今日、会社にて。
帰り際、いきなり社長に言われる。
「京都に行ったの?」
何でこんなこと言われるんだろう?
社長は、私がどこぞに遠征をしたことを知っているのか?
いや、金曜日に、キャスターを引っ張ってる姿を見られたのは、部長だ。
黒い八つ橋は、家にしか買ってないし…?
それも、新大阪駅で、飲み物を買ったときに、たまには土産物を買うか…と思って、
以前好評だった黒い八つ橋を買っただけだ。
それとも、
さっき、CSの番組表を、ネットで見てるのを見とがめられていて、
の、誘導尋問だろうか?
一体、何故、社長は、こんなことを言い出したんだろう?
物凄く用心深くなる、私。
すると、社長はおっしゃる。
「シンザブロウを持ってるからさ」
シンザブロウ?
「袋、袋!」
フクロ?
なんかのおやつの袋?いつのお土産の紙袋だろう?
「ほら、袋!」
とうとう、手提げを持つジェスチャが入った。
…ああ、トートバッグのことか!(脱力)
「これは、頂き物なんで…流行ってるんですってね」
と言うと、Kさん(外国籍)が、
「有名ダヨ。みんな電車の中で、持っテル」
…ははぁん。Kさんが、目をつけていて、話題になったのか。…私がいない間に。(ぐったり)
かなり以前から、しょっちゅう会社に持っていってるのに、
何故今さら、どうして、このタイミングで言い出すんだ、この人たちは?
私にとって、京都自体は、年に何回も通過するし、昨日だって通ったわけだ。
1day京都の利用も多いから、駅自体はいっぱい使ってる…。
京都に行ったの?
って言われても、
いつの話さ?
…って世界だし、
現に2週間後には、再び1day京都ですけど?
…音楽学校の文化祭だから。
だから、社長、私、お給料が足りないんですけど?
…って、言えたらいいのに。
はぁ、やれやれ。
逆転裁判のお話に戻りましょうね。
今日は、CSニュースで、初日映像が流れていましたが、
私が観た時には、もっとよくなっていた、ということは、言っておかねば。
普段、ガチッとした、体型の作り方をする蘭ちゃんが、
今回は、華奢に作っていた。
いつもは、どれだけ、沢山「入れて」るんだろう?
その華奢なニックが、
いきなり、Yシャツネクタイ姿で、板付きでのスタート。
そうか、プログラムの、あの出で立ちは、特別サービスショットというわけではなかったのか。
劇中でも、サービスなのだ。
看板に偽りなし。
初見がまた、
紗幕の上の「逆転裁判」のロゴの向こうに、スタンバイする蘭ちゃんが透けて見える席だったので、
まぁテンションが、上がる上がる。(笑)
成歩堂くんは、「とんがった青いヤツ」なので、
髪が尖ってなくてはなるまい、と気にしていたのですが、
正面からは、よくわかりませんが、
横から見たら、キレイに尖っている。
その、尖らせっぷりも、回を追うごとに、上手になっているような気がする。
私のツボは、カーテンコールで一礼したときに、
ピンッと上に向かって、髪が尖った形に見えること(笑)。
あんなふうに、自然に尖った頭に仕上げてくるとは…なるほどなぁ。
テレビの映像では、よくわからなかったんだよね。
さて。
出ずっぱりとは聞いていましたが、
あまりのことに、ビックリしました。
とにかく、ずーーーーーっと、ニックくんが舞台上にいるのです。
おかげで、水分補給をする間もない、汗を拭う間も無いため、
法廷の場面になると、ニックの前には、コップが一つ。
マヤちゃん(=真宵=すみれ乃麗ちゃん)が、ハイッと差し出すハンカチ。
確かに、ゲームでは、プレーヤーは成歩堂くんと行動を共にするので、
成歩堂くんは、いつも目の前にいるか、自分が成歩堂くんでいるような気分です。
だけど…これは、舞台なんだから、構成をもっと計算しようよ?
