雨止むも最上川５か所が氾濫

雨のピークが過ぎてから数時間後、その降った雨が集まる最上川中流域、
大石田町や大蔵村で氾濫被害がありました。
幸い行政からの避難指示が早い時間から出されたために
人的被害は少なかったといいます。
それでも県内５００戸以上の家屋や果樹園が浸水被害にあった模様です。

酒田市など平野部は昨日は豪雨にはならず、
夕方には雨が止んできたので田んぼが冠水するなどの被害は免れました。

ただし近くを流れる京田川が警戒水位を超え、夕べは遅くまで広報車が
早めの避難を呼びかける緊迫した状況が続きました。

わずか１日の雨でもこのような被害が出てしまう状況です。
先日の九州豪雨のように何日も雨が降り続いたとしたらどうなっていたことでしょうか。

今朝には県内の雨はほぼ上がりました。
最上川の河口近くは怖いくらいの幅に広がった濁流が海を目指していました。
その流れも夕方にはかなり減ってきたものと思われます。
避難警戒警報も徐々に解除されていきました。

排水が追い付かずたっぷり雨水が溜まった田んぼが少なくありません。
改めて水田のダムとしての機能の高さに感心しています。

ご心配やお見舞いのお声掛けをたくさんいただきました。
ありがとうございました。