はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

'01仏旅記~セーヌの夕べ

2008-09-16 21:10:37 | フランス旅行記
ここのお料理も、大変なボリュームでした。
サラダなんか、Pちゃんの頭より大きな器に入って出て来て…
これで1人前だなんて、とても思えない。
ちょっとした、パーティサイズだなぁ、日本なら(笑)。

この夕食で、一番印象的だったのは、
このサラダと、デザートでした。
Pちゃんや私がオーダーしたものは、特にどうということはなかったのだと思います。
しかし…AUちゃんに出て来たのは……。

いや、頼んだ時には、普通だと思っていた。
だって、「モンブラン」なんだもの。

皆さん、「モンブラン」と言われて想像するのは、
不二家のケーキ、みたいなモンブランではないにせよ、
せめて、お洒落な喫茶店レベルのモンブランではないでしょうか。
なんていうか…
スポンジな部分があって、その上に、栗のペーストやら、生クリームやらが積み上がっている、イメージ。

私自身のモンブランの思い出はといえば、
MWちゃんと「美味しいモンブラン」を食べに行ったら、
その素敵な生クリーム感に、
素敵な分、MWちゃんは、「おえ」っとなったと…(笑)。

長年…その頃既に、長年と呼んでよいくらいにお付き合いがあったはずですが、
しかし、私は彼女が生クリームがダメなことを知らなかったのです(苦笑)。
THちゃんとMWちゃんには、ああいうモンブランはダメなんだね。
(って言うと、THちゃんは、大丈夫ですって言うだろうけど(にやり))

よくわかりませんが、
私たちのイメージにある、こういった「モンブラン」は、和製なのか…
少なくとも、フランスでは、そういうイメージではないのかもしれない、
と思い知らされたのが、この夜に出てきた「モンブラン」でした。

パフェグラスに、なみなみいっぱいの、ホイップされた生クリーム。
そこに…どんっと塊で、栗ペーストが載っていて…
下が、ホイップであるだけに、ずぶずぶと沈んで、
頭だけ上から覗かせていました。
…以上!(笑)

ボールいっぱいのムースといい、
パリに抱いておられるお洒落なイメージを、
ぶち壊された読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どちらも、高級ではないけども、
ジャンキーなお店では、ないのになぁ…

度肝を抜かれた「モンブラン」でしたが、
それなりに美味しかった。
だけども、最後まで首を傾げながら、いただいたのは確かでした(笑)。
それでも、生クリームに栗ペーストは共通項なのも、興味深い点だ。


さて、この後は、セーヌへ繰り出しました。
この旅で、是非ともセーヌ川下りをやってみたいと思っていました。
船自体は、意外に遅い時間まで出ていることをガイドブックで読んだのか、
詳しくは忘れたけれど、
ご飯を食べてから、悠々と船着き場へ行ったのは、覚えています。

最終便の出航は、21:00くらいだったんじゃないかしら。
20:30から21:30の間だったように、ぼんやりと記憶している。

時は、一年で一番日の長いシーズン。
夕暮れに差し掛かるくらいの時間でした。
有名な橋をいくつもくぐりながら…
そして、既に見学して歩いた建築物を、川から眺めながら、
ゆっくりと日が暮れて行きました。

船は、ある程度下ったら、また、元の船着き場まで川を引き返して行きます。
帰りは、すっかり暗くなり、ライトアップされた建築物たちは、
また違う顔を見せてくれるのです。

夕暮れのクルージングはお薦めです。
…寒くない、いい季節に訪れる際には、是非に。

勿論(?)私たちは、ただ船に乗ってはおりませんでした。
なりきり撮影大会実施!(笑)
女優風?みたいな写真が残っております…パリの夜景と川面を背景に。

遊び心は、旅のテンションをあげてくれます。
…写真の出来栄えについてのご質問には、お答えしかねますが(笑)。