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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く31 その18 「ラリー仕様の戦車です!!」

2019年05月04日 | 大洗巡礼記

 梅原屋さんの展示ガルパンプラモデル戦車の続きです。今回見学のラストは、上図のⅣ号戦車です。前日も見ていて、これ何だろう、Ⅳ号戦車みたいに見えるけどな・・・・、と思っていたのですが、Nさんに聞いてみたところ、Ⅳ号戦車D型で間違いない、との事でした。

 

 ですが、我々が知っている、あんこうチームのⅣ号戦車D型とは、えらく外観が異なります。まず、転輪が銀色に光っています。サイドスカートが付けられています。車外装備品の類が一切見当たりませんので、全体的にスッキリしています。

 

 よく見ると、車外装備品は、全て背面に集められています。左右のテールライトは、戦車というよりスポーツカーのそれみたいに変えられています。気になるのが、車体下に突き出ている二本の排気管です。まるで自動車のそれです。

 

 本来は背面上部についているマフラーも、車体の下にセットされており、二本の排気管もその脇から出ています。自動車みたいな構造です。
 Nさん曰く、「戦車道復活前に、自動車部が先に倉庫のⅣ号を見つけて、勝手に改造してしまったら」というテーマの作品で、戦車を自動車っぽく、しかもラリー仕様に仕上げた、とのことです。

 

 つまり、これでパリ・ダカールラリーに参戦するぞ、ということではなく、Nさん自身がこの戦車に乗って首都高速を200キロで飛ばして白バイ隊に追われたい、ということではなく、単に公道走行の利便性を最優先しての改造、ということだそうです。

 なので、マフラーも排ガス規制対応排気系、だそうです。どこがどうなって、そんなんになるんやねん、と突っ込みたいところですが、これもNさん一流の妄想・・・いや哲学なのでしょう。
 テールライトは自動車レベルのものに改造し、ヘッドライトも同様です。サイドスカートだけでなくバンパーも装備していますが、前面の写真を撮り忘れました。
 さらに低車高化が図られているのですが、ちょっと見ただけでは分かりづらいかもしれません。サイドスカートに半分隠れている起動輪および誘導輪が、通常よりも低い位置にセットされています。実際にこの種の改造をやると、連結式履帯パーツでは不足が生じて対応出来なくなるため、Nさんの作品では珍しいベルト式履帯パーツがそのまま使われています。

 

 とりあえず、今回の展示品見学取材はこれで終了となりました。Nさんによれば、今後もこうした自由自在な発想によるガルパン戦車の作品は製作してゆくとの事で、既にⅣ号戦車フルインテリア、およびマークⅣフルインテリア、などの構想があるそうです。
 それらはいつ頃に見られますか、と聞いたところ、Nさんは「まあ、半年ぐらい後かな」と答えました。色々作る予定があるから、少なくとも半年は待ってくれ、という意味だな、と受け止めました。楽しみです。

 そうすると、次の大洗行きも、それにタイミングを合わせることになりそうだな、と思いました。

 

 13時半頃に、来店する巡礼ファンが増え始めました。たぶん、ガルパン声優陣のトークショーが終わったんだろう、と話していると、お店の方が「星野さん、山梨に行くんだったら、もう今ぐらいから出たほうがいいんじゃない?臨鉄、満員で行列になるからね、時間通りに乗れなくなっちゃうかもよ」と言いました。

 実は、それがずっと気にかかっていて、自身も予定を早めて出発するのが良いかな、と考えていたところでした。それでNさんとも挨拶し握手して、再会を約して出発し、大洗駅へと急ぎました。途中、きらめき通りの海側を振り返ると、上図のように多くの人々が駅に向かって移動中でした。

 

 それで、予定では16時に大洗駅から出発、であったのを2時間早めて、14時前には大洗駅に行けるようにしました。駅前は再開発工事が進んでいました。
 次にここに来る時には、工事も完了して、駅前ロータリーが見違えるようになっているのだろうな、と思いました。

 

 大洗駅に着いたのが13時56分でした。急いで切符を買い、すぐに改札口を通りました。

 

 14時3分発の水戸行きの列車に乗りました。よく見たら、ラッピング車輌の最新型である4号車でした。もちん初めて見ましたが、ゆっくり見物している暇はなく、上図の写真を撮るのがやっとでした。
 そして、発車時には満員に近い状態でした。危惧していた通りでしたが、ダイヤに乱れはまだ出ませんでしたから、幸いでした。

 

 水戸への移動中は、上図の位置に立っていたので、前面連絡用ドアのBC自由学園チームの校章マークを身近に見ることが出来ました。これが今回の海楽フェスタ初見物行における最後のガルパン成分だったかな、と思います。

 水戸駅には14時21分に着きました。すぐにみどりの窓口へ行き、昨日買っておいた切符を一端キャンセルして、二時間早めた列車のそれに変更してもらったうえで、14時52分発の特急に乗りました。

 

 東京駅には、16時14分に着きました。そして中央本線の16時45分発の特急あずさに乗り換え、甲府へ向かいました。

 これで、数えて31度目のガルパン大洗巡礼が終わりました。以後は、ゆるキャン山梨巡礼に移りましたので、続きのレポートはこちらになります。  (了)

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした。 (梅原屋のN)
2019-05-05 04:16:37
長きに渡る詳細なレポート、お疲れ様でした。
イベント中の大洗の混沌っぷりを楽しめたのではないでしょうか?あんこう祭は体感で2倍スゴいです。
ところで、6/23に町内の公民館を借り切ってガルパン模型の展覧会が催されます。移住者モデラー主催による自主企画で、出展者の中にはワンフェスディーラーの方とかも居るようです。半年後と言わず、また足を運んでみられてはいかがでしょうか?
前日の土曜日が沙織誕なので巡礼者の多い週末となることでしょう。興味を持たれたのなら詳細を送ります。
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Unknown (ホシノ)
2019-05-05 20:09:51
労い頂き有難うございます。

公民館を借り切ってガルパン模型の展覧会、というのは初めて聞きました。大洗においては何でもあり、ですね。
興味がありますが、土曜日は基本的に休めませんし、現時点で6月の予定が全く決まっておりませんので、何とも申し上げられず、恐縮です。
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Unknown (イーリス)
2019-05-06 12:05:27
こんにちは
ゆるキャンネタで時々コメントしていましたがガルパンも好きなので巡礼記を拝見しました
特にキャストトークショーがある場合は必ず見ているで、その時の商店街の様子が知れたのは新たな発見でした
歩行者天国の間、何度か商店街を往復していたので、どこかですれ違っていたかもしれませんね
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Unknown (ホシノ)
2019-05-06 20:19:18
イーリス様も大洗海楽フェスタに来ておられたのですね。
当方の商店街散策は北から南へ一回進んだのみで、その後は梅原屋さんに居ました。
もっと時間があればさらにウロウロしていたかもしれませんね。
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