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京都「けいおん」聖地巡礼のための交通基礎知識 その2 地下鉄編

2017年09月03日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 京都における「けいおん」聖地巡礼のための交通基礎知識紹介の二回目は、京都市営地下鉄について述べます。

 

 

  上図は、京都市交通局の公式サイトに示される、地下鉄の路線図です。南北に通るブルーの路線が烏丸線、東西に通って伏見の六地蔵まで連絡するレッドの路線が東西線です。上図には、地下鉄以外の鉄道路線も記載されており、位置関係や乗換駅なども分かります。

 

 ですが、もう少しシンプルな路線図の方が見やすいと思い、上にもう一枚の路線図を用意しました。この二つの路線のいずれにも、「けいおん」聖地巡礼のポイントとなる駅があります。

  「けいおん」聖地巡礼のポイントとなる駅を、全て赤枠で囲みました。地下鉄は、市バスと違って渋滞等による遅延が発生せず、移動時間も市バスより短いので、京都での「けいおん」聖地巡礼をスピーディーに行うのであれば、地下鉄を利用した方が良いでしょう。
 私の場合は、移動距離が長い区間は地下鉄、短くてすぐに移動出来るルートや地下鉄の無い区域は市バス、というように組み合わせて利用しています。

 以下、上図に示した赤枠の駅について、京都での「けいおん」聖地巡礼上での利用ポイントを紹介しましょう。
 まずは、烏丸線です。京都駅はJR線の駅と繋がり、京都での「けいおん」聖地巡礼の発着ポイントになります。バスターミナルもありますので、市バスの利用も多くは京都駅が発着点になるでしょう。
 四条烏丸駅は、四条通の聖地スポットへの西からのスタート地点になります。聖地が集中している寺町京極界隈へは、徒歩10分ぐらいで行けます。
 北大路駅は、バスターミナルに隣接しており、「けいおん」聖地巡礼のエリアを巡る市バスの北8系統の路線の発着点になります。北8系統の路線は、東は高野橋、一乗寺、修学院、松ヶ崎を巡ります。北山通を通るので、2期第15話「マラソン大会!」のスポットも見られます。西では今宮神社、船岡山の横を通ります。千本北大路で乗り換えれば、金閣寺や北野天満宮へも簡単に行けます。
 北山駅は、そのまま北山通に出られますので、マラソン大会の回のスポット巡りに便利です。
 松ヶ崎駅は、平沢家や松ヶ崎大黒天、松ヶ崎橋などの有名スポット群への最寄駅です。宝ヶ池公園南口のスポットへも、この駅からのルートが最短です。

 続いて、東西線です。東端の六地蔵駅は、JR奈良線の六地蔵駅に連絡し、近くに京阪電鉄の六地蔵駅もあります。宇治エリアの聖地巡礼の中継ポイントで、40メートル北には2期第10話「先生!」に登場したファミリーレストランがあります。JR線に乗り換えれば、宇治駅、木幡駅近くの許波多神社や京アニショップへも数分で行けます。
 山科駅は、JR東海道線の山科駅に連絡します。豊郷方面への巡礼と組み合わせて京都を回る場合は、京都駅よりもこちらの方がアクセス性が良いです。ここで地下鉄に乗り換えれば、大体の聖地エリアへ楽に移動出来ます。
 蹴上駅は、1期OPに登場する代表的スポットの一つ南禅寺水路閣への最寄駅です。南禅寺のバス停経由の市バス5系統との組み合わせで、北白川や修学院方面へスムーズに移動出来ます。
 三条京阪駅は、三条通の三条大橋の東詰に位置し、三条通界隈および木屋町通界隈の聖地スポット群への最寄駅です。三条通、木屋町通へは三条大橋を渡って徒歩10分程度で行けます。
 京都市役所前駅は、京都市役所の東隣に位置します。2期第27話「計画!」に登場する京都市役所への最寄駅ですが、また寺町通界隈の聖地スポット群への北からのスタート地点でもあります。
 西端の太秦天神川駅は、嵐電の嵐電天神川駅と連絡しています。2期第4話「修学旅行!」の舞台である嵐山方面への中継ポイントです。松ヶ崎方面エリアからの移動も容易で時間がかからないため、嵐山方面へはこの駅で嵐電に乗り換えた方が、市バスよりも早いです。

 地下鉄の運賃は、最短区間で210円、最長区間で350円です。例えば京都駅から松ヶ崎まで乗ると290円、山科駅から京都市役所前駅までは260円です。距離や時間においては市バスよりも手軽でお得な場合があります。

 お得なチケットとしては、「地下鉄1dayフリーチケット(地下鉄1日乗車券)」があります。600円ですので、地下鉄を三回利用すれば、元がとれます。地下鉄だけで聖地巡礼コースを考える場合は、地下鉄を三回以上利用しますので、このチケットがおすすめです。
 また、バスとの組み合わせチケットとして「京都観光一日(二日)乗車券」があります。これで市バス、京都バス、地下鉄に何回でも乗れる他、優待特典付きのガイドマップが貰えます。一日乗車券は1,200円、二日乗車券は2,000円です。バスと地下鉄を組み合わせて、少しでも多くの聖地を効果的に回ろうとするのであれば、このチケットの方がお得です。

 私のこれまでの巡礼経験からみますと、一日のコースに市バスと地下鉄を組み入れた場合、その平均利用回数は、市バスが三回、地下鉄が二回、でした。その場合は前述のチケットは割高になります。少なくとも市バスに四回以上、地下鉄に三回以上乗る組み合わせでないと、チケットのお得感が出てきません。

 京都市営地下鉄の公式サイトはこちら。普通運賃の早見表はこちら。「地下鉄1dayフリーチケット(地下鉄1日乗車券)」の案内情報はこちら。「京都観光一日(二日)乗車券」の案内情報ははこちら

 次回は、叡山電車について紹介します。 (続く)

 


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