ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

パーソナル日記(ポージング編)

2014-09-18 23:47:10 | Weblog
こんばんは。

今日は、パーソナルの活動の中でのポージング編について書きたい、と思います。

クライアントさんは来月の東京の北区のボディビル大会の出場を目指して

トレーニングをされているTさんです。

Tさんはボディビル大会へ出るのは初めて、とのことで私にご依頼を頂きました。

ボディビルの基本ポーズは、フロントリラックスです。

このポーズ、”リラックス”という名前が付いていますが、本当にリラックス

してはいけません。 広背筋、大腿部、三角筋とほぼ全身に力を入れて、

逆三角形の体をアピールしていくポーズなのです。

このフロントリラックス、ポーズをとったことのない方にはかなり難しいポーズの

ようです。 広背筋を広げるところが難しいようです。

Tさんも最初はこのフロントリラックスにかなり苦戦していました。

Tさんの体を見させて頂くと、僧帽筋を始め、三角筋、首の筋肉などがコチコチに

硬くなっていました。なので、まずは体をほぐすところからスタート致しました。

僧帽筋などをほぐしたところ、フロントリラックスがだいぶ様になってきました。

あとは、ボディビルのポーズでは脚の筋肉にしっかりと力を入れることが大事ですが、

Tさんは脚にうまく力が入らないようでした。

これには、脚を片脚づつ上げる動作(*私がTさんの片脚の甲を軽く踏んで抵抗を

加えて片脚づつ脚上げを行なってもらいました)を行なうことにより、脚の筋肉に

力が入る感覚が得られたようです。

次はフロントダブルバイセップスです。

これは両方の上腕の筋肉をアピールしつつ、上半身の逆三角形のアウトラインを

うまく出してくポーズです。

初心者の方がこのポーズをとると、首や上腕に力が入り過ぎて窮屈な印象を

与えてしまいます。

Tさんも最初は首と上腕に力が入り過ぎて、背中のアウトラインをうまく

表現出来ていませんでした。

このフロントダブルバイセップスは、上腕には適度に力を入れますが、

背中をうまく広げて逆三角形のアウトラインを強調する必要があります。

背中をうまく広げるためには、肘を遠くに持っていき、かつ肘の部分を

前に出すようにすることが大事になってきます。

肘が前に出た状態が、肩甲骨が立った状態になり、こうすると背中を

うまく広げられるのです。

この動きはちょうど、背中のトレーニングのラットプルダウンの動きに

共通してきます。

ラットプルダウンもトップポジションで肘を前に出しておき、バーを

引いてくる際も肘を前に出したままにすると、肩甲骨の動きを

コントロールしやすくなります。

ここまで書いてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

ボディビルのポージングはトレーニングの延長上にあるものなのです。

従い、トレーニングが上手な人はポージングも上手ということになります。

Tさんに上記のポイントを私が実演してご説明したところ、力みのない

スマートなフロントダブルバイセップスへと変わりました。

今日は以上になります。

Tさん、また来週頑張りましょう!

また折を見て書きたいと思います。

ウホッ

ゴリ


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