漁9日目

時化で3連休だったモジャコ漁は今日から再開。


しかし不思議なほどタイミングが良かったです。

この3連休の内に産業祭の準備不足を補い、無事に予定通り出展することが出来ました。

単純に運が良いというより、何かのお計らいがあったような感じすらしてしまいました。


さて、モジャコ漁も終盤に差し掛かってきました。

今日も夜明け前から出航するのですが、はしれどはしれど藻が見当たりません。

実に出港してから4時間半。

屋久島から北西に進路を取りつづけ、ついには草垣群島まできて、やっと藻を発見！

一時はどうなるかと思いましたが、この周辺のあちらこちらに藻の集団が点在して漁獲高を稼ぐことが出来ました。

この群島、近くで見ると、おどろおどろしく迫力があります。

最初に見た時は、そのごつごつとした切り立った岩山が妙に絵になり、

まるで昔話に出てくる鬼の住む島が現代に出現したかと思ったほど。

実際には鬼は住んでおらず、ダイバーや釣り師の憧れの場所になっているとのことです。


遠くまで来ただけの甲斐はありましたが、その分、帰りが遅くなってしまいました。

港に着いたのはもうすっかり日も沈み、あたりも暗くなった7時半。

長い一日でした。

あと一日か二日くらいで今年のモジャコ漁も終わるかな。