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ガメラ:文化庁映画週間シンポジウム関連情報 2015/10/26

2015-10-26 17:00:00 | ガメラ
 本日四本目の更新です。一本目「 第4週のフィギュア情報 」はこちら
二本目「 第4週の小ネタ 」にはこちらから。
三本目「 東京国際映画祭でガメラ4作上映 /10/26 」は、こちらより。

第28回 東京国際映画祭 の会期に併せて10月22日~25日に開催された、文化庁主催の映画シンポジウムに金子修介監督とKADOKAWAの井上伸一郎専務が登壇。
大怪獣決闘が上映されたそうです。

第12回文化庁映画週間 シンポジウムーMOVIE CAMPUSー
http://bunka-cho-filmweek.jp/symposium.html

 会場:神楽座(千代田区、KADOKAWA 富士見ビル 1 階)
 10月24日(土) 
[第一部]17:30〜 シンポジウム『怪獣からKAIJUへ』
[第二部]19:30〜 上映『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(冒頭「ガメラ」生誕50周年特別映像の上映あり)
 
  ゲスト: 大森一樹(映画監督/大阪芸術大学芸術学部映像学科長)
       金子修介(映画監督)
       富山省吾(日本アカデミー賞協会 事務局長/前 株式会社東宝映画 取締役社長/プロデューサー)
  司会:  井上伸一郎(株式会社KADOKAWA 代表取締役専務 執行役員)


 拙Blogでは、「 8月第1週の小ネタ 」以来のご紹介となります。
Twitterより、シンポジウムの参加記録:
大沢 南 @osawaminami
https://twitter.com/osawaminami/
さん、10月24日 17:20のTweet より、
https://twitter.com/osawaminami/status/657834034119053312
「 KADOKAWA富士見ビル、神楽座なう 」
 シンポジウムのプログラムと入場整理券をパチリ。

 10月24日 19:24のTweet より、
https://twitter.com/osawaminami/status/657865329201184768
「 シンポジウムは金子修介監督がムードメーカーになって、爆笑の連続、流石「宇野鴻一郎の濡れて打つ」監督!ゴジラのキャラクター作り、スター性、そしてファミリーピクチャーとしての立ち位置とか改めて考えたい。大森一樹監督はシンゴジラのファミリーピクチャー性疑問視(笑) 」

 10月24日 19:30のTweet より、
https://twitter.com/osawaminami/status/657865329201184768
「 ゴジラは30本撮った映画のうちの二本であるがもう居直りで、俺はゴジラ映画撮ったと言えば世界中で高待遇。飯塚定雄(映画功労者)が俺はキングギドラ(次回ギャレゴジ出演)の光線描いたといったら世界中で高待遇。ゴジラは偉大なスター。 」

 10月24日 21:28のTweet より、
https://twitter.com/osawaminami/status/657896418321891328
「 しかし、KADOKAWAの専務も海千山千の監督やプロデューサー使っていかねばならないのだから大変だな!と思いました!! 」

 10月24日 22:11のTweet より、
 大怪獣決闘鑑賞後、
「 文芸座地下で見たときは、虹が虹でない退色小豆クロームな映像であったからこのリマスター版で初めてあの虹を体験。バルゴン目が可愛い。色々辻褄合わないのを江波杏子の熱演でカバーしてる 」

 10月24日.22:55のTweet より、
https://twitter.com/osawaminami/status/657908247416799232
「 アナログ対デジタルの怪獣対KAIJUな講演の後で見たからアナログの苦労が忍ばれる。神戸で暴れるバルゴン、川の前で冷凍光線吐くと川面に氷がさっとはる演出、手法やタイミングの苦労が大変だったろう。重たそうなバルゴンの頭を操演するのも。 」

 10月25日 14:20のTweet より、
https://twitter.com/osawaminami/status/658152356572360704
「 今見ると高橋二三脚本の人間ドラマに目が行く。悪党のアジトは大阪の花街でいつも悪事のバックに琴の音がして、奥さん達はしっか
り夜の和服、言い訳は戦没者慰霊と当時の社会情勢はシッカリ盛り込んだ中で欲がうずまくバルゴンワールド。寧ろバルゴンは連れて来られた被害者。 」


