ステップ6では、背面パネルの各部品を取り付けます。ステップ7では、車体上部前面のペリスコープをつけ、左の操縦手用ハッチ、右の無線手用ハッチを組み立てます。
ガルパン仕様への追加工作は、ステップ6で二つ、ステップ7で一つあります。
上掲の図は、公式設定資料の背面画像を拡大したものです。ステップ6におけるガルパン仕様への二つの工作ポイントは、拡大しないと分かりにくいからです。
一つ目は、後部牽引フックの内側の穴あき突起が無いことです。実在の車輛の牽引フックは前後とも穴あき突起が内側に付きますが、劇中車では後部のもののみ穴あき突起がありません。上図の黄色円内に示した通りです。
二つ目は、上図の赤円内に何も無いことです。実在の車輛ではその位置に車内の水抜き用のパイプ穴がついており、キットのパーツにも同様のモールドがありますが、劇中車にはありません。
この赤円内に、車内の水抜き用のパイプ穴のモールドがあります。これが劇中車にはありません。
そこで、きれいに削り取りました。
続いて、後部牽引フックのパーツA7です。御覧のように、内側に穴あき突起が付いています。この突起部分が劇中車にはありません。
そこで、穴あき突起部分をカットしました。
カット後のA7を接着しました。
ステップ5で保留していたマフラー支持材A13も、マフラー本体のC56、C57を接着した際に併せて取り付けました。
左右の大きな収納箱C29、C30も接着し、ステップ6の工程が完了しました。
ステップ7での追加工作ポイントは、上掲の公式設定資料画像のハッチ部分の赤円内に示すように、ボルト穴が全く無い点です。
ところが、キットのバーツC31、C32には穴が三つずつあります。このうちの二つは、後でハンドルA20を取り付けるためのものです。
残る一つの穴、赤円で示したものが劇中車には見られませんので、埋める必要があります。
パテで埋めて穴を消しました。
車体上部前面のペリスコープA28を二つ、内側から差し込む形で取り付けました。
ペリスコープA28は、上からみるとこんな感じでおさまっています。左の操縦手側のペリスコープは回転式ですが、キットではモールドのみで可動はしません。 (続く)