はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

らんの花に囲まれにゆく☆3

2009-02-22 22:19:42 | Weblog
漫画家について、
描く人物の顔や容姿は、漫画家本人に似る、
と聞いたことがあります。
誰の言葉だったかなぁ。

例えば、出てくる女の子が、グラマーな人気女流漫画家は、
ご本人もグラマーでおられて、なるほど、やっぱり似てるんだな、と思った、というお話。
私も、その漫画家さんのお写真を見て、とっても納得した。
お顔の雰囲気も、絵に似ておられる気がした。

それ以来、その法則?が頭に焼き付いているため、
見たことがない、わたせさんのお顔も、わたせさんの描かれるイラストの人物に似ておられるんだろうか?
と、非常に勝手に期待しておりました。
わたせさんのイラストって、とっても特徴的でしょ?
見たら、すぐわかるくらいに。

ステージに現れたわたせさんは、
あのイラストの中の登場人物によく似た…
私のイメージを裏切ることのない風貌の方でした。
やっぱり、あの法則は正しいんだ!と、何だか嬉しかったりして。

そのわたせさんが、蘭ちゃんとお顔を合わせて、の感想は、
「カッコいいですよね」
蘭ちゃん、ちょっと照れる。
「目が印象的だな、と思いました。目力(めぢから)が強い。…言われませんか?」
「舞台の上では、言っていただくこともあるのですが…嬉しいです」

蘭ちゃんのわたせさんの印象は、
作品の中に感じる繊細さを、先生ご自身からも感じる、
といったような内容のこと。
蘭ちゃんは、予め、先生の作品に触れ直して、作品へのイメージをしっかり固めて、
トークショーに臨まれたんだろうな。

会場のわたせさんの展示ブースを見ての感想も、
まだ展示を見ていない私にも、どんな雰囲気の展示で、どんな構成なのかもわかりやすく説明しながら、でした。
このトークショー全体の、蘭ちゃんのコメントの一つ一つが、
言葉から、語尾までに丁寧に、神経が行き届いているのを感じました。


写真は、わたせさんのブースのイラストの一部。
絵巻物、をやってみたかった、というわたせさんの、アイディアで、
蘭の花と12ヶ月過ごしていく、物語。
描かれている品種の蘭が、パネルの下に飾られていまました。


つづく。