報道記事から:
アニメ!アニメ!
http://animeanime.jp/
2015年10月26日付け記事より、
シンポジウム「怪獣からKAIJUへ」レポート 金子修介、大森一樹、富山省吾が登壇 【写真あり】
http://animeanime.jp/article/2015/10/26/25436.html
「 海外でも脚光を浴びる日本の怪獣について、様々な角度から議論を繰り広げた。 」
ゲストの3氏それぞれの、監督作品を通じた怪獣映画への思いについての発言を収録。
また2016年に夏公開予定の『シン・ゴジラ』についてのコメントもございます。


―――ここから、11月6日の追加分です。―――
 拙Blogでのご紹介は、「開田裕治さん、角川大映スタジオでイベント 13/02/14 」以来となります。
シンポジウム当日の速報:
昭和35年生まれのアニメファンのブログ
http://blog.zaq.ne.jp/anime/
さん、10月24日の更新。
飯田橋でKAIJU 【写真あり】
http://blog.zaq.ne.jp/anime/article/714/
 第12回文化庁映画週間のシンポジウム『怪獣からKAIJUへ』にご参加。
広告チラシのお写真を掲載されてます。
「 モデレーターは株式会社KADOKAWA代表取締役の井上伸一郎さんで、幼稚園の頃『三大怪獣』を見たが、今日は3人のゲストに対してモスラ的な役をやりたいとおっしゃっていました。
井上さんは元ラポートで「アニメック」を編集をしてた㏋さんですから、年季の入ったオタクなんですよね~。
ゲストは金子修介監督と大森一樹監督、富山省吾プロデューサーでした。 」
 ゲストお三方の発言を、各々4~5項ずつまとめて掲載。会場でのゲスト・モデレーター集合写真もございました。
第二部の「大怪獣決闘」上映会には不参加、との由。


―――ここから、10月27日の追加分です。―――
 Toggeterでまとめ
ガメラ映画文書館(@Gamera_bot)さんのまとめ (25)
http://togetter.com/id/Gamera_bot
2015年10月26日の更新。
「ガメラ」5作上映、シンポジウム、レッドカーペット
http://togetter.com/li/891406
「 10月22日(木)~10月31日(土) 第28回 東京国際映画祭
  2015 10月22日(木)~10月25日(日)  第12回 文化庁映画週間 」
24日から25日の週末、都内各所で行われたガメラ関連の3イベントについて
発言・写真・動画など、約150Tweetのまとめを掲載されてます。


 ―――ここから、10月30日の追加分です。―――
キネマのマ ~ りゃんひさ 映画レビューなどなど
http://ryanhisa-blog.at.webry.info/
さん、10月29日の更新。
『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』:シンポジウムの内容もご紹介 @文化庁映画週間 【写真あり】
http://ryanhisa-blog.at.webry.info/201510/article_19.html
 写真は大怪獣DVD(デジタルリマスター版)のカバーが1枚。
怪獣世代には見逃せない企画!という事で、映画週刊シンポジウム『怪獣からKAIJUへ』と大怪獣決闘の上映会に参加してきた。まずは映画のご感想から。
対バルゴン作戦は珍奇なところもあったけど、バルゴンの生態に対して辻褄はあっており、なかなか工夫されていた。怪獣対決も四足怪獣対四足怪獣とあまり映画で観ないタイプの激突。着ぐるみには重量感もあって迫力充分。長尺ながら愉しめました。
記事の後半は、シンポジウムの記録となっております。
「 プロデューサーの富山省吾は、さすがにビジネスマンらしさを感じるものでした。
つまり、日本映画の怪獣の出自を分析するとともに、ゴジラ映画が世界でヒットしたのはハリウッドと巧みにビジネスができたからだと結論づけていました。
これに対して、金子修介監督、大森一樹監督のおふたりはかなり個性的。
ですが、タイプがまるっきり異なります。
金子修介監督は、自分の作品とその世界観を大切にするアーティスト(芸術家肌)。
大森一樹監督は、どんな題材でも巧みに水準以上に仕上げるクラフトマン(職人肌)。
それが如実にわかるものとして、大森監督が次のように発言していました。 」
 金子監督の「怪獣映画に美少女を登場させる」発言に対し大森監督が、「ゴジラはスター映画のファミリーピクチャなので、そこに少女のエロティシズムは要らんのよ」と発言されたとか。
また3氏の「シン・ゴジラ」に対する発言や、金子監督の「GAMERA記念映像」についての指摘などを記載されてます。


