福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

今日も暑かった

2014-02-01 22:58:15 | 日記
ここ数日、春のような日が続いております。

今日も、日中は20度を越え、日差しの下では汗ばむ陽気でした。

我が家の薪ストーブの出番も無く、ちょっと寂しいです。


昨日は、ちょっと残業して、差し掛け垂木を受ける軒桁と、

プレハブ側の垂木受け(棟木?)の刻みをしておきました。

そして今朝、軒桁に柱を嵌め込む切り欠きを電動丸ノコで入れて、

羽子板ボルトを通す穴をあけ、いよいよ立ち上げ。


予め、軒桁に柱をボルトで固定しておいてから、

妻を呼び、二人で独立基礎の上にヨイショッとのせる。

柱の垂直を、下げ振りや水平器を使って確認しながら、

垂木を取り付けていく ↓






垂木は、45mm×60mmというサイズ。

本来であるならば、このサイズの場合は90cm以内のスパンで使われるのが理想ですが、

今回の差し掛けの場合は、210cmもスパンがあります。

垂木の上に乗ると、少ししなり、上からの加重に対する強度はいまひとつですので、

予算があれば、45mm×105mm位のサイズを使いたいところです。

今回は、部材保管用の倉庫で、屋根材は軽いガルバリウム鋼板を使いますのでよしとしておきます。

垂木は、くら金物を使って固定していきます。


垂木を取り付けた後に、屋根下地材30mm×60mmを取り付けました ↓





これで幾分か強度が出て、上に上がって作業することができるようになりました。

この下地は、屋根材のガルバを傘釘で打ち付けていく部材となります。

傘釘は、傘の下にスポンジがついておりますので、ギュッと打ち付けて密着させれば、

釘穴からの雨水の浸入を防いでくれる代物です。


あっという間に夕刻。

暗くなる前に、形だけでも屋根を張りたく、

薄暗い中、何とか仮止めを終えて、今日は終了。


色々と手抜きしながら、自分なりに手早く仕事をしているのですが、

思っていた以上に仕事が進みません。


屋根をつけるだけの差し掛けならば、簡単なのですが、

これから土台を入れて、外壁の下地材入れ、外壁を張って、

出入り口も作り、さらには内側の棚類も作るとなると、

まだ数日かかるかもしれません。

この週末で、作ってしまおうと考えておりましたが、

現実はいつも厳しいです。


厳しいと言うか、これは私の改めるべき悪い癖です。

いつも、見積や計画が甘いのです。

この仕事量なら、このくらいでやれるでしょう、という具合に、自分の実力を鑑みずに、

一般的な観念といいましょうか、社会通念上の基準といいますか、

自分の中で、そのような相場(理想)みたいなものがありまして、

それに近づくべく、実力以上の課題を自身に課す傾向があるのです。

まあ、つまるところ、私は怠け者なのでしょう。

心の良心は厳しいです。

明日も頑張りましょう。


コメント
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