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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

76日目:ローマ1日目。-イタリアに入国する、その他感動したり、ショックを受けたりする-

2014-08-06 01:32:56 | 旅行
○イタリア入国

3時になんとか起きた。
次の国、イタリアのローマ行きの飛行機が6時15分発なので、3時35分に宿に迎えが来るという空港送迎サービスを前日に申し込んでおいた。
ちなみに送迎サービスは5ユーロで、15トルコリラだった。
10分くらい遅れてバンが到着した。バンにはまあまあ人が乗っていた。
そこから他にも何件か宿を回ったが、全員乗客を乗せた時には4時を過ぎていた。空港には2時間前には最低着いた方がいいと言われていたので、これ結構遅れるな~と不安に思っていたら、バンはかなり飛ばして、普通に20分には空港に着くことが出来た。思ったより空港まで近かったようだ。

そんなんで空港に着いてチェックイン。今回使った航空会社はアリタリア航空と言う会社だった。ちなみに値段は約20000円だった。
飛行機に乗ったが、恐ろしい程に席が空いていた。乗車率は3割くらいだったと思う。こんな空席があるのに良く飛行機が飛ばせるなあと思った。
飛行機のサービスはヒドいというか、自分はほぼ寝ていたのでそこまで気にしなかったが、ドリンクは一回も注ぎに来てくれなかったと思う。
なんか結構スタッフの方がヤル気の無い感じだった。
空席率が高いからヤル気が無いのか、ヤル気が無いから人気がないのかあまり分からなかった。

6時15分に出発した飛行機は2時間半くらいでローマのフィウミチーノ空港に着いた。
結構周りは田舎の感じの空港だった。ちなみにトルコからは1時間の時差があるので、現地時間は7時45分くらいに着いた。
このイタリアで日本との時差は7時間。さすがに結構時差がついてしまった。
空港から、バスに乗ってローマの中心の駅、「テルミニ駅」に向かった。ちなみに料金は5ユーロでかなり良心的な価格だった。
ユーロは前にギリシャに行った時におつりをユーロでもらっていたので、空港では両替せずそれを使った。


○イタリアのピザに感動し、ヨーロッパの物価の高さにおったまげる

んで9時半くらいにはテルミニ駅に着いたと思う。
ローマに来たということだが、テルミニ駅の周りを見渡した感じではあまりローマっぽくなかった。
そんなんでまずは現在位置の把握から。近くに通りの名前が書いてあったので、現在位置と、これから行く宿の方向は問題なく把握することが出来た。


イタリアに降り立つ


ローマのテルミニ駅


テルミニ駅前


テルミニ駅前の通り


ちなみに宿は事前に予約を取っており、韓国宿の「フルハウス」という所にした。
なんかネットを見る限り、かなりオススメの宿らしい。eメールを何度かやり取りして予約を取ることができた。
そんなんで、フルハウスに向かったが、フルハウスの地図とかは手違いによりネットでダウンロード出来なかったので、それっぽい方向に行けば看板やら何やらが見つかるだろうと思って前に地図で見た方向に向かっていった。

そしたら全然見つからない!!というかローマには宿の看板なんてものはなかった。
なんかローマの景観を損ねてはいけないかのように、マンションやビルディングの所には全く宣伝の看板などというのはなかった。
それっぽい所に看板くらいあるだろうと思ってたので、看板もなければどこにもホテルの名前が書いていないので、全くホテルを探すことが出来なかった。

4年くらい前に、バルセロナに一人で行って、そこで深夜に空港に到着し宿に向かったが、そこでもまったく看板らしきものはなく、初日から深夜にバルセロナの街に投げ出されてとても怖い思いをした思い出があるが、ローマでも同じことが起こった。
今回は昼間の到着なので、バルセロナの状況よりかは全然良かったのだが、まさかローマでも宿の看板が全く見つからないとは思っていなかった。

大まかな位置だけを把握していたので、もうこの状況では宿を探せないと思い、どこかwifiのあるレストランを探し、そこでネットにつなげて宿の位置を調べることにした。
そんなんで、駅のATMでユーロを引き出し、wifiが使えそうなレストランを探した。そしたらすぐに見つかった。
値段を見ると、ピッツァ・マルゲリータが6.5ユーロ。まあまあ安いのかな?と思いそこにし、一応コーヒーも頼んだ。

