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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

南ア旅行後:南ア旅行後の感想。

2015-10-04 23:14:08 | 旅行
南アフリカ旅行を振り返っての感想をいくつか書きたいと思う。

○治安について
daigoが住んでいるヨハネスブルグは世界でも上位に入るほどの治安が悪い都市ということで有名である。
しかしdaigoに怖い目にあったかと聞いてみたところ、彼はそんなにそういった体験はないらしい。
知り合いが銃を突きつけられたとかの話は結構あるらしいが・・・
事件といえば最近携帯電話の盗難に合っていたようだった。。。

daigoはサントン(Sandton)という、南アフリカの中でも最高級の住宅地に住んでおり、そこはかなり治安がよいようだった。
もちろん家もセキュリティがバッチリで、変な輩は入ってこなくなっており、そこら辺に日本から転勤してきた人たちが住んでいるようだった。
でも断水や停電はちょいちょいあるらしい。(笑)

彼の話によると日本よりかはヨハネスブルグの方が過ごしやすいと言っていた。
黒人はかなり気さくで、いつでも話しかけてくる。そして仕事をしている上でもかなりズボラらしい。
日本の細かいところがあまり好きではないようで、南アフリカにいた方が楽だとかそういう話をしていた。

自分もトイレに入った時にトイレの清掃をしていた黒人にHelloといきなり話かけられ、How Are You?と言われた。
自分は最初身構えてしまったが、こういう呼びかけは南アの社会では全然普通らしい。
1日目に黒人街のsowetoに行ったのだが、そこに住んでいる黒人の人たちは暗い顔をしている人は全然いなかった。
あばら家に住んでいる人も、それなりに楽しく、笑顔だった。そして旅行者の自分たちに気さくに話しかけてくれた。
彼らの笑顔やポジティブな考え方を日本人も見習った方が人生楽しく生きられると思う。

ちょっと話が逸れてしまったが、旅行の6日目くらいに、そのサントンからヨハネスブルグの中心地?をドライブしてもらった。
そこはやはり犯罪の巣窟?かは分からないが、やはり黒人が多く、かなり怖かった。
割れている窓ガラスのビルが結構あり、街中は瓦礫などが積み重なっているところがあり、ちょっとした通りは本当に入れないくらいに怖い雰囲気が漂っていた。

自分はdaigoという知り合いがいて、全てをアレンジしてもらったので、こんなに楽しく旅行を楽しむことができたが、もしバックパッカーで一人で来ていたら本当に怖いし、何か事件に巻き込まれているんじゃないかと思う。
そんなんで、やはり旅行中はバックパッカーらしき旅行者は皆無だった。そもそも日本人に全然会わなかった。
なので、やはり治安が悪いというのは嘘ではないだろうし、この都市にバックパッカーが行くのは本当にオススメできないと思った。


○お金について

お金は今回は全てdaigoに任せていた。
レストランの支払いやチップ(南アにはチップの習慣がある)、宿泊費、飛行機代、お土産代など、全てdaigoに払ってもらい、自分とゲル氏は後で日本円で請求してもらうというやり方だった。
なので、自分は日本円と南アのランドとのレートをあまり知らないし、ランドの通貨も全然扱わなかった。
最初に小遣い用として300ランドと3000円換金してもらっただけで、本当にお金の管理とは無縁の旅行だった。

ちなみにレートは100円=10R(ランド)と考えると簡単に計算できる。
現在は日本円の方がちょっと高いので、上記のレートだとお釣りが来るくらいであったので、すごく計算しやすかった。

そんなんで、物価は日本とあまり変わらないという印象だった。
コーラは8Rくらい?だったかな?コーヒーとかカフェラテとかは22Rくらいだった。
お菓子やアイスも簡単な感じので10Rとかで、普通にいい感じのレストランに行って300Rくらいだったので、本当に日本とあまり変わらない。

