朝。
まず、メールがなかなか慌ただしかった。
一つめは、「鯉ロボット」のご指摘を下さった、友人MWちゃんが、今度は、
「昨日コンビニで買い物してたら、レジのモニターに」かしちゃんのオスカーとの契約のニュースが流れてたよ
って、報告してくれました。
しかも、写真付だったそうな。
すごいよっ。「さすが、オスカー」なのか?
早速、どこのコンビニかお問い合わせしてみる。
まぁ、当日限定のニュース画像だろうけど、どんなだかは想像できるじゃん?
それから、私もメールをうち始める。
そういえば、Hちゃん、今日が上京の日だよね?
って打った途端、メール受信。
もしやと確認すると、Hちゃんでした。
新幹線の車中から下さったのでしょう。
なんだか長いぞ、と思ったら、朝ご覧になった、夢のお話でした。
これは、ブログ掲載許可をいただいてないので、割愛しますが、
電車の中で思わず吹き出す内容。
お仲間の皆様は、Vちゃんの影響をモロに感じる、ゆーひさんとあさちゃんが登場し、あさちゃんが大活躍される夢、と言えば、雰囲気は想像出来るでしょう。
あさちゃん…なんでそんなキャラで出て来ちゃうんだ?と、私はおかしかった。
ともかく、ランチに来られるかどうかだけご連絡下さいね~
とお返事したところで、私は会社の最寄り駅に到着。
雨。
なんだとぉ?雨??
横浜は、降ってなかったし、降ってもパラパラだと思ったから、傘なんて持って来なかったのだ。
それが、地下鉄の出口から出たら、雨。
畜生めっ。なんだこの結構な降りっぷりは?
悪態をつきながら、持ってたショールを被って、走る。
走る、走る…と、会社は駅から近いから、たいして濡れずにすみました。
そうそうこのショールは、雪楽の時に危うくなくしそうになった、あのショールですよ。
よかった、持ってきて。
おまけに、履いてたジーンズは、私が「雨を呼ぶジーンズ」と呼んでるジーンズで、
これを天気予報を見ずに履くと、雨が降るんですよ、かなりの確率で。
朝、ヤバいかなぁと思ったけど、
いいや、高い靴履いてこう~(雨と何の関係があるのだ?単純に裾が長いから、高い靴でないと、踏んでしまうだけではないか)と、
傘も持たずにでかけた…のだ。
すみません、似たような感じで、思わず駅から雨に濡れた、隣りの席の某係長…!
きっと、この雨は、私が「雨を呼ぶジーンズ」を不用意に履いたおかげです。
しかし…これも、また私に幸運を運んでくれたのだ……!
だから、係長、許してね♪
いやいや、係長の災難は、ここから始まっていたのだ(にやり)。
会社に着いたら、Hちゃんのお返事メールやら、
MWちゃんのお返事メールやらが届いて、なかなか賑やかでした。
MWちゃんからは、件のコンビニ情報をいただいたので、
近所だけども、微妙に生活範囲からはみ出ている、そのコンビニに、帰りに寄ってみることにする。
そんなことを、やりながら、仕事をしていたら、
大変久しぶりな方からメール着信。
それは、私の生徒からでした。
私は、以前、家庭教師をしていたことがありました。
資格を持ってるのは、小学校教員なのに、
ちっとも得意ではない…てか、苦手な、中学生の数学と英語を中心に、
インチキ教師をしていたのであります。
家庭教師というのは、先生がお勉強をするのではなく、生徒がお勉強をすればよいので、…私は、このお嬢さんに、お勉強をしていただいた……と。
それだけの先生なんだけど、
彼女は、無事に看護婦さんになりそうなので、持つべきはよい生徒だなぁと思っているのです。
何がひどいって、私が宝塚を好きだから、
その話題とかが出るわけです、雑談とかで。
子どもたちは、観たことのない宝塚でしたが、
ママは、かつて観たことを思い出され…気付いたら、ママと姉妹とで、観劇してました。
何を観たんだっけ?…まぁいいんだけど、
気付いたら、状況は更に変化していました。
姉妹、と書きましたが、
私が教えてたのは、お姉ちゃん。
妹ちゃんは、教えていませんでした。
ママは、この妹ちゃんに芸事をさせたいと、ずっと思ってました。
ママの青春の夢を、この子に!と思われていたのですが、妹ちゃんはさっぱり興味を抱かれない。
抱かれなかったのに、宝塚を観たら、妹ちゃんは、言いました。
「宝塚、いいな」
さぁ、ママの目が光る!