んでイタリアに来ての初めてのピザとご対面することになった。
そしたらデカデカとまん丸の1枚のピザが出て来た。まさかここまで大きいとはとちょっと驚いた。
それもすごい適当な感じに、チーズとトマトソースしかかかっていないシンプルすぎるピザ。まあこれがマルゲリータなんだろう。
この量食えるのか・・・?と思って食べてみた。


ご対面したピザ


そしたら。。。
ゥンまああ~いっ!!
だった。
普通にうまい。量が多いかと思いきやスイスイ食べてしまう!
これが本場のピザですかぁ~~~~止まらない!!止まらないヨォ~~~~
と、あっという間に食べてしまった。結構最後はお腹いっぱいになったが。ちなみに耳を若干残しました・・・
見た目はシンプルすぎるとは言え、とてもうまい!!やはり本場のピザはここまでの味なのか!?と思い、イタリアのピザのうまさにまずは感動しました。

そんなんで、ネットでフルハウスの場所も分かり、いざ会計をすると、ピザとコーヒーで9ユーロが、実は15%のサービス税が付き、結局10.35ユーロになった。
結構かかったなと思い、会計を済ませ、その後日本円に換算して計算してみた。
そしたらなんと!1500円!!!!!!

高い!高すぎるよぉ~~~!!と朝から腰を抜かしました。(嘘)
まさか朝から1500円も使ってしまうとは!!どんだけセレブなんだよ!!
今までの一生で一度も朝から1500円も使ったことないよ!マジでなんだこの痛すぎる出費は!!
イタリア、いやヨーロッパまじで恐るべし!!ユーロの物価高すぎる!!!
トルコに入った時でさえめちゃくちゃ物価高いと思ったのに、そのトルコの物価を圧倒的にぶっちぎるイタリア!
まじで、この物価上昇に全く付いていけません。これからの旅どうしよう・・・とかなり不安になりました。。。


○宿探しに本当に苦労する

そんな金銭的な問題は一応後回しにして、まずは朝から色々疲れているので落ち着こうと、宿探しの続きをすることにした。
んで、地図に書いてあった通りの所に行く。
看板などは出ていないので、それっぽい扉のある所の表札をみたら・・・あった。表札の中の一つに「フルハウス」って書いてある。
んでブザーがあるので押してみる。。。。ブザー、鳴らない。

ここに来て壊れているブザーなんてあるのかと思い、何回か押してみるが、本当に鳴らない。
そんな中、中から扉が開いた!住人の方が出て来てくれたのだった。
そんなんで、無許可(笑)でマンションの中に侵入し、フルハウスを探したのであった。

んで上の階からずっとそれっぽい表札を探すのだが、今度は扉の前に「フルハウス」の表札がない!!
どんだけ辿り着きにくい宿なんだよ!!!って思って、いままでこんなに宿探しに苦労したことはなかった。
そして結局扉の前の表札を見てもフルハウスを見つけられず・・・

郵便ポストに部屋番号が書いてあるはずだと下に下りてみてみるも、番号が書いてない!
外の表札に番号が書いてあるはずと思って見てみるも、番号は書いてあったが、表札の番号と中の部屋番号が全然違う!!
何だコレ!?どこまで旅行者をおちょくっているんだ!?と思い、ホントに腹が立ってきた。

結局住人の方にフルハウスどこですか?と聞いたら4階と言われ、4階に行ってみるも表札がないので、これか!?と思ってブザーを鳴らしたら何とやっとそこがフルハウスだった!!
最後のマンションを見つけてからが本当に苦労した。。。まじでこんなことは初めてでこれもカルチャーショックなのか、本当にショックを受けた。バルセロナの宿でもさすがに扉の前に表札はあったよ・・・
ホームページには、テルミニ駅から連絡をくれれば迎えに行きますと書いてあったが、こういうことだったのか。。。と思った。
でもイタリアからの電話の使い方とかけ方が分からないしなあ。と思って、なんか一番手間のかかるやり方で宿に着いたっぽいです(笑)

