はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

中日つあー☆2度目の観劇のお話

2007-03-05 23:03:57 | Weblog
写真を現像する理由は、
名古屋在住のファンの方に、渡すお写真を現像したいから、
ということにしてありました。
でも、もちろん、せっかくですから、みんなの分も焼きましたよ。
写真屋さんは勤勉に、朝から営業されていて、
しかもデジカメ現像だからか、謳い文句よりスピーディにやってくださいました。ラッキー。

お茶しながら、現像を待つ間。
ま、DVDを観てもよかったんだけど、
Vちゃんに、デジカメの中身のかしちゃんを見せたりしてました。
そのうちに、THちゃんからご連絡があって…
チケットはとれたご様子。席にご不満があるようですが…まぁええやん、劇場に入れたら。とりあえずね。

あちらのお二人とは、劇場の中でお会いすることにしてました。
行ってみたら、私たち4人は並びの席でした。
私は例によって荷物が多かったので、
「ロッカー行くけど…みんなは平気?」
と尋ねました。誰もロッカーを利用しないの…どうしてかしら?無料なのに。
後からよく考えてみたら、みんなはロッカーが無料なのを知らないのね。

その昔、旧東京宝塚劇場のロッカーは無料だったし、帝国劇場は今も無料。
中日のロッカーは新しいけど、でも無料なのだ。

ともかく、みんなが座席から立たなくて、一人でロビーに出て、ふと私は気がついた。
チャンスだわ!!
お手紙とお写真をセットしちゃおう。
その後、ロッカーへ行って、何食わぬ顔して、席に戻ったのでした。
仕込み完了。

観劇はねぇ…。
一度めより、となみさんに泣かされました。
となみちゃんは、実にいろんなことを細かく考え、設定して、見事に玉勇像を作り上げておいででした。
だから、お話半ばの、沖田の回復を祈る下りで、もう切なくてたまらなかった…。

ミズちゃんの沖田さんは、凛々しいんだけど……
すぐ泣くのが、私の好みではなかったの。
確かに、命の宣告は辛い。苦しい。
だけど、ご本人に泣かれたら、なぁ……。
泣くのは、玉勇さんに先立たれた時だけにして欲しかった。。。
と厚かましくも、ぐちぐち思ってただけに、
話の展開がわかった後の、となみちゃんの玉勇さんは、ますますたまらなかった。
(あくまでも、お芝居の好みの問題だろうと思うので、悪しからず)

こないだ書かなかった方で、ぱっと目についたのは、愛原実花ちゃんでした。
やっぱり、お芝居が上手。
玉勇さんについてる、付き人ちゃんの役でしたが、
ただついてるだけではなく、ひと味加わるんですね。
いいキャスティングだなと思った。

この回は、
沖田さんが、立ち回りで刀を取り落としてしまったり、
(むしろこの後の対処について、みんな、あわあわしながら観てしまった感じだったけど)
らぎちゃんの袴の裾が、立ち回りの最中ちょっと引っ掛かったようにめくれたままだったり、
(気付いてたのは、私だけだったけど)
と、ちょこちょことあったんだけど…。

私たちの中の最大のトピックスは、
笑い出すVちゃん★THちゃんコンビ、でした。
座席が、本当に幸いだったのは、
SEちゃん、THちゃん、Vちゃん、私の順番だったこと。
つまり、SEちゃんと私が、笑い出す二人を囲む形だったのね。
隣りの人にご迷惑をかける心配がなくて、本当によかったって、SEちゃんとも言ってたんだけど。

ひろみ山南さんが、切腹することになって、…としたら、
リサ明里さんが駆け込んでくる。
山南さんが、明里の身請のお金を渡して…一層泣き崩れる明里。
(ここ、山南さんがめそめそした風ではなかったのは、とてもよかったと思う)
山南さんは大変潔い感じで、遺される明里が辛くてたまらない…
ここ、涙でしょ?