当時、まだ小学校だった、妹ちゃんが、宝塚を目指す日が始まったのであります。
……私のせいで(笑)。
さて、その生徒からメールです。
「先生、妹が宝塚合格しました」
は?何??
あっ今日が発表なの?
受かったって、2次だよね??
カレンダーを見れば、2次でしかありえない。もう4月だもん。
昨年は、1次もダメだったから、いきなり今年受かってしまうとは思わなかった。
ひゃあ、どうしよう、どうしよう。
ま、私がどうするって問題ではないのだが、
でも、何にも知らなかった(もしかしたら、今もあんまりわかってないかもしれない)ご一家の人生が………
私のせいで変わってしまった…のかもしれないと思うと、責任が…(苦笑)。
先生にできることって何かしら?
そうだっ。
すみれ売りってあるじゃん?
こないだ、かし友の方々が話題にされていたのを思い出しました。
皆さんが行かれるっておっしゃってた!
こ…こっそり、一緒に居させてもらいたいなぁ…。
「エリザベート」にはムラに行かない!
って豪語してたのに、なんちゅう手の平返し!
でも、やっぱり、観に行ってあげたいじゃん?
あ、あと、CSのニュースだって、ちゃんと録画しなくちゃ。
合格発表と、入学式と!
こんなことで、頭がいっぱいで、
もはやお仕事どころではございません。
あわわ、あわわ…
そうだ、MMちゃん(妹ちゃん)のお写真、写メしてよ、とお願いしたり(笑)。
そこへ、Hちゃんからのメール。
ランチは、こちらには来られないとのこと。
そっか、じゃ、夕方にね~ってメールしつつ、
この事件についても報告する。
無理矢理、写メも送りつける。(笑)
(後で会った時に見せる、という発想はもはやない)
こんな訳で、昼休みも頭の中はぐちゃぐちゃでした。
何をしてたのか、よく覚えてませんよ。
友人が関わってるコンサートの話のメールとかはしてたんだけど…それだけだったんだろうか?
とにかく、テンションが壊れてたのは、周囲から見ててもわかっただろうと思います。
月開演10分くらい前に、Hちゃんにメールを入れ…られるくらい、そこまでは、仕事も暇だったので、
夕方、定時に上がって、Hちゃんに会いに日比谷へ行けるように頑張ろう、と思ってお仕事してました。
ら…メールが届きました。
「かしちゃんが、月組観劇です」
呆然。
かしちゃんが来たら、知らせてくださいねってお願いしてあった某方からのメールでした。
だけど、かしちゃん…
平日の昼公演はダメだよ、行かれないよぉ~。
えーん、行きたいよぉ~~。
既に壊れてた私は、電話を閉じながら言いました。
「もう、帰りたいぃ~!」
向かいの席の人が言いました。
「じゃ、帰れば?具合が悪くなったことにして」
これがね、私は、具合が悪くても会社を早退したことがないの。
会社だって、休まないのだ。休むのは…遊びの時だけだ!(苦笑)
だから、いきなりの仮病は難しいんだよ…。
これは、ホントにおかしくなるしか術はないのだ。
行かれない~(涙)って、某方にはメールをお返しして…
ここで、はっと気がつく。
今回のHちゃんの上京理由は、「大変にすごい席を友会であてたから」でした。
待って?ってことは、ってことは、もしや、かしちゃんのものすごく近い席で観劇されてるのでは?
休憩にメールする?…いや、そんなの、時間に合わせてメール出来るとは思えない。
今だ、今メールしよう。
今メールを入れても、万が一電話の電源を切りそびれていても、
あの席ならば、絶対に圏外だ!!
…まぁね、今思えば、
私がメールしたからどうよ?ってことなんですがね。
とにかく、何かしないではいられないのよ。
もう、働く意欲はありません。
幸い、忙しくなかったから、本気で帰りたいと思い始めました。
でも、なんて言い訳するの?