でも宿はとてもきれいで、スタッフの方もとても気さくな方で、本当にいい宿だった。
ドミトリーで同室になった韓国人のヒョンウーさんにブザー鳴らないんだけどどうしてるの?と聞いたら、ダブルクリックで鳴るらしい(笑)
てかダブルクリックって(^_^;)そんな微妙な押し方が必要なの?と思って本当によく分からないイタリアの文化だった。
ちなみに色々な意味で疲れた身体を休めてたら、宿の人がスイカを持って来てくれて、ありがたく頂きました。


フルハウスのマンションにあった手動式のエレベーター


もう一つ。このレトロ感がかなり好き



○ローマをちょっと観光する

その後、13時くらいから観光に出かける。
まずはテルミニ駅の周りを見て、その近くにある、「サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会」という所に行った。
中に入ったら雰囲気がとてもすごく、飾られている彫刻や絵画がかなり迫力があって驚いた。
イタリアの教会はこんな感じなのか・・・と思い、その威厳にひたすら感心した。


サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会。名前が長い


サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会の前の交差点


サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会の中


サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会の絵画


サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会の彫刻。何やらスゴい。


サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会の天井


その後、道に迷ったりウロウロしながら、「マッシモ宮」という美術館を観に行った。ちなみに入場料がかかり、7ユーロだった。
美術館の類は自分はあまり得意じゃないのだが、地球の歩き方に星が3つの必見!というマークが書いてあったので行ってみることにした。
そしたらあまり得意じゃない自分でも結構楽しく見れた。マッシモ宮は4階層の美術館で中が結構広く、ゆっくり見るとそれこそ半日はかかると思う。
いい感じの彫刻とかを見て、自分は1時間くらいでマッシモ宮を後にした。


マッシモ宮に展示してあったなんかどっかで見たことあるような彫刻


別アングルから


その後、昼ご飯の店を探して6ユーローのパスタを食べた。イタリアのパスタは思ったより普通で、量も多くなかった。そこなちょっと残念だった。
スーパーマーケットなどにも行って色々物色したりもするも、17時くらいに「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂」とう所に行く。
ここもかなり有名な観光名所だけあって、とても迫力があった。教会は入場料が無料なので行きやすいです。


イタリアに来て初めて食べたパスタ


スーパーマーケットのチーズ


このチーズの種類!日本では見られない光景である


色々内部の宗教がとか彫刻を見ていたが、こういった堂々たる教会などに入って、そこにいる祈りを捧げている人たちを見ると、「信仰」ってなんなんだろうと思う。
キリスト教を信じていると幸せになれるのだろうか?そもそも宗教を信じていると幸せになれるのだろうか?宗教が戦争を生み出し、人を迫害することなんで今までに往々としてあっただろう。

宗教は人を殺し、戦争もする、それでもその宗教を信じている人は幸せになれるのだろうか?逆に迫害され、殺された人は幸せなのだろうか?
信仰に人生を捧げた敬虔なクリスチャンやムスリムはどういう人生を送るのだろうか?様々な戒律や掟に縛られて生きて、その人は幸せな人生が送れたといえるのだろうか?
宗教の正しさがよく分からなかったりする。人の幸せ、それは宗教に寄り添って生きることでもないような気がするのだが・・・

信仰があるとすごいのか、それともどうでもいいことなのかそれはよく分からない。
でも自分は今の信仰心もあったりなかったりする、今のこのニュートラルな状態で十分幸せに生きられていると思う。
なんか答えは全然出ないが、なんかそういったことを色々考えたりもしていました。


サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂


大聖堂の内部


大聖堂の壁画


大聖堂のステンドグラス


大聖堂ではミサが行われていた


夕食に食べたサラミのピッツァ。右のボールペンは大きさの比較用である


その後は宿に戻ってダラダラしつつ、色々明日の予定とかを色々計画したりしていた。
イタリア1日目、あまり多くの場所を観光できなかったが、明日から本腰を入れて観光していきたいと思う。
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