だけど、隣りで構えてるのを感じるのです。
泣きそうになってるのか?と思ったら、違いました。
その直後、沖田さんを求めて探して回る、玉勇さんたちの姿に、笑うために構えておられたのです。
さぁ、場面が切り替わった、と思ったら、二人で笑う。
あからさまに笑っちゃいけないとは思ってるらしく、タオルに顔を埋めてはいるんだけど、
笑ってるのは、隣りで明らかにわかります。

先述のように、大変シリアスな場面ですから、
劇場内はむしろ、拳を握り締め、固唾を飲んで、見守ってる空気。
明らかに空気に逆らってる…。

多分ね、小学校男子のノリに近いと思うわ。
みんなが真剣なところに、笑いのツボをみつけて、笑い合う…。

はい、私の涙も引っ込みました。
半分呆れ、半分はらはらして(だって、座席が揺れるくらい笑うんだもん)。
これが、竜馬のシリアスな場面だったら、ひっぱたくところだったけど…
ここは中日、まぁいいか。(おいおい)

休憩中には、朝ホテルから頂戴してきた、おにぎりをいただきました。
ご飯が固いと苦情を言うTHちゃん。
タダで戴いたんだから、文句を言ってはいけません。
固い、というか、ぱらぱらするのは、
おにぎりに成型した段階でまだ温かいご飯を、そのまま自然に任せて冷やすと、菌の増殖を助長させるので、一気に温度を下げるために用いる、真空冷却機という機械があって、その機械にかけすぎるとああなるんだよ…。
……と、まぁどうでもよい食品機械豆知識を述べてみたりして(笑)。
まぁ、お昼代が浮いたから…
とおっしゃる、SEちゃん、正解です。

ショーは……。
あんまり覚えてません。
後から、初演のVTRを観て思った。
あの振付は、コムちゃんのダンスの特性に合わせて作られてる。
つまり、コムちゃんの動きの魅力に精一杯合わせて作られてるソロを、
全くタイプが違うミズちゃんが踊るのでは…面白さが半減なのは無理もない。
ただでさえ、ショーを観るのが苦手な私なので、
…って言う割に、うんちくだけはいっちょ前だが、
とにかく、すっかり飽きて…途中から、眠りにおちてました。

ひろみちゃんのサスペンダーが…
とか言われても、
サスペンダーって…何?という有様。
その衣裳は知ってる。うん、知ってるけど、オペラグラスを上げて凝視できなかったのだ。
むずむずむず、ダメだぁ…とオペラグラスが下がる。
既に集中力は、低空をさまようレベルでした。
で、全体の感じを観てようと思ったら…気付くと場面が飛んでた…と(苦笑)。

僅かに残る、初演にかしちゃんがメインに活躍していた場面については、
あまりにも…ゆみこちゃんが醸し出すニュアンスが違い過ぎて、
…SEちゃんは、「違う!」と思われたようですが、
私はそんなことも全く感じずに…ぼんやりと眺めてました。
むしろ、違い過ぎてほっとする部分はあったかもしれないね。
自分の頭の中にある、かしちゃんが演った姿を侵蝕するものは、何も無かった。
主題歌でさえも。
場面が重なっていようといまいと、イメージは重ならない感じの二つのショーでした。

終演後、みんなは、なかなか楽しげなテンションでした。
場面の記憶をすっ飛ばしてるのは、私だけだった。…やっぱりね。
かなり、ひろみラブな感じじゃない?
うん、せっかく名古屋まで来たのだから、そうでないとね。よかったじゃん。

外に出るとよいお天気でした。
さて…九州に帰らねばならないVちゃんのタイムリミットまで、どう過ごしましょうかねぇ?