―――ここから、11月2日の追加分です。―――
 シンポジウム詳細レポ:
私の中の見えない炎
http://ayamekareihikagami.hateblo.jp/
さん、10月30日の更新で3題。
金子修介 × 大森一樹 × 富山省吾 トークショー“怪獣からKAIJUへ” レポート (1) 【写真あり】
http://ayamekareihikagami.hateblo.jp/entry/2015/10/30/213622
飯田橋の神楽座にて開催された、文化庁主催のシンポジウム『怪獣からKAIJUへ』トークショーの起し記事です。 会場前の掲示プログラムのお写真を掲載。
「 金子修介監督、大森一樹監督、富山省吾プロデューサーが登壇。モデレーターは井上伸一郎・KADOKAWA代表取締役専務が務める
(以下のレポはメモと怪しい記憶頼りですので、実際と異なる言い回しや整理してしまっている部分もございます。ご了承ください)。 」
 第一回は3氏の登壇シーンから、各々の経歴紹介(作品へリンク付き)を挟んで、
金子監督の緒言から作品上映(『少女は異世界で戦った』(2014)の導入部)前後のトークまで。

金子修介 × 大森一樹 × 富山省吾 トークショー“怪獣からKAIJUへ” レポート (2) 【写真あり】
http://ayamekareihikagami.hateblo.jp/entry/2015/10/30/213630
 続いて第二回では、「少女は異世界で戦った」への作品リンクを置いて、
金子監督の「怪獣映画と美少女論議」から、大森監督の怪獣映画通史へバトンタッチ。
ゴジラ映画を監督したというと、世界中でリスペクトされる件など。
「 怪獣映画の歴史という長いストロークの中で、怪獣からKaijyuになっていった。『サンダ対ガイラ』(1966)の海外版ではgigantと言ったけど、『パシフィック・リム』(2013)からKAIJUになって。ぼくの中の怪獣というと、アナログでスーツアクターが入って動くのが伝統芸。歌舞伎みたいにすごい衣装をつけてやる、という。アメリカ版ゴジラは全部CGで、怪獣じゃないんじゃないかな。」
 スーツ怪獣映画の伝統は、大阪芸大で密やかに継承されてる、と語って、
富山氏の怪獣考察論議へとバトンタッチ。

金子修介 × 大森一樹 × 富山省吾 トークショー“怪獣からKAIJUへ” レポート (3) 【写真あり】
http://ayamekareihikagami.hateblo.jp/entry/2015/10/30/213632
 邦画特撮界の『怪獣』と、ハリウッド発のモンスター・KAIJU達との相違点を、思想面・造形面・撮影手法から経済的な背景まで含めて考案。
その後、井上氏の司会によるパネルトークの模様を書き起しで掲載されてます。


 ―――ここから、11月10日の追加分です。―――
 金子修介監督、公式Blogでシンポジウムを振り返る:
金子修介の雑記 "Essay"
http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/
さん、11月8日の更新。
時節柄、ゴジラ・ガメラ関係で呼ばれる
http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/archives/51510197.html
 11月3日のゴジラ記念日に、「ゴジラ誕生祭」が企画されたり東京映画祭関連で怪獣シンポジウムが開催されたりとイベントが多いので。
「 樋口サンが現場をやってるんで僕を呼んで「何を言ってくれるんだろう」という怪獣ファンたちの目が爛々としているので、サービス精神をつい発揮してしまい、シンポジウムでは「ゴジラとガメラ両方を監督されて、どんな事を思われていますか?」というガメラを準備しているらしいKADOKAWAの井上さんの質問に「…やっぱりゴジラの方が人気があるってことですかね」と言って笑いを取ったが、その時ふと思ったのは、怪獣が日本で大発生したのは「戦争しないと決めた国だったから」ではないか、ということだった。 」
 敗戦国である日本では威勢の良い戦争映画は作れないので、怪獣と戦う怪獣映画が娯楽的に発展したのではないか。と文化人類学的?に考案。

 ――― 追加分は、以上です。―――


本日は、あと1本更新の予定です。

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1 コメント

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ありがとうございます。 (ななら)
2015-10-26 19:28:14
トラックバックありがとうございます。
時々拝見させて頂いたので光栄です。

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