しかし、daigoの話に夜と、彼の勤務している工場で一番もらっている人の給料は9万円くらいらしい。
日本と同じくらいの物価で月9万でやっていけるのか?と思う。
そう言ったところで、やはり格差というのはめちゃくちゃあるというのを感じた。
格差が大きいからヨハネスブルグの中心地は結構ヤバ目の治安で、犯罪も多くなっているのだろうと思う。
南アは経済的には先進国に近づいているようだが、その一方で歪みというものが大きくあるのだろうと思う。


○食事について

南アの食事は基本肉だった。
レストランに行くと、やはり肉料理がメインである。でも魚料理もあり、イカやエビや牡蠣などが有名であるようだった。
そしてどれもボリュームが大きく、毎回レストランに行くたびに、もう食べれないくらいにお腹いっぱいに詰め込み、苦しいと言いながら帰ってきた。。。

毎日肉と魚だけではさすがに飽きる。麺類などのスープ系の食事も食べたかったが、南アではそういった食事はほぼないとのこと。
軽く食べることができない食事が多かったので、本当にそこはきつかったです。
周りで食べる黒人の食事の量が多いこと・・・
こんなボリュームのものを毎日食べてるから、太った人が結構いるんだなあと納得した。

海外旅行に行って毎回感じるが、やっぱり日本の料理が一番だと思うし、本当に世界に誇れるおいしさだと思う。


○言語について

南アフリカは英語が普通に話されていた。
色々言語はあるらしいが、全員英語のやりとりを行っており、daigoは普通に聞き取りはできるが、話す時に言葉がうまくでてこないと言っていた。
そんなことを言ってても全然日常会話をこなす彼に驚いた。
サファリに行った時に、一緒のサファリカーで同行した2つの家族とレンジャーの人でディナーをとったが、全然会話に参加することができなかった。

和気藹々と話す彼らをとてもうらやましく思ったし、英語ができないことに情けないと思った。
これからはやはり英語を真剣に学ぼう!と思ったが、日本に帰ってきて当時の想いが薄れてきました。。。
前回の海外旅行の時もそう思っていたのだが、全然変わらないなと思った。


○気候について

南アの旅行中はとても天気が良く、本当にありがたかった。
南半球の南アはついこの前冬が終わったらしく、自分が旅行した時は春の気候であった。
外の気温は昼間は28度くらいになったでしょうか?全然半袖でもいられるくらいの気持ちいい気候だった。
でも朝や夜はそれなりに寒かった。

南アは日が出るとすぐに暖かくなるらしい。
でも冬はなかなか寒く、0度くらいになる日もあるとのこと。
南アの住居は暑さに強く作られているらしく、30度以上に気温が上がる夏でもクーラーとかは全くいらず、家の中はとても快適に過ごせるらしいが、冬は逆にとても寒くなってしまうらしい。冬は家の中でもストーブが焚かれている一箇所にいるしかないと言っていた。
そんなんで、気候的にちょうどいい時期に旅行ができて本当に良かったです。


感想としては以上でしょうか?
南アに実際に行って、今まで持っていた南アフリカのイメージというのが完全に覆された。
住むところによっては本当に住みやすいし、人も気さくだし、全然不自由なく暮らすことができるんだな~と思った。
日本からは本当に遠いが、今度は近くの近隣諸国もまだまだ見所はいっぱいあるらしいし、自分が行った以上のガチのサファリというのもあるらしいので、そういった所に行くのもいいなあと思った。


今回の南ア旅行は最初から最後まで本当に楽しかった。
気にしていた事故などもなく、何も盗られることなく、五体満足で無事に日本に帰ってくることができた。
旅行全てをアレンジしてくれたdaigo夫妻には本当に感謝である。
南アでは結構なVIP待遇の旅行ができ、滅多にできない経験ができて、1年ぶりの海外旅行も本当に楽しかったし、とても有意義なシルバーウィークを過ごすことができた。

daigoがいつ日本に帰ってくるかはまだ未定のようだが、daigoがいるうちに機会があったらまた是非行きたいし、お世話になりたいなあと思いました。

そんなんで南ア旅行の日記は以上☆
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