演じるのは、生身の人間なんだから…死んじゃうよ?
いけない、いけない。
スズキ先生へのツッコミ…もとい、
「異議あり!!」
は、後に回すんだった。
だけど、まず思ったのは「殺す気?」だったのも、正直なところ。
とにかく、台詞が膨大。
気持ちの流れみたいなものを軸に作っていかれない場面が、
特に、法廷では多い。
次へのキッカケの連続だし、話が推理ものに偏っているため、
抜かしたり、伝わらなかったりするわけにはいかない。
台詞を覚える、というのは、暗唱とは違います。
まずは、台詞の中で、伝えたいのはどの言葉か、ということを洗い出して、
その言葉が一番立つような、音をとらなくてはならない。
音飾、抑揚、スピード、間、感情の入れ方。
抑えるところ、吐き出すところ、囁くところ…
それを、計算して作っていくのですが、
これらの要素を丸ごと、覚え込むのが、台詞を覚えること、です。
そこに、当然、台詞に至る背景であったり、
動きの手順、気持ちの積み重ね、
振り付けや動きも関わってくる。
そして、芝居をする相手。
私は、この計算と積み重ねがしっかりとなされているお芝居をする方が、好みです。
勿論、蘭ちゃんも計算と構成力とバランス感覚を兼ね備えた役者さんで、
今回も、隅々の台詞まで、よくよく作り込んでおられました。
…本当に、ものすごい作業量だったことでしょう!
字面だけ見たら、かなり言いにくい台詞が並んでいるし、
客席に伝わるリズムとテンポ、音使いを掴むだけで、眠れぬ夜だったろうなぁ。
私が観ている何回かの間にも、台詞が馴染んでいく感じでしたが、
それでも、台詞を間違いかけて言い直したり、ということは、無くなりませんでした。
こういうお芝居でなかったら、言い直すより、前に進んだ方がいいのかもしれない、というレベルかと思われるけれど、
今回は、特に緻密に緻密にやっておられるような気がする。
ああ、大変。
つづく。
帰り際、いきなり社長に言われる。
「京都に行ったの?」
何でこんなこと言われるんだろう?
社長は、私がどこぞに遠征をしたことを知っているのか?
いや、金曜日に、キャスターを引っ張ってる姿を見られたのは、部長だ。
黒い八つ橋は、家にしか買ってないし…?
それも、新大阪駅で、飲み物を買ったときに、たまには土産物を買うか…と思って、
以前好評だった黒い八つ橋を買っただけだ。
それとも、
さっき、CSの番組表を、ネットで見てるのを見とがめられていて、
の、誘導尋問だろうか?
一体、何故、社長は、こんなことを言い出したんだろう?
物凄く用心深くなる、私。
すると、社長はおっしゃる。
「シンザブロウを持ってるからさ」
シンザブロウ?
「袋、袋!」
フクロ?
なんかのおやつの袋?いつのお土産の紙袋だろう?
「ほら、袋!」
とうとう、手提げを持つジェスチャが入った。
…ああ、トートバッグのことか!(脱力)
「これは、頂き物なんで…流行ってるんですってね」
と言うと、Kさん(外国籍)が、
「有名ダヨ。みんな電車の中で、持っテル」
…ははぁん。Kさんが、目をつけていて、話題になったのか。…私がいない間に。(ぐったり)
かなり以前から、しょっちゅう会社に持っていってるのに、
何故今さら、どうして、このタイミングで言い出すんだ、この人たちは?
私にとって、京都自体は、年に何回も通過するし、昨日だって通ったわけだ。
1day京都の利用も多いから、駅自体はいっぱい使ってる…。
京都に行ったの?
って言われても、
いつの話さ?
…って世界だし、
現に2週間後には、再び1day京都ですけど?
…音楽学校の文化祭だから。
だから、社長、私、お給料が足りないんですけど?
