この作品は、場面が主に、
☆スチュワート(ユウガ氏)の実家チーム
☆アニメスタジオチーム
☆キャサリン(ウメちゃん)のお友達チーム
☆アンソニー(蘭ちゃん)チーム
に分かれて、展開します。
常に、このチームごとに、みんな出てきてお芝居するので、
スチュワートとキャサリンが二人きりになる場面以外は、実に忙しい。
宙ファンでなければ、別にどうということもないでしょうが、
私は、あの子もこの子も観たいのだ!
アンソニーチームは、どうにもならなくて、
私は3人しか観ることができていません。
逆に、アニメスタジオチームは、
みんなを観すぎて、一人一人を観られる時間が、極端に短い…。
結局、よく分かってないような気がするのが、残念です。
そんな中での「語り」なので、いつも以上に偏っているかもしれませんが…
◎ユウガさんのこと。
私のお気に入り場面は、
キャサリンのお家でのハロウィンパーティでの、スチュワートの天然っぷりと、
スチュワートが、キャサリンの絵を見たとき、の反応の天然っぷり。
彼にツッコミ入れる側の、間の取り方も上手い。
この天然さ加減が、天才アーティストとしての、世間からのズレと、よく合っている。
この辺は、なかなか表現されているな、と思ったのですが。
スチュワートは、アニメーションに、夢を抱き続けている青年。
一つ、ユウガさんが気の毒だった点は…またまた景子先生に物申すようになってしまうのだけど、
スチュワートの言う、アニメの中にある夢っていうのと、
パラダイスプリンスくんとがよく一致してないというか…
結局、パラダイスプリンスくんって何なのよ?という点。
ユウガさんも台詞の字面は表現できているけど、
私にはそこに、ホントのアニメーションの夢を感じない。
今回、キャラクターデザインの募集をして、
その王子がアニメとして動いた!アニメになった!!
…ってことで満足しちゃってて……
ていうふうに見える。プロジェクト達成、万歳!
…これは、今回の制作サイドの夢の実現。
でも、スチュワートにしたらば、
そんなの、自分でコツコツ一人で作ればいいじゃない?
…って、正直ずっと思って観ていた。
スチュワートは、
アニメーションの表現できる世界の持つ底なしの可能性と、
家族みんなで楽しめる、心暖まる作品、というのと、
正義が通る、勧善懲悪な世界、というのとを、
かなりごちゃまぜにしている。
それはそれでいいけど、
だったら、「Pradise Prince」って、どういう内容の作品なのよ?
キャラクターがいて、それが動くってだけで満足しちゃう感じなんだよね?
(私は、ラストの場面じゃ騙されないぞ)
宮崎駿の名前が作品中に出てくるけど、
トトロの絵が可愛いだけじゃない、トトロの世界観、ストーリー、登場人物などなど、
全ての要素が絡み合うところに、アニメーションで大きな夢を表現できる、
表現できるところに、アニメーションの夢があるわけじゃないですか。
だったら、スチュワートも、パラダイスプリンスくんのイラストを描きながら、
そこを、話し出すと止まらないくらいいっぱい胸に詰めこんで来てるはずなのだ。
そこが、彼の夢なんだ……って、うまく伝わるかなぁ。
だけど、
彼は、パラダイスプリンスくんの絵を示すだけ…
キャラクターデザインをしたいだけなら、
アーティストをやめる必要なんか、まるでないし……
絵の奥にあるはずのことが、ただ家族で楽しめる…だけ?
私自身、アニメーションが表現する世界に、夢を感じていた人間なので、
理屈っぽくて申し訳ないんだけど、
書いていたら、頭の中が整理されてきて、思わず熱く語ってしまいました(笑)。
ここが、ガシッと固まってないから、イマイチ、最後がババーンと来ないんだと思う。
2Dだの、3Dだの…セルアニメだのコンピュータグラフィックだのは、
あくまでも手法の話であって、
スチュワートの夢は、その用語をひねくりまわす次元ではないはず。
そこが、表現できたなら、もっと深くなるし、
こんなにもやもやが残らないんだと思うのです。
景子先生が、何とかされるか…
ユウガさんが、お腹の中に作り上げるか……
…があったらいいな……難しいかなぁ。
つづく
☆スチュワート(ユウガ氏)の実家チーム
☆アニメスタジオチーム
☆キャサリン(ウメちゃん)のお友達チーム
☆アンソニー(蘭ちゃん)チーム
に分かれて、展開します。
常に、このチームごとに、みんな出てきてお芝居するので、
スチュワートとキャサリンが二人きりになる場面以外は、実に忙しい。
宙ファンでなければ、別にどうということもないでしょうが、
私は、あの子もこの子も観たいのだ!