せめて、昼前にわかってたら、
病院に…とでも理由をつけられたように思う。
しかし、このタイミングでは厳しい。ああ、どうしようどうしよう。
こんな感じだから、
もう、どうにも私はおかしな人でした。
まず、メール便のシールを封筒に貼り溜めするのに、
ただそれだけが、まともに貼れない。
貼れないだけでなく、無意味に笑う。
もう、無理だぁ、ダメだぁと、騒ぎちらしてる私。
これがね、
もし私がかしちゃんの会の会員さんなら違ったのよ。
もうすぐ会える、お話が聞けるって自分に言い聞かせることもできた。
私は、今、一番は、姿を見たいというより、かしちゃんが何をどういう雰囲気で話すか、を、聞きたい。
だけど、そうじゃないから…そうでないのは、まぁ、私の問題だから仕方ない、我慢しなくちゃいけないんだけど、
でも…だったら、せめて、姿だけでもッ!
ああ、見たい見たい…
そしてこの目で確かめたい…!
ってなってる訳よ。
このまま暇であってくれ~
と念じる私の願いも空しく、
静かめだった、事務所に電話が鳴り始めました。
もはや、ヤケクソだね。
やたらテンションの高い電話応対。
ちょっと手間のかかることとか、客の横着さからの電話とかだと、容赦なく、電話を切ったら八つ当たり(笑)。
もうっ私はこんなことしてる場合じゃないんだよぉ!
(注:お給料をいただいてる時間だから、それをして、何等不思議はありません)
午前中から壊れてる上に、かしちゃんご観劇だなんて、
壊れる×壊れる…。
我慢なんて言葉は、踏みつぶし、
どうしたら我慢しなくていいか、ということしか考えられない。
だってさ、かしちゃんのムラの千秋楽だって、会社の引っ越し騒ぎで休むって言い出せず、我慢したんだよ?
いいじゃん、今日くらい?
…と古い話を持ち出して、自分を正当化しようとしている!
帰りたい、帰りたい、帰りたい~
でも、帰っちゃうのは無理だよなぁ…
と、もう一人の自分が言いました。
帰れないなら、抜けるっていうのはどうだろう?
だけど、あまりにも終業時間ぎりぎりに帰ってくるようだよなぁ…
そうすると、夕方にお約束してるHちゃんに、ちゃんとお会いできなくなるのではなかろうか。
Hちゃんは、何時までこちらに居られるんだろう。
私の中のタイムリミットは、16:15でした。
その時、その時の状況と、自分の勇気に掛けよう。それまでは、出来る限りのことをしよう。
…後ろめたいから(笑)。
そうして、あたふた働く私の元に、
1通のメールが来ました。Hちゃんです。
案の定、Hちゃんは、かしちゃんから、かなり近い席でご観劇でした。
かしちゃんのご様子をメールしてくださったのですが、
そのかしちゃんの姿に…
ああ、もうダメだ!今すぐ、日比谷に♪飛んで行きぃたいぃ♪
確か、私、
Hちゃんにも、帰りたい~ってメールしたよね(笑)。
神様、お願い!何とかしてっ!!
つづく。
まず、メールがなかなか慌ただしかった。
一つめは、「鯉ロボット」のご指摘を下さった、友人MWちゃんが、今度は、
「昨日コンビニで買い物してたら、レジのモニターに」かしちゃんのオスカーとの契約のニュースが流れてたよ
って、報告してくれました。
しかも、写真付だったそうな。
すごいよっ。「さすが、オスカー」なのか?
早速、どこのコンビニかお問い合わせしてみる。
まぁ、当日限定のニュース画像だろうけど、どんなだかは想像できるじゃん?
それから、私もメールをうち始める。
そういえば、Hちゃん、今日が上京の日だよね?
って打った途端、メール受信。
もしやと確認すると、Hちゃんでした。
新幹線の車中から下さったのでしょう。
なんだか長いぞ、と思ったら、朝ご覧になった、夢のお話でした。
これは、ブログ掲載許可をいただいてないので、割愛しますが、
電車の中で思わず吹き出す内容。
お仲間の皆様は、Vちゃんの影響をモロに感じる、ゆーひさんとあさちゃんが登場し、あさちゃんが大活躍される夢、と言えば、雰囲気は想像出来るでしょう。
あさちゃん…なんでそんなキャラで出て来ちゃうんだ?と、私はおかしかった。
ともかく、ランチに来られるかどうかだけご連絡下さいね~
とお返事したところで、私は会社の最寄り駅に到着。
雨。
なんだとぉ?雨??
