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町並みを東へ進んで玉川の脇から折れて八橋往還に戻り、東へ進んで「飛鳥」に行きました。Oさんのリクエストによってこの日の昼食をここでとることにしました。私も初めて入るお店でした。
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古民家を利用した食事処ですが、畳の部屋にもテーブルセットを並べて洋風スタイルに替えてあります。座敷として演出していないところに、このお店のポリシーが感じられます。
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注文した料理の配膳が完了し、店員さんがお茶を入れてくれる間、料理の数々を眺めるホシノ。(上画像はOさん提供)
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この時の料理です。確か「天麩羅御膳」だったかと記憶しています。倉吉でこの種の料理をいただくのは、実は今回が初めてでした。20年前に毎週通っていた時期には、牛骨ラーメンか打吹蕎麦か洋食定食もののどれかを食べていたからです。その頃の倉吉には、「飛鳥」のような食事処はまだ有りませんでした。
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この日の宿は、Oさんのリクエストによって三朝温泉に予約してありました。それで午後は三朝温泉に移動することになりましたが、その途中にOさんリクエストの喫茶店「ダイアナ」があるので立ち寄りました。このお店の名物「C.K.P」を食べたいとOさんがかねて希望していたからです。
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早速、店先の春日咲子パネルを撮影するOさん。
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久し振りの「C.K.P」に対面するホシノ。(上画像はOさん提供)
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ちくわパフェだよ、C.K.P!・・・という調子でパクッとノリノリで行けば良いのですが、昼食をとったばかりのOさんには相当の苦行だったようでした。口は喜んでるけどお腹は悲鳴を上げてる、とか何とかボヤキつつも、何とか完食にこぎつけていました。要は、考え方次第ですよ・・・・。
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三朝温泉街を抜けて三仏寺投入堂遥拝所に行きました。道端の東屋に備え付けてある望遠鏡で投入堂を見るホシノ。(上画像はOさん提供)
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大体こんな感じに三仏寺投入堂が望まれました。いつみても奇観としか言いようがありません。断崖絶壁の窪みに建物を押しこむようにして懸造で構築するという発想と情熱と労苦は、凡人の理解を超えています。いかなる契機によってもたらされたのでしょうか。日本一危険な国宝、と形容されているようですが、個人的な実感としては日本一不可解な国宝、という表現を採りたいです。
Oさんは山登りが第一の趣味なので、この奇観の山塊の様相にもかなり魅せられた様子でした。あそこまで登るんですか、いやこれは登ってみたいですねえ、等と話していました。
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夕方に三朝温泉の宿「橋津屋」に入りました。もちろん私も初めてでした。いつもは新街区の「斉木別館」に泊まっていたので、三徳川の南岸の旧街区には、散策でしか入ったことがありません。狭い街路が入り組んでいることも知っていたので、宿がその中にあると分かった途端にまず思ったのは、そこへ車で入れるのか、駐車場はあるのか、の二点でした。
問い合わせたところ、宿の隣に駐車場があるということで、そこまで狭い路地を進みました。その狭さにOさんも少しビビったようでしたが、難なく駐車場に着き、宿の従業員さんの誘導もいただきました。
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いい雰囲気の部屋です。今回の旅程にて最も高級かつ立派な宿でした。三朝温泉の旧街区のやや東側に位置し、元湯のすぐ近くにあります。温泉街の風情の濃さに、これぞ三朝温泉だな、と感心しました。
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しばし寛ぐホシノ。(上画像はOさん提供)
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部屋の窓から見える景色です。建物がひしめき合って並ぶ旧街区の特徴的な景観の一端です。
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元湯の東屋には灯りがともされていました。昔ながらの三朝温泉街の中心地であり、江戸期に現在の状態に整備されたといいます。
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夕食の時間までまだ間があったので、とりあえず温泉街を散歩しますか、ということになり、部屋を出ました。施設内に段差があり、私たちの部屋は一段低い位置にあったようです。廊下の内装も立派で、いかにも元湯近くの伝統的高級旅館といった雰囲気でした。ガルパン大洗でこれに匹敵する施設といえば、「さかなや隠居」ぐらいでしょうか。
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「橋津屋」の外観です。二階部分の三つの窓のうち、一番左が私たちの部屋のそれでした。一段低い位置にあるのが、外から見ても分かりました。 (続く)