丸棒をつくっています。
この機械は木工旋盤というのですが、この写真のものはプロが使うものでなく、ホビー用です。
値段も安価で品質もよくありません。プロ用と比べるとおもちゃみたいなものです。
数年前に買いましたが、今まで2~3度ほどしか使用したことがありません。
せっかくある機械、丸棒を作ることができるので、木工品に生かすべく只今活躍中。
直径10mm弱の丸棒です。
先日紹介しましたディスプレースタンドのアクセサリーを引っ掛ける丸棒づくりにも使いました。
その時は屋久杉を削ったのですが、削るごとに細かい年輪が変化し、磨きをかけると色艶がぐっと輝く様には、ちょっとはまりそうに・・・
使い方は、木の角材を軸に挟み込んで固定します。
軸がモーターによって回りますので、そこへバイトと呼ばれる刃物をを当てながら削っていきます。
そーと優しく刃物を当てていかないと危険ですので、繊細な力加減が求めれられます。
安物なので、モーターからか、軸からか、カタカタと音がして安定感はありません。
おまけに、付属していた刃物もいかにも安っぽいもので、何とも頼りない感じ。
しかしながら、これでしか使ったことはなく、他の機種と刃物の性能を知らないのが幸い。
これはこれで、それなりに楽しく使っております。
が、
やはり刃物の切れ味は実によろしくない。
研いでもすぐに切れなくなってしまう。
もし、
もし、上等な刃物を使えば
何と!
な、何と!!
な、な、何と快適なことか!!!
あ~こんなことなら早く買えばよかった・・・
と
言っている自分の姿が安易に脳裏に浮かんでしまう。
どーしようかなあー。
木工旋盤、深みにはまるとお金かかるんだろうなあー。
あれも、これも、それもと・・・
あれこれ揃えていくと芋づる式に・・・
あー
優雅な年金暮らしで趣味の木工をしてみたいなあ~。
現実にはお金かけても、それを上回るほど売れるかと言えば簡単ではありません。
木工は厳しい世界です。
手間をかける割にはそれほどの金額を要求できません。
好きだからやっているのです。
あれもこれも買うほど余裕がありません。
でも、
刃物の一本
くらい
いいかな・・・