つづく。


中日つあー☆名古屋の夜から朝へ

2007-03-05 00:58:37 | Weblog
ようやく、THちゃんとSEちゃんが、お揃いでいらっしゃいました。
何を観る?と聞いたら、SEちゃんが、『コパカバーナ』、とおっしゃいました。
だいぶ以前…そうそう、SEちゃんが、かしちゃんに興味を持たれたのは、
無理矢理に『コパカバーナ』を、しかもSEちゃんは途中から観る羽目になった…
あれはまだ雪組公演中のDVD観賞会の時でした。
♪エル・ブラボーの、かしトニーが格好いい、とおっしゃったのを、私はよぉく覚えております。

だから、つまり、SEちゃんは、2幕のはじめの方(しかも2幕も全くはじめじゃなかったはず)からしか、『コパ』をご存じないのです。
なのに、さよならショー中継で、♪ダンシング・フールやら、♪来たのよN.Y.なんてされたのをご覧になったわけですね。
♪ダンシング・フールなんか、まだいいよね、衣裳もそのままだ。
かしちゃんが出て来る場所が違うだけだもん。
♪来たのよN.Y.はだめだったみたい。さっぱり、わかっておいででありませんでした…そりゃそうだ。
私など、殺風景なさよならショーの舞台上を観ていても、
色とりどりのビニール傘(小道具)が目の前に見えるようだった…
で、ちょっと泣いたりしたんだけど。

もう時間が無かったから、飛ばしてご覧いただきました。
♪ダンシング・フールと、♪来たのよN.Y.と、♪エル・ブラボーと…
そして……
「THちゃんが、『よみがえる』曲はここ?」
と聞かれた箇所が違ってたので、……♪スイート気分って言われたのかな?
違うよーって、
♪夢ではない君を観ていただきました。

いつか…SEちゃんにもちゃんと『コパ』を観ていただきましょうね。
…あ、DVD貸せばよかったかしらん?(笑)

さて、私は『コパ』を再生しながらも、もう果ててました。
無理…もう、お開きにしましょ。お休み。

それでも、24:30は過ぎていた。夜更かしだぁ~。
ごめんね、私はみんなみたいに若くないから、睡眠、命、なの。
しかも…かれこれお休みの無い…お寝坊出来ない日々がずっと続いてたから……(笑)。

てなことで、お隣りのお二人が帰られて、
寂しがるVちゃんにも、容赦なく「お休み」と背中を向け…就寝。

朝、私は目が覚めて、一瞬自分がどこにいるのか思い出せないくらい寝てました。
そんなことってあるんだねぇ……(いつもはあんまりないんだけど)。
起きて、まず風呂に入る。
入って、あっそうだって思い出した。みんなにお手紙書かなくちゃ。
これは、恒例になってるから外せません。
しかも、演出上、絶対に内緒に書かねばならない。
Vちゃんが起きるまでに書かなくちゃ。

しかし、お風呂でゆっくりし過ぎて、出て来たら時間がありませんでした。
やばし、一人3分で書くのか?…む、無理だぁ……。
無理でも書かねばならぬ。

で、書き始めたんだけども…間に合わない。
しかも、朝食のお約束の時間に間に合うためには、もういい加減、Vちゃんを起こさねばなるまい。
Vちゃんにバレないように隠しつつ(笑)、
Vちゃんを起こして、更に、隙を狙っては続きを書く…という…有様。
演出のためなら努力は惜しまないのだ!…だったら、もう10分早く起きればよかったんだけどね(苦笑)。

だけど、最後の1枚が、あと数行どうしても書けませんでした。
ううう、続きを書く時間はあるのか?
そう思いながら、ひとまず断念、朝食です。

朝食は、食べ放題でした。
いろんなパンやら、おにぎりやら、シリアルや、サラダもカットフルーツもあったし、
飲み物もバラエティ揃ってて、お味噌汁やコーンスープもインスタントを置いてありました。
昨年もこのホテルを利用したけど、やっぱりよかったわ、ここ。
ここで、がんがん朝から食べる。
私など、朝からカレーでも食べられる人種なので、いくらでも食べますが、
朝食べない習慣の方は驚いちゃうだろうね。

さて、昨夜はよく寝ました?と聞いたら、
なんと隣室のお二人は、Vちゃんよりも夜更かしだったことが判明。
私にさっさと寝られてしまったVちゃんは、
可哀想に、しおらしく?お片付けをして、お手紙書いて、携帯片手にサイトなんかをみてる間に眠ってしまったんですって。
それが、多分、1:00代…前半くらい?

