気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

継続高校 T-26(フェイズエリカ仕様) 完成です!!

2018年10月17日 | ガルパン模型制作記

 塗装の続きです。車外装備品などを塗るべく、マスキングしました。

 

 左フェンダー前方にセットされる鋸は、28番の黒鋼色で塗りました。

 

 背面の排気管は、実車においては鋳鉄の赤錆状態だったようですが、ガルパンのアニメでは一貫して茶色系のカラーでまとめられます。そこで、42番のマガホニーを使い、わざとベタベタと塗りこんで、錆びた排気管の質感を出してみました。

 

 スコップ等の柄は43番のウッドブラウン、金属部分は28番の黒鋼色で塗りました。

 

 あらかじめ28番の黒鋼色で塗っておいた予備履帯をセットしました。劇中車はこの他に予備転輪1個を砲塔背後に積んでいるのですが、今回のキットには転輪の余りパーツが無く、ジャンクパーツにも適当なものが見つからないため、予備転輪の再現は見送りました。

 

 続いて校章マークのデカールを貼ります。上図のように、砲塔左右と車体前面にマークが配されていますので、それに合わせました。

 

 モデルカステンのガルパンデカールセットから、サイズ的に近いものを選びました。上図の大きなサイズ2枚は砲塔左右に、小さなサイズ1枚は車体前面に貼ります。

 

 砲塔左側面に貼りました。鋲やピストルポートの凹凸があるので、マークソフターも併用して慎重に貼りました。

 

 砲塔右側面と車体前面の貼りつけ状況です。

 

 これで、全ての工程が終わりました。

 

 側面観です。前部が持ち上がった姿勢ですが、砲塔は水平に近いです。今回のキットの履帯パーツが縮んで短くなっているため、転輪も上に持ち上げられてしまっています。

 

 車体色は、フィンランド陸軍の基本4カラーのうち、最も明度が高いライトグレー系でまとめました。コミックでの描写を見ても、白く描かれて明るい車体色であることがうかがえるからです。

 

 劇中車は、車体自体は1938年型のそれに近いようです。しかし砲塔のみは1933年型などの古いタイプで、その天板上のハッチだけが1938年型の形状にて表されています。そのあたりは、ホビーボスの1938年型のキットの図面などを参考にしてジャンクパーツやブラ板などで作り変えました。

 

 車外装備品の種類は最低限のようですが、配置は各年式の状態を参考にしているようで、そのものズバリのモデルを見つけられませんでした。それで、コミックの描写を参考にして位置を合わせました。

 

 正面観です。小さな車体に大きな砲塔が乗っかっているという感じです。

 

 背面観です。実車の写真を見ると色々な装備品や荷物を積んでいるのが殆どです。劇中車は殆ど積んでいませんから、外見上もシンプルに見えます。

 

 さて、お約束のミカのお出ましです。砲塔ハッチに入れようと思ったのですが、ねんどろいどぷちのサイズが僅かに上回っているので、出来ませんでした。ピットロードのEDバージョンのフィギュアが欲しいところですが、果たして継続高校チームで製品化してくれるのでしょうか・・・?

 

  以上で、継続高校チームのT-26がコミック「フェイズエリカ」仕様にて完成しました。製作のうちの組み立てが2018年7月21日から31日までの11日、塗装と塗装後の組み立てが9月27日から30日までの3日、あわせて14日かかりました。

 今回のキットはイタレリ製品で、古い時期のものです。後にズベズダから発売された同製品も、イタレリからのOEMによるものですが、全体としては部品数もまとめられて組み立てやすいです。
 ただ、劇中車においては車体の輪郭や細部の特徴は、だいたい1938年型のそれに近く、砲塔のみが1933年型、しかしその天板上のハッチだけが1938年型の形状であるという混在タイプです。そのために改造も少なくなく、けっこう手間がかかりました。

 キット自体も、今では入手困難で中古ショップの在庫を地味に探して回るほかありませんので、 今回のキットはガルパンプラモデルの中では中級者以上向けであると言えましょう。

 


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