はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

'01仏旅記~フォンテンヌ・ブローの城

2008-09-18 21:40:47 | フランス旅行記
フォンテンヌ・ブロー。
これまた、大変によく登場する場所です。
…だと、思う。

「フォンテンヌ・ブローの森」は、私の憧れの3大「森」(笑)で、
翌朝、私たちは、電車に揺られて、フォンテンヌ・ブローにでかけました。
フォンテンヌ・ブローは、パリの中にあるわけではなく、
ちょっと郊外になります。
電車で40分くらい。

その昔、王様がフォンテンヌ・ブローで狩りをした。
そのためのお城が、フォンテンヌ・ブローにはあります。
当時は、多分、ちょっとした遠征だったのでしょうね。

電車が、フォンテンヌ・ブローに近付くと、
車窓の風景は間違いなく、「森」にふさわしい景色になりました。
ヨーロッパ絵画に、狩りをする光景の絵が、よくありますが、
(例えば、誰の作品か…とかは、訊かないでください・苦笑)
まさに、これだっ!という感じ。
そこに、あの自然がそのまま、息づいている。

お城に着いてみると、
お城は大変に大きかった。
しかも、内部をだいぶ公開していた。
うーん、素敵。

しかし!
私たちは、大変に忙しかった…。
フォンテンヌ・ブローに使える時間は、午前中のみ!

ここに辿り着くまでの往復にかかる時間を差し引くと、
多分、お城に居られる時間は1時間とか1時間半とかじゃなかったかと思う。
とにかく、時計を見て、マラソン鑑賞の覚悟を決めたもんね。

だって、さぁ…
ほんとに、ガイドブックじゃ、何にもわからないものなのです。
勿論私たちのことですから、
朝は勤勉に早く起きて、出発して来たに違いないのです。
だけど、ここがこんなに素敵だなんて、
ガイドブックじゃよくわかんないんだもの。
だから、時間をあんまりとっていなかった。

はっきり言って、このプランの組み方では、時間不足でした。
大反省。
…って、この旅で、私は何回大反省したんだろう。

そんなわけで、パリに行って、ちょっと郊外で、
素敵な森とお城を見てゆっくりされたい方には、
フォンテンヌ・ブローは、大変にお薦めです。
私は、ヴェルサイユより好き…。

つべこべ言っていても、仕方がないので、
とにかく、勢いよく、城内を散策する。
結局、全館廻りきれなかったんじゃないかなぁ。

そして、しかも、私の記憶は、具体的な物は何も残っておらず…
本格的に、室内を見せてもらう前に、右往左往した、
1階の廊下とか扉とかしか覚えていないのは、どうしたものだろう。

私のダメな感じは、いつものことですが、
だけど、行かれたことだけで、相当な満足感のある場所でした。
そう、その満足感だけで、皆様にお薦めしちゃう、私(笑)。
でも、印象ってのは、大事です。

写真は、このブログ初登場、私の後ろ姿入り、フォンテンヌ・ブロー城の内観です。
私の身長がおよそ170cmですから、天井の高さなんかを想像していただけることでしょう。
とても、豪奢なのも、お判りいただけるかと。

ちなみに、このパンツが、ラ・ロシェルで購入した物です。
あの、ずぶ濡れになった時に(爆笑)買ったやつ。


お庭も広くて…そして、広すぎずに素敵。
更に、石畳に小さな馬車が居て、
わーい馬だ、馬だと、嬉しげに写る私の写真が、2枚もアルバムに残っています(笑)。

当然、馬車に乗ってるような時間はないし、
その忙しさにも関わらず、ここで2枚も写真を撮るなんて…
よっぽど、大喜びだったんだね。

馬がいれば、一緒に写真に写っておかないと!
城に、馬車。
そこに、ロマンですよ?
…物凄く、ちっちゃい馬車だけどね(笑)。