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聖グロリアーナ女学院 ACV-IP(インド型装輪装甲輸送車) 完成です !!

2020年12月26日 | ガルパン模型制作記

 デカールを1枚貼りました。上図の6の数字です。劇中車には校章マークがついていないようで、劇中シーンで見える範囲にもマークがありません。これは聖グロリアーナ女学院に限らず、他校チームの移動用車輌にも言える傾向です。ただ、車体前面の右下隅に6の数字が入っています。

 

 御覧の通りです。車体前面の右下隅に6の数字が見えます。聖グロリアーナ女学院チームの車輌は、各校のなかで唯一車輌に番号を付けていたことがテレビシリーズなどから思い出されますので、この6も車番かと受け止めがちですが、それよりは第二次大戦中の実車写真に同じ6の数字を同位置に付けている例が見られますのでそれに倣ったものかと考える事も出来ます。
 いずれにせよ、確認出来る唯一のマーキングですので、ジャンクデカールの山から適当な6の字を採って貼りました。

 

 右側フェンダー背面の反射板を47番のクリアーレッドで塗りました。

 

 最後につや消しクリアーを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 仕上がり直後の姿です。ブラ板での自作ですので、色々と至らない点が多いです。劇中車への再現度は80パーセントぐらいにとどまるでしょう。でも、何とか自分なりに形にして作れたので、満足感はほぼ100パーセントです。

 

 以前に新潟ビゲン高校のStrv m40L軽戦車を似たような手順で他キットをベースにしてプラ板で自作しましたが、そちらはスウェーデンのアーセナル軍事博物館に連絡をとって学芸員の懇切な指導および監修をいただきながら製作しましたので、細部の修正も細かく進める事が出来て、実車さながらの再現度にて仕上がりました。

 対して今回の製作は、設計図と実車写真を参考にして自分でサイズを測りイメージしながらの作業にとどまったため、数値的には劇中車に近づけたかと言うと、むしろ乖離感のほうが大きいかな、との感想に落ち着きました。全体的な姿形や雰囲気が似ていればそれで良し、と思います。

 

 右側の側面観です。右側面にしか無い掛け具、アンテナ基部、乗降用ハッチがあり、あまり目立ちませんが、後部フェンダー前の燃料注入口キャップもあります。

 

 斜めからの背面観です。車体後部は、劇中車のモデルと推されるマークⅡC型の特徴にあわせて高く作りましたが、改めて見ると、ちょっと高過ぎたかな、と感じます。寸法計算を5ミリほど低く見積もればもっとバランスが良くなったかな、と反省しました。

 

 垂直に立てたハッチ型の天井装甲板が意外にも目立ちます。グレーの車体に白のトップですから、旧日本海軍の主力艦の識別塗装を連想させます。

 

 周知のようにオープントップの車輌ですから、車内もそれらしく作りました。むしろ作っておかないと、ねんどろいどぷちのダージリンやオレンジペコなどを乗せても絵になりません。

 

 見下ろした図です。車内はもう少し色々なものを入れても良さそうですが、単なる移動用車輌に色んな装備品が積まれている筈はないので、この程度のスッキリ空間で良いのだろうと考えました。

 

 以上で、聖グロリアーナ女学院チームのACV-IP(インド型装輪装甲輸送車)が完成しました。製作期間は2020年10月8日から10月26日までで、組み立てに10日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりました。

 今回は、自身のガルパン模型の100作目を記念して、サークルの先輩方に提案いただいた車輌に挑戦しました。適応キットは現時点で存在せず、海外のガレージキットが2件知られますので、それを通販購入するという選択肢しかありませんが、費用が高くつくため、プラ板での自作を採りました。

 すなわち、足回りがCMPトラックの派生型の一種であるCMP FAT(ガントラクター)と共通である点に着目して、タミヤの「イギリス クォード・ガントラクター」のキットをベースにしてのセミスクラッチという形になりました。似たような制作を、既に一度、新潟ビゲン高校のStrv m40L軽戦車にて経験しているため、今回の製作においては「割といけるんじゃないかな」という前向きな気分がありました。
 果たして製作自体はそんなに難しくなく、むしろ艦船模型の頃に当たり前のようにこなしていたプラ板での自作が楽しくて、車体部分はパーツの切り出しと組み付けで一週間もかかりませんでした。

 今回の経験により、適応キットが無い場合の自作という手法において、条件さえ揃えば自身なりに何とかやれる、という感覚および自信が、荒削りながらもより確かになってきました。それが一番の教訓であり収穫であったのでは、と感ずる次第です。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
完成ですね(^^) (T_HAJOE)
2020-12-26 22:58:11
わたしが作ったやつとはやはり解釈の違いで雰囲気が異なりますね。
わたしの場合はフォルムいじることをしていないので当然ではありますが....

校章は3Dモデルのある戦車以外は手書きになるのであまり車両には入れてないんですよね。
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Re. 完成ですね(^^) (ホシノ)
2020-12-27 10:18:38
適応キットが無い、または入手困難な場合に自作でどこまでやれるか、という試行錯誤の意味もあって今回の製作にトライしましたが、やはり難しい作業であることには変わりなく、課題も浮き彫りになりました。

最初の解釈次第で作品の出来上がり方が左右されますから、設計図も描きましたが、2Dから3Dへの変換というのはなかなかすんなりいきませんね。

ですが、同じような自作を引き続いてもう1輌作る羽目に陥り、それの製作でも悪戦苦闘しています。

校章マーク、移動用の車輌にはあまり付いていませんね。付いてるのは大洗とサンダースとアンツィオぐらいでしょうか。
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