スキャナの効用

ある日、父が言いました。
「新しいスキャナ買ったから、使っていいよ」

以前にあったスキャナは、あまりに役立たずだったので、結局たいして使いもしなかった。
家庭用のスキャナなんて、そんなものなんだろうというイメージだったので、
ふーん
という感じの、私。

父は、続けた。
「写真を読ませて、CDに保存しようかと思って」

ここで、私の心に、
チクッと引っ掛かった。
写真を保存できる精度で、読めるの？

父の言う写真なんて、たいした量がありはしないことは分かっていて、
多分ネガを探し出し、写真屋さんに持ち込んだ方が、
スキャナを買うより、安上がりではないかと思った。

多分、私の方が…
フランスの写真だけでも、大量にあるんじゃないかと思う。
それだって、フィルムにして、20本とないはずだし……

そんなそろばん勘定はさておき、
父は、スキャナを購入し、ココにある。
当初は使う予定など？…と思い、
ふーん
で、済ませたわけだが、
あるんだもの。使ってみよう。
…と、使ってみたら、なかなか素晴らしいシロモノだった。

はじめは、手持ちの写真を、焼増する目的で、スキャナをかけてみたのだが、
そのスキャナを使うためのソフトに、もはやついて行かれない私。
使えない、という意味ではなく、
それだけ、スキャナにできることがある、という意味。

大事なのは、解像度よりも、出力サイズらしい、とか、
取説を熟読するより、もはや実践あるのみ！
の精神で、とにかく体当たりで、
超初歩的なやり方を、自己流に把握したのでした。

このスキャナがあれば、
世に言う、写真屋での「直焼」なんて、必要ない。
スキャナで読んで、写真屋さんに持って行ったらいいんだもの。

それ以外の使い方に、ブログがあります。
今まで、フランス旅行記は、写真を携帯電話で撮影し、
それをアップしていたのですが、
昨日と一昨年の記事は、スキャナで読み取った写真を使っています。
いかがなものでしょうか？

ああ～これ、上手く携帯電話じゃ撮影できない…
という写真がなくなったことと、
自在にトリミングができる、というのが、大変便利。

ホントに、今の家庭用スキャナって、素晴らしい！
…別に、スキャナ屋さんの回し者ではないし、
父がいくらで購入したかは、全くわからないんだけど、
一つ、ウロコが落ちた感覚で…既に、お気軽にご愛用です。
多分、世間的には、今更なんだろうけど…。


ということで、
トリミングしまくってる写真…
リュクサンブール宮殿のお写真を添付してあります。

なかなかちゃんと書けない、且つ、いつ書き切れるのかというフランス旅行記ですが、
実は、旅も終盤に差し掛かっております。

気長～～～～～に、読んでいただいている皆様には、更に、
気長～～～～～～～にお付き合いいただくかと思いますが…
私の文章はレベルアップしてないけれど、
写真は多少、キレイになっているはずなので、お楽しみいただけたら…