再度乾燥中の木材 ↓
軽くカンナをかけて再び乾燥中の棚板です。
一度目の乾燥で出た反りや捩れをカンナでとった後、更に乾燥させることにより、その後の狂いを抑えます。
無垢の木は、まわりの環境変化により動くものです。
湿度が高くなれば膨らみ、乾燥すれば縮み、そして、日に当たれば反るものです。
このような動きで、製材された後でも木は生きているといわれる所以です。
無垢の木の欠点でもあり長所でもあります。
乾燥した日が続く屋久島。
お陰様で随分と仕事がはかどりました。
さすがに湿度30%台となってくると養生に気を使います。
今は春なのでそれほどでもありませんが、夏場の乾燥は木が音を立てて割れていくのが聞こえてきます。
このように無垢の木は、取り扱いに注意が必要ですが、それだけ愛着も湧くものです。
明日からは天気が崩れるとの予報。
何事も段取りが大事です。