<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

ウッドストックのザ・フー

2005-02-14 14:40:16 | ガルマルの鼻歌で散歩
今日の散歩は、お約束のフニクリフニクラから始めました。しばらく歌ってあきた頃に口ずさんでいたのは、なんかの曲のイントロでした。ところが、なんの曲か全然思い出せなくて、しばらくギターのイントロを口ずさんでいました。そして、曲に入った時になんの歌かやっと気がつきました。

「サマー・タイム・ブルーズ」でした。原作は誰かしら。たしか、エディー・コクランかな。でも、私にとっては、何といってもザ・フーです。いまでこそ、そこそこの人気ですが、私の子供の頃はなかなか生で見る事はできませんでした。真夜中にやっていたトム・ジョーンズ・ショーで歌ったピンボールの魔術師をやっとの思いで見たくらいです。その時のフーときたら、借りてきた猫のようにおとなしくしていました。

だから、ステージが終わるとギターを壊すんだぜなんて聞いていても見た事はありませんでした。自分で想像するしかありませんでした。

そんな時に、ギター壊すシーンを見たのが映画「ウッドストック」でした。1969年のロックコンサートが映画になってやってきたのです。中学生か、高校生の頃です。北海道の田舎の映画館でしたけれど、上映前に館内放送があって、「映画を観ながらリズムに乗って足や手を鳴らしても結構です」なんていってました。

映画は3時間くらいだと思いましたが、始めてみたザ・フーの演奏がすごかった。ピート・タウンゼンドが右手を振り回して左手だけでギターを弾いたり、ロジャー・ダルトリーがマイクの線をもって振り回したり、とにかく、聞いてはいたけれど見た事もなかったものを始めてみたのです。今でも、思い出すと涙が出てきます。もちろん、テン・イヤーズ・アフターのアルビン・リーのギターもすごかったけれど、ザ・フーにはかないません。ぶっ飛ばされました。最後に、ギターを振り回して、アンプにぶつけて壊すのもすごかった。ああ、これが、ロックなんだと思いました。

ドアーズのレイ・マンザレイクがロックはすべてを破壊するといってますが、確かにその通りでした。そんなわけで、フニクリフニクラのあとは、サマータイムブルーズを口ずさんで今日の散歩は終わりです。

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