…って、言えたらいいのに。
はぁ、やれやれ。
逆転裁判のお話に戻りましょうね。
今日は、CSニュースで、初日映像が流れていましたが、
私が観た時には、もっとよくなっていた、ということは、言っておかねば。
普段、ガチッとした、体型の作り方をする蘭ちゃんが、
今回は、華奢に作っていた。
いつもは、どれだけ、沢山「入れて」るんだろう?
その華奢なニックが、
いきなり、Yシャツネクタイ姿で、板付きでのスタート。
そうか、プログラムの、あの出で立ちは、特別サービスショットというわけではなかったのか。
劇中でも、サービスなのだ。
看板に偽りなし。
初見がまた、
紗幕の上の「逆転裁判」のロゴの向こうに、スタンバイする蘭ちゃんが透けて見える席だったので、
まぁテンションが、上がる上がる。(笑)
成歩堂くんは、「とんがった青いヤツ」なので、
髪が尖ってなくてはなるまい、と気にしていたのですが、
正面からは、よくわかりませんが、
横から見たら、キレイに尖っている。
その、尖らせっぷりも、回を追うごとに、上手になっているような気がする。
私のツボは、カーテンコールで一礼したときに、
ピンッと上に向かって、髪が尖った形に見えること(笑)。
あんなふうに、自然に尖った頭に仕上げてくるとは…なるほどなぁ。
テレビの映像では、よくわからなかったんだよね。
さて。
出ずっぱりとは聞いていましたが、
あまりのことに、ビックリしました。
とにかく、ずーーーーーっと、ニックくんが舞台上にいるのです。
おかげで、水分補給をする間もない、汗を拭う間も無いため、
法廷の場面になると、ニックの前には、コップが一つ。
マヤちゃん(=真宵=すみれ乃麗ちゃん)が、ハイッと差し出すハンカチ。
確かに、ゲームでは、プレーヤーは成歩堂くんと行動を共にするので、
成歩堂くんは、いつも目の前にいるか、自分が成歩堂くんでいるような気分です。
だけど…これは、舞台なんだから、構成をもっと計算しようよ?
演じるのは、生身の人間なんだから…死んじゃうよ?
いけない、いけない。
スズキ先生へのツッコミ…もとい、
「異議あり!!」
は、後に回すんだった。
だけど、まず思ったのは「殺す気?」だったのも、正直なところ。
とにかく、台詞が膨大。
気持ちの流れみたいなものを軸に作っていかれない場面が、
特に、法廷では多い。
次へのキッカケの連続だし、話が推理ものに偏っているため、
抜かしたり、伝わらなかったりするわけにはいかない。
台詞を覚える、というのは、暗唱とは違います。
まずは、台詞の中で、伝えたいのはどの言葉か、ということを洗い出して、
その言葉が一番立つような、音をとらなくてはならない。
音飾、抑揚、スピード、間、感情の入れ方。
抑えるところ、吐き出すところ、囁くところ…
それを、計算して作っていくのですが、
これらの要素を丸ごと、覚え込むのが、台詞を覚えること、です。
そこに、当然、台詞に至る背景であったり、
動きの手順、気持ちの積み重ね、
振り付けや動きも関わってくる。
そして、芝居をする相手。
私は、この計算と積み重ねがしっかりとなされているお芝居をする方が、好みです。
勿論、蘭ちゃんも計算と構成力とバランス感覚を兼ね備えた役者さんで、
今回も、隅々の台詞まで、よくよく作り込んでおられました。
…本当に、ものすごい作業量だったことでしょう!
字面だけ見たら、かなり言いにくい台詞が並んでいるし、
客席に伝わるリズムとテンポ、音使いを掴むだけで、眠れぬ夜だったろうなぁ。
私が観ている何回かの間にも、台詞が馴染んでいく感じでしたが、
それでも、台詞を間違いかけて言い直したり、ということは、無くなりませんでした。
こういうお芝居でなかったら、言い直すより、前に進んだ方がいいのかもしれない、というレベルかと思われるけれど、
今回は、特に緻密に緻密にやっておられるような気がする。
ああ、大変。
つづく。