![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/2f/00eceae9d792922ca250764059c9684b.jpg)
今年も庭にアシナガバチが巣を作りにやってきました。
一枚目の写真は、去年の秋に巣立った
冬眠前の幼い女王バチです。
4月になって、虫の姿を見かけるようになると
洗濯ものを干しに出たついでに、庭をウロウロして
アシナガバチを探します。
特に水のある場所、水まきしたあとの葉っぱの上とか
ヒシを育てている鉢の水草などは必見ポイントです。
アシナガバチは、水分を補給するとその後は
必ずと言っていいくらい巣に戻るので
水辺から飛んで行く後を走って追いかけ
巣の在りかを見つけ出します(^m^)
この子はよその子だったみたいで、庭の外へ飛んで行きました。
でも、うちの庭が昆虫の水飲み場になるのは嬉しいことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2e/0c6308c7263b1d36004e1d6cabe84e96.jpg)
4月中旬、草取りをしていたら
私の横をブーンと通り過ぎて、目の前のプランタースタンドの下へ
アシナガバチが入って行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/52/a88c28ddbcad30db8356fab0b850a3cb.jpg)
そーっと覗き込むと・・・
上段の板の一番奥に巣がありました。
すでに女王バチが乗れるくらいの大きさになっています。
この子を「A女王」と名付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a3/25b9b37b5c6c0a967ba8d7dad93d400c.jpg)
そして翌日、買い物から帰ってきたとき
前方から飛んでくる蜂を目で追っていたら
立ち止まったすぐ横の、モッコウバラの茂みに入りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/00/1d22505444e73092d37095f01ff02e95.jpg)
中を覗くと、巣がありました!
ちょうど目の高さくらいの位置です。
「B女王」は東側の壁沿いで、風が当たらない良い場所を選びました。
葉が茂ってくれば、もう巣はもう少し隠れるでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b9/c2498dfcb368f2850ac913d29495beb3.jpg)
4月の終わり頃、B女王の様子を見にいくと
この日は、巣の軸と枝との間を何度も口でツンツンしていました。
巣作り初期に、一番恐ろしい天敵は小さなアリです。
巣の軸に「お腹から出るアリの嫌がる汁」を塗りアリの侵入を阻止するそうですが
いったいどんな分泌液なんだろう?調べても情報がありません。
とにかく、女王は一生懸命に塗り込んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/89/05765f22492c25fa1697305f9d3b3df4.jpg)
それから、巣穴にしきりに頭を突っ込む動作も見られました。
もしかしたら幼虫が孵化しているのかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/e5/4396916b1b4c520608c317a80a791d0c.jpg)
今年は2か所だけかな?と思っていたら
先日の5月3日、3個目の巣を見つけました。
玄関横に置いてある自転車のフレームです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/f1/820f0cf2a5d17736934107debee4f2fa.jpg)
他の巣に比べるとかなり小さいです。
どこかで巣がダメになって、作りなおしているのかもしれません。
頑張って!「C女王」(^^♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/00/c14c2d9d6e411345edd78ebbd458ba38.jpg)
*
巣の中を見たくて、女王バチが離れる時をうかがっていたら
ついに、お留守のチャンスがやってきました。
まずはA女王の巣です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a6/d32342ee0be8d5b907f2b917d281f489.jpg)
地面に膝をついて、腕を伸ばして写真を撮るので
なかなか角度が決まりませんが・・・
卵と、幼虫が4匹くらい見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c8/e1ac46fd06142d9e4cb2b562ee077c67.jpg)
次にB女王の巣は・・
こちらは写真が撮りやすいです(#^.^#)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/66/0ac11c45eadcfa27c0a1af5a1423f3c7.jpg)
A女王と大きさは同じくらいかな。
女王バチは一部屋つくるたびに卵を産んでいくので
穴の中には、大中小と様々な大きさの幼虫がいます。
巣の中心下側に見える、ひときわ大きな幼虫が長女と次女です。
早く羽化してお母さんを助けてね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/63/151ac83a914709377ac3f2fe13501210.jpg)
モッコウバラの枝に、チュウレンバチが卵を産みに来ていました。
ここも賑やかになりそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/3b/3d9f3b30ea125ea12237e378b4f493bf.jpg)
そして、小さな巣のC女王も出掛けていたので
ちょっとお邪魔して・・・
車輪のスポークが邪魔で巣の真下からは撮れませんが
どこで巣材を調達しているんだろう?