一方の隣室。
部屋に帰って来て、電気を消して…語り始めた。
語り始め、語り続けて…語りまくったらしい。
2:30って言ってたっけ?3:00??
とにかく、夜更かしだったのです。

ちょいと待って?
キミたち、夜行バスで来たよね?
何のための部屋割だぁっ!(笑)
真っ暗な部屋で、よくも眠ってしまわなかったよね。
やはり…若さなのか?

早起きした、時間はたっぷりある…なんて思ってるから、のんびりしてたんだけど、
実はそうでもないってわかったのは、結構ギリギリでした。
化粧もそこそこに、ホテルを飛び出す、私たち…(苦笑)。
朝から、なぁんてことでしょう!

ガードに行く前に、荷物をロッカーに押し込む予定が、時間の関係上、そうも行かなくなりました。
荷物を抱えたまま、ガードに…文字通り駆け込む。
迷惑な大荷物を片隅にまとめていただいて、ほっと一息。
ここで…私はやっとひろみちゃんにお手紙を書いたわけですよ。遅っ。

お手紙を…もちろんハイパースピードで書き終わり、
ほらほら書いたよと前に居るVちゃんに見せたりしてたら、
Vちゃんは、お腹が痛いと言い出した。
なんだって?それはやっぱり、朝食を張り切って召し上がり過ぎたのでは?

時間を確認し、我慢すると言うVちゃんを説得し、
お手洗いに抜けるなら今だ!今すぐ行くのだ!!
と、ガードを抜けてもらう。
今ならまだ、しばらく、ひろみちゃんは来ないはず。

案の定、Vちゃんが無事に戻って来られて、
だいぶしばらくしてから、ひろみちゃんはいらっしゃいました。
うーん、と。ひろみちゃんがどんな出で立ちだったのか?
電話の記録を調べてみましたが、日がたちすぎていて、
某ちゃんに送ったメールがちょうど消去になったところでした(苦笑)。
うーん、うーん…
確か、黒いハーフダウンに、デニムは、濃紺の洒落たデザインでした。
帽子が全く覚えてなくてサングラスは、大きめで、あんまり色が濃くないもの。
そして、何より、みんなが衝撃を受けたのは、ひろみちゃんのバッグでした。
黄色い、トートバッグ程度のサイズ。
黄色って、ただの黄色ではなく、金ラメが入ってるのです。
思わず、バッグに目が釘付け。すごいぞ。

ひろみちゃんが去った後…もちろん、話題はバッグで持ち切りでした。
バッグしか、覚えてない!と宣う気の毒な方も居たねぇ(笑)。
メインは、バッグを持っておられる、ご当人なので…あんまり、持ち物に目を奪われてしまわないように、
みんな、頑張ろうね(笑)。

私たちは、栄の駅まで、荷物をロッカーに預けに行きました。
某さんはお仕事があるので、ここでお別れ。
駅の改札でお見送りしました。

そしてロッカーに荷物を入れ…身軽になったところで、THちゃんが言いました。
「私、中日(ビル)に戻ります」
「え?何?」
と尋ねたら、なんと月組の全国ツアーのどこぞの会場の発売日だそうですよ。
(注:月全ツには、ゆーひさんが参加されます)
名古屋に来ても…!愛、だねぇ。

どうぞどうぞ、行ってらっしゃいな。
私は写真を現像したいから。

それで、私はVちゃんにおつきあいいただき、
THちゃんはSEちゃんと連れ立って、チケット確保に行かれたのでした。
また、開演前にね!!


つづく。