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家族のあしあと、時々ソーイング、たまにはゴハン。日常生活のひとこまを。

鮟鱇鍋で、おもいだす

2008-02-10 23:15:35 | 食卓の風景〈副-肉・魚〉
 
アンコウを初めて食したのは10年、いや11年前になるのかな。1月、銚子にて。

当時私は、某メーカーの某営業部に所属。
担当していた米国の取引先からの大量発注を受け、生産ラインに無理を言ってお願いすることになったけど、完全にオーバーキャパ。
結局、お正月休みを返上して、稼働してもらうことになりました。

そこで私も上司と共に、茨城県にある工場を訪問。陣中見舞い。
忙殺される技術者と生産ラインの方々の中で、その場において役立たずな自分を少々情けなく感じたりもしたけれど・・・生産部門の方々の頑張りのおかげで、無事納期内に出荷が完了。
今思い出しても、当時の生産部長や課長の顔が浮かび、何だか気持ちがホロッとなってしまいます。


実はその出張には、上司の厚意により、夫も同行させてもらってました。正月休暇中だった事を考慮してくれたのでしょう。
夫は全く別の職種に就いているとはいえ、その分野においては知識もあったと思うし、興味深かったのではないかな。有意義な社会科見学だったかも。


さて、その日の夕方、工場を後にし、上司が連れて行ってくれたのが、銚子のとある料理屋さん。
そこで、旬のアンコウを初めて口にしたのでした。夫にとっても初めての味。

・・・で、その美味しさにノックアウトされました、夫婦揃って(笑)。

それからというもの、冬になると”アンコウツアー”と称し、茨城方面へ出掛けてました・・・息子が生まれるまでは。
息子誕生後、誤って鍋に手を触れたりしては危険だからと鍋物を避け、アンコウどころではなかったけど、テレビの旅番組を見ると『アンコウ食べたい~』などと思いを募らせてました(笑)。

息子も成長し、ツアーは無理でもイエナベしようとなり、以前も記事にした魚の美味しい隣市のスーパーでアンコウを購入し、昨夜は念願の鮟鱇鍋。

正直言うと、その味は、本場で食べるものには及びません。
だけど、食卓に湯気がたち、季節の材料を使った鍋を囲むのも、美味しいシアワセのカタチだなと思うのでした~。


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↓ほうとうです。撮影は一週間ほど前。
画像では感じられないけど、こちらも湯気でアツアツ。


煮くずれてしまったカボチャの甘さと里いものホクホク感で、身体があたたまる~♪

11、2年前、仕事で行った山梨で食べて、ほうとうを口にするのはその時以来。

時々食べたいなと思ったりしたけど、夫が麺とカボチャとの組み合わせを好まないと言うので、遠慮してました。
でも、毎日寒く、見ても食べても温まるモノを欲していたし、息子に野菜をふんだんに食べてもらおうという思いもあったので、作ってみました。

カボチャと麺、美味しい組み合わせだと思うけどなぁ。

そういえば、山梨でほうとうを食べた時も、鮟鱇鍋デビューさせてくれた上司と一緒でした~。
仕事上では勿論、”食”においても、色々お世話になりました。感謝、感謝!!


*今夜は餃子にしよう♪とスーパーへ行ったのに、売場に餃子の皮の影も形も無い!! 別のスーパーへ行っても、売り切れを詫びる張り紙が揺れるだけ・・・。毒入り冷凍餃子事件の影響で、家庭で手作り傾向なのですね。最近の冷凍食品は美味しくなっているとはいえ、やはり手作り餃子にはかなわないハズ。子供たちは喜ぶだろうなぁ。・・・なんて、思ったりしていると尚更、餃子が食べたくなってしまうのだけど。
 


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