アンソニーチームは、どうにもならなくて、
私は3人しか観ることができていません。
逆に、アニメスタジオチームは、
みんなを観すぎて、一人一人を観られる時間が、極端に短い…。
結局、よく分かってないような気がするのが、残念です。
そんな中での「語り」なので、いつも以上に偏っているかもしれませんが…
◎ユウガさんのこと。
私のお気に入り場面は、
キャサリンのお家でのハロウィンパーティでの、スチュワートの天然っぷりと、
スチュワートが、キャサリンの絵を見たとき、の反応の天然っぷり。
彼にツッコミ入れる側の、間の取り方も上手い。
この天然さ加減が、天才アーティストとしての、世間からのズレと、よく合っている。
この辺は、なかなか表現されているな、と思ったのですが。
スチュワートは、アニメーションに、夢を抱き続けている青年。
一つ、ユウガさんが気の毒だった点は…またまた景子先生に物申すようになってしまうのだけど、
スチュワートの言う、アニメの中にある夢っていうのと、
パラダイスプリンスくんとがよく一致してないというか…
結局、パラダイスプリンスくんって何なのよ?という点。
ユウガさんも台詞の字面は表現できているけど、
私にはそこに、ホントのアニメーションの夢を感じない。
今回、キャラクターデザインの募集をして、
その王子がアニメとして動いた!アニメになった!!
…ってことで満足しちゃってて……
ていうふうに見える。プロジェクト達成、万歳!
…これは、今回の制作サイドの夢の実現。
でも、スチュワートにしたらば、
そんなの、自分でコツコツ一人で作ればいいじゃない?
…って、正直ずっと思って観ていた。
スチュワートは、
アニメーションの表現できる世界の持つ底なしの可能性と、
家族みんなで楽しめる、心暖まる作品、というのと、
正義が通る、勧善懲悪な世界、というのとを、
かなりごちゃまぜにしている。
それはそれでいいけど、
だったら、「Pradise Prince」って、どういう内容の作品なのよ?
キャラクターがいて、それが動くってだけで満足しちゃう感じなんだよね?
(私は、ラストの場面じゃ騙されないぞ)
宮崎駿の名前が作品中に出てくるけど、
トトロの絵が可愛いだけじゃない、トトロの世界観、ストーリー、登場人物などなど、
全ての要素が絡み合うところに、アニメーションで大きな夢を表現できる、
表現できるところに、アニメーションの夢があるわけじゃないですか。
だったら、スチュワートも、パラダイスプリンスくんのイラストを描きながら、
そこを、話し出すと止まらないくらいいっぱい胸に詰めこんで来てるはずなのだ。
そこが、彼の夢なんだ……って、うまく伝わるかなぁ。
だけど、
彼は、パラダイスプリンスくんの絵を示すだけ…
キャラクターデザインをしたいだけなら、
アーティストをやめる必要なんか、まるでないし……
絵の奥にあるはずのことが、ただ家族で楽しめる…だけ?
私自身、アニメーションが表現する世界に、夢を感じていた人間なので、
理屈っぽくて申し訳ないんだけど、
書いていたら、頭の中が整理されてきて、思わず熱く語ってしまいました(笑)。
ここが、ガシッと固まってないから、イマイチ、最後がババーンと来ないんだと思う。
2Dだの、3Dだの…セルアニメだのコンピュータグラフィックだのは、
あくまでも手法の話であって、
スチュワートの夢は、その用語をひねくりまわす次元ではないはず。
そこが、表現できたなら、もっと深くなるし、
こんなにもやもやが残らないんだと思うのです。
景子先生が、何とかされるか…
ユウガさんが、お腹の中に作り上げるか……
…があったらいいな……難しいかなぁ。
つづく