この巣は特別に白くて、和紙のように美しい出来栄えです(#^.^#)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ab/e8f84a4a18ad73c5bc80117b0eee5c5c.jpg)
2階の私の部屋の窓辺にも
今年もすだれを削りにくる子がいます。
口コミなのかと思うくらい、代々受け継がれているすだれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ff/bc267a60d27556ad36bdf5303e743c6f.jpg)
さあ、2023年のアシナガバチ観察が始まりました。
これからどんなドラマが待っているのか
楽しみでもあり、心配でもあり。
みんな無事に秋を迎えられる、という結末を祈りつつ
観察を続けていきたいと思います(^-^)ゝ
一枚目の写真は、去年の秋に巣立った
冬眠前の幼い女王バチです。
4月になって、虫の姿を見かけるようになると
洗濯ものを干しに出たついでに、庭をウロウロして
アシナガバチを探します。
特に水のある場所、水まきしたあとの葉っぱの上とか
ヒシを育てている鉢の水草などは必見ポイントです。
アシナガバチは、水分を補給するとその後は
必ずと言っていいくらい巣に戻るので
水辺から飛んで行く後を走って追いかけ
巣の在りかを見つけ出します(^m^)
この子はよその子だったみたいで、庭の外へ飛んで行きました。
でも、うちの庭が昆虫の水飲み場になるのは嬉しいことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2e/0c6308c7263b1d36004e1d6cabe84e96.jpg)
4月中旬、草取りをしていたら
私の横をブーンと通り過ぎて、目の前のプランタースタンドの下へ
アシナガバチが入って行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/52/a88c28ddbcad30db8356fab0b850a3cb.jpg)
そーっと覗き込むと・・・
上段の板の一番奥に巣がありました。
すでに女王バチが乗れるくらいの大きさになっています。
この子を「A女王」と名付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a3/25b9b37b5c6c0a967ba8d7dad93d400c.jpg)
そして翌日、買い物から帰ってきたとき
前方から飛んでくる蜂を目で追っていたら
立ち止まったすぐ横の、モッコウバラの茂みに入りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/00/1d22505444e73092d37095f01ff02e95.jpg)
中を覗くと、巣がありました!
ちょうど目の高さくらいの位置です。
「B女王」は東側の壁沿いで、風が当たらない良い場所を選びました。
葉が茂ってくれば、もう巣はもう少し隠れるでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b9/c2498dfcb368f2850ac913d29495beb3.jpg)
4月の終わり頃、B女王の様子を見にいくと
この日は、巣の軸と枝との間を何度も口でツンツンしていました。
巣作り初期に、一番恐ろしい天敵は小さなアリです。
巣の軸に「お腹から出るアリの嫌がる汁」を塗りアリの侵入を阻止するそうですが
いったいどんな分泌液なんだろう?調べても情報がありません。
とにかく、女王は一生懸命に塗り込んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/89/05765f22492c25fa1697305f9d3b3df4.jpg)
それから、巣穴にしきりに頭を突っ込む動作も見られました。
もしかしたら幼虫が孵化しているのかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/e5/4396916b1b4c520608c317a80a791d0c.jpg)
今年は2か所だけかな?と思っていたら
先日の5月3日、3個目の巣を見つけました。
玄関横に置いてある自転車のフレームです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/f1/820f0cf2a5d17736934107debee4f2fa.jpg)
他の巣に比べるとかなり小さいです。
どこかで巣がダメになって、作りなおしているのかもしれません。
頑張って!「C女王」(^^♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/00/c14c2d9d6e411345edd78ebbd458ba38.jpg)
*
