、まじめなことを書いていますが、研修内容が生命にかかわることでしたのでお伝えしたいと思い書きました。
さて、各務原の現場です。 昨日より土台伏を行っています。土台はヒノキ4寸角です。黄色いのは防蟻剤です。
今回はフラット35基準で作る必要がありますので、土台の上にロングキソパッキンを使用しています。フラット使用にしない場合は、基礎にべたっと土台を乗せています。
月曜日まで天気持て~