銀城歌劇団楽屋日記

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レビューオブ「アトム 未来派 NO・9」・弐

2016年10月06日 22時53分16秒 | BUCK-TICK
ども。今日も昨日のNEWアルバムの感想の続きなのですが、ここで訂正を一つ。前々回の「PHY」の記事にて「楽器隊はストライプで統一しているのにあっちゃんだけフリル」と書いたが、よく見るとあっちゃんのスーツもストライプでしたわ(白×黒じゃないから気付かなかった)。あとよく見ると今井先生のインナーもフリルだったわ・・・色々とカン違いしてすみませんでした

6 BOY septem peccata mortaria

前作「或アナ」の「DNE」の系譜に連なるテクノロックナンバー。櫻井敦司お得意のトラウマ系ナンバーの中では珍しくポップな一方、ボクちゃん言葉で甘ったれた歌い方が気持ち悪いって意見もあるが、私は割と敦のバックグランドとは切り離して聞く事が出来たな~。「無題」よりは気楽に

理由は曲調が80年代っぽいからっつーか、頭の中に浮かんだのはテクノカット(後頭部を刈り上げた坊ちゃん刈りみたいな奴)&眼鏡をかけて半ズボン姿の兄ちゃんが錯乱してよだれ垂らしているイメージ。最近缶コーヒーの「FIRE」のCMに起用された坂本龍一氏っぽいつーか・・・(教授ごめん!)

7 樹海 

ジャンジャカジャカジャカ~♪と始まりと終わりのギターソロがとにかくカッコいい一曲。エレキ魂炸裂って感じで、ドヤってるヒデの顔が目に浮かぶわ~

それにしてもコレと言い「密室」「女神」「空蝉」と熟語タイトルのヒデ曲はまともな男女関係及び人を歌った物が無い様な・・・「何度でも汚す 汚され愛す」って。壮絶

8 THE SEASIDE STORY

これも今回お気に入りの曲。BUCK-TICKはロックにラップに民族音楽にダンスミュージックとあらゆるジャンルの音楽を貪欲に取り入れ、やってないのは演歌ぐらいなのではと思ってたらやってくれました!サビの「空 永遠 命」の歌い方なんてマジで演歌のこぶし回しだし

「PHY」にて今井先生が「ピンキーとキラーズみたいな」と言ってたのには思わず納得っつーか、丁度コラボカフェ行った日の朝のラジオに今 陽子氏がゲストで出ていて代表曲の「恋の季節」もOAされたんだけど、Aメロの歌い出しからモロに「忘れられないのぉ~」のメロと被るんだよな

サビの「キラ×3」の最後の部分をわざと伸ばして歌っているのは太陽(朝日)に殺されると言う暗示なのかもな・・・キラー

9 FUTURE SONG -未来が通る-

昭和歌謡の次はラップ・・・サビの歌詞を雑誌で先行して見た感じではなんか男性言葉でリスナーを鼓舞する今どきの女性アイドルソングっぽいなーっと思っていたのだが、実際に聞いたらおしつけがましさを感じさせずクールで淡々とした歌い方だったのでサラリと聞けるのがいいなと

サモトラケのニケと言えば「聖闘士星矢」に出てきたアテナ像の手のひらに乗ってた首のない天使みたいなアレだよな(ちなみにスポーツメーカーの「NIKE」のブランド名はこれが元ネタでチェックマークみたいな意匠はニケの翼がモチーフ)

今日は、ここまで

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