巣の中を見たくて、女王バチが離れる時をうかがっていたら
ついに、お留守のチャンスがやってきました。
まずはA女王の巣です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a6/d32342ee0be8d5b907f2b917d281f489.jpg)
地面に膝をついて、腕を伸ばして写真を撮るので
なかなか角度が決まりませんが・・・
卵と、幼虫が4匹くらい見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c8/e1ac46fd06142d9e4cb2b562ee077c67.jpg)
次にB女王の巣は・・
こちらは写真が撮りやすいです(#^.^#)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/66/0ac11c45eadcfa27c0a1af5a1423f3c7.jpg)
A女王と大きさは同じくらいかな。
女王バチは一部屋つくるたびに卵を産んでいくので
穴の中には、大中小と様々な大きさの幼虫がいます。
巣の中心下側に見える、ひときわ大きな幼虫が長女と次女です。
早く羽化してお母さんを助けてね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/63/151ac83a914709377ac3f2fe13501210.jpg)
モッコウバラの枝に、チュウレンバチが卵を産みに来ていました。
ここも賑やかになりそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/3b/3d9f3b30ea125ea12237e378b4f493bf.jpg)
そして、小さな巣のC女王も出掛けていたので
ちょっとお邪魔して・・・
車輪のスポークが邪魔で巣の真下からは撮れませんが
どこで巣材を調達しているんだろう?
この巣は特別に白くて、和紙のように美しい出来栄えです(#^.^#)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ab/e8f84a4a18ad73c5bc80117b0eee5c5c.jpg)
2階の私の部屋の窓辺にも
今年もすだれを削りにくる子がいます。
口コミなのかと思うくらい、代々受け継がれているすだれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ff/bc267a60d27556ad36bdf5303e743c6f.jpg)
さあ、2023年のアシナガバチ観察が始まりました。
これからどんなドラマが待っているのか
楽しみでもあり、心配でもあり。
みんな無事に秋を迎えられる、という結末を祈りつつ
観察を続けていきたいと思います(^-^)ゝ
蜂ねぇ・・・自分地のことだけに済めばいいんですがそうもいかず。
見つけたら撤去です。
キンチョールでも大丈夫なので、噴きつけて。
殆どが、木香バラの繁みです。
何度も刺されていますが、枇杷葉の葉のエキスで痛痒さや熱感も引きます。
まあ、相手は子孫を守ろうと必死ですから。
大きな・直径が20cmになると取れません。
巣を作るのは、その年の台風状況です。
上か下か、無風状態?
賢いですね。
メッセージ入れますね。
そんなことをたまに考えます。
特にアシナガバチは「刺す」という攻撃が
天敵のスズメバチやアリ、寄生中などのには
まったく効果がないように思えるのですが
巣を守る本能だから、退化(進化?)は難しいのでしょうね。
田舎でお隣さんが遠く離れているおかげで
庭で好きな事が出来ます(#^.^#)
枇杷の葉エキス、枇杷のタネのエキスは
うちでも家宝のように何にでも使っています。
蚊に刺されたときも良く効きますよね!
スズメバチには刺されないように
今年も気を付けて観察したいと思います。
メッセージ、ありがとうございました!
それにしても巣のありかとか見つけるのがすごくてびっくりです。
私も過去2回ほど、アシナガバチに刺されています。
虫観察を始める前で、草刈りをしていたときだったのですが
アナフィラキシーショックを考えると、できるだけ危険は避けたい。
でも見つけてしまうと、観察したい気持ちの方が勝ってしまいます(^^ゞ
蜂が刺す理由はただ一つで
巣に危害を加えられたと認識した時だけだそうです。
こちらにその気がなく、振動だけでもダメだそうで
意思の疎通はむずかしそうですね。
ありがとうございます\(^o^)/
テレビ番組でスズメバチの巣を見つけるのに
スズメバチが餌を食べている間にコヨリを結んで
その後、飛んで行くのを年配の方が追いかけていくのを
見たことがあります。
山の斜面を駆け下り、飛ぶような速さでした。
好きという情熱は、身体力まで飛躍させるんだ!と
感動したのを覚えています。
私も、虫が好きという気持ちだけで毎日が楽しです(#^.^#)