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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

知波単学園 特二式内火艇カミ 作ります!! その6

2020年06月20日 | ガルパン模型制作記

 ステップ5および6では車体上部を組み立てます。ステップ5においてエンジンハッチのJ11がありますが、これは劇中車の通風筒装着状態時のパーツとして通風筒のパーツJ14と組み合わせます。通風筒無しの状態にするには、不要パーツのB6を使用します。

 ステップ6においては、牽引ホールドD4のボルトを内側に向けてセットします。今回の製作ではインテリアを見られるように上下の車体を接着しませんので、D27は上部車体側に取り付けて車体接合時の抑えにします。また起倒式旗竿のB35およびB36は自在に交換出来るように差し込むだけとし、接着しません。

 

 ステップ5の組み立てに入りました。

 

 はじめにエッチングパーツのマフラーカバーを取り付けました。

 

 エンジンデッキの3枚のハッチB7、B8、J11、起動軸点検ハッチB31、燃料タンクハッチD2などは、左右の乗降用ハッチと同じく接着しないで、開閉自在としました。

 

 各ハッチは最初はピットマルチ使用にてはめ込む予定でしたが、逆さまにしても落ちたりしないため、ピットマルチは不要と判断しました。

 

 細かい部品も取り付けてゆきます。起倒式旗竿は、とりあえず劇中車にあわせてガイド指示のB35を選択しました。

 

 ビルジポンプの排水管B25は、排水口が斜め後ろに向くようにセットします。インテリアのほうで自作したビルジポンプの排水管がこの部分に繋がるわけです。

 Sさんの話によれば、海上での作戦行動中において、ビルジポンプの作動チェックが機関兵の基本作業の一つであり、発動機と発電機とビルジポンプを交互に目視で確認するのが任務だったそうです。なにしろ常に微量の浸水があって艇内の床面に海水が溜まるので、ビルジポンプが正常に作動して排水が続いているかどうかが重要だったからです。
 実際には時々排水管が詰まったりしてビルジポンプが止まることがたまにあって、そのときは修理を急ぐ傍らで、手空きの乗員がバケツで海水を外に汲み出したのだそうです。浸水が続けば、艇が沈没してしまうからです。

 

 牽引ホールドD4のボルトを内側に向けてセットしました。

 

 起倒式旗竿のB35です。この部品の詳細については以前の記事で紹介しています。

 

 起倒式旗竿をB36に交換した状態です。この上にもう一本の竿を繋いで固定して軍艦旗を掲げたり、無線用の空中線を張ったりしていたわけです。キットに2種類の起倒式旗竿パーツがあるのは、戦時中の実車の写真などで2種類の形状が確認されるからです。

 パラオに派遣されたSさんの艇は、環が付くB35のタイプだったそうです。そして環が無いB36のタイプはともにマラカルで任務にあたった他の小隊の艇で見たことがあるそうなので、実際には2種類の旗竿が混在していたもののようです。しかし、なぜ2種類の形状があったのかは、Sさんにも分からなかったそうです。  (続く)


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