横浜は、降ってなかったし、降ってもパラパラだと思ったから、傘なんて持って来なかったのだ。
それが、地下鉄の出口から出たら、雨。
畜生めっ。なんだこの結構な降りっぷりは?
悪態をつきながら、持ってたショールを被って、走る。
走る、走る…と、会社は駅から近いから、たいして濡れずにすみました。
そうそうこのショールは、雪楽の時に危うくなくしそうになった、あのショールですよ。
よかった、持ってきて。
おまけに、履いてたジーンズは、私が「雨を呼ぶジーンズ」と呼んでるジーンズで、
これを天気予報を見ずに履くと、雨が降るんですよ、かなりの確率で。
朝、ヤバいかなぁと思ったけど、
いいや、高い靴履いてこう~(雨と何の関係があるのだ?単純に裾が長いから、高い靴でないと、踏んでしまうだけではないか)と、
傘も持たずにでかけた…のだ。
すみません、似たような感じで、思わず駅から雨に濡れた、隣りの席の某係長…!
きっと、この雨は、私が「雨を呼ぶジーンズ」を不用意に履いたおかげです。
しかし…これも、また私に幸運を運んでくれたのだ……!
だから、係長、許してね♪
いやいや、係長の災難は、ここから始まっていたのだ(にやり)。
会社に着いたら、Hちゃんのお返事メールやら、
MWちゃんのお返事メールやらが届いて、なかなか賑やかでした。
MWちゃんからは、件のコンビニ情報をいただいたので、
近所だけども、微妙に生活範囲からはみ出ている、そのコンビニに、帰りに寄ってみることにする。
そんなことを、やりながら、仕事をしていたら、
大変久しぶりな方からメール着信。
それは、私の生徒からでした。
私は、以前、家庭教師をしていたことがありました。
資格を持ってるのは、小学校教員なのに、
ちっとも得意ではない…てか、苦手な、中学生の数学と英語を中心に、
インチキ教師をしていたのであります。
家庭教師というのは、先生がお勉強をするのではなく、生徒がお勉強をすればよいので、…私は、このお嬢さんに、お勉強をしていただいた……と。
それだけの先生なんだけど、
彼女は、無事に看護婦さんになりそうなので、持つべきはよい生徒だなぁと思っているのです。
何がひどいって、私が宝塚を好きだから、
その話題とかが出るわけです、雑談とかで。
子どもたちは、観たことのない宝塚でしたが、
ママは、かつて観たことを思い出され…気付いたら、ママと姉妹とで、観劇してました。
何を観たんだっけ?…まぁいいんだけど、
気付いたら、状況は更に変化していました。
姉妹、と書きましたが、
私が教えてたのは、お姉ちゃん。
妹ちゃんは、教えていませんでした。
ママは、この妹ちゃんに芸事をさせたいと、ずっと思ってました。
ママの青春の夢を、この子に!と思われていたのですが、妹ちゃんはさっぱり興味を抱かれない。
抱かれなかったのに、宝塚を観たら、妹ちゃんは、言いました。
「宝塚、いいな」
さぁ、ママの目が光る!
当時、まだ小学校だった、妹ちゃんが、宝塚を目指す日が始まったのであります。
……私のせいで(笑)。
さて、その生徒からメールです。
「先生、妹が宝塚合格しました」
は?何??
あっ今日が発表なの?
受かったって、2次だよね??
カレンダーを見れば、2次でしかありえない。もう4月だもん。
昨年は、1次もダメだったから、いきなり今年受かってしまうとは思わなかった。
ひゃあ、どうしよう、どうしよう。
ま、私がどうするって問題ではないのだが、
でも、何にも知らなかった(もしかしたら、今もあんまりわかってないかもしれない)ご一家の人生が………
私のせいで変わってしまった…のかもしれないと思うと、責任が…(苦笑)。
先生にできることって何かしら?
そうだっ。
すみれ売りってあるじゃん?
こないだ、かし友の方々が話題にされていたのを思い出しました。
皆さんが行かれるっておっしゃってた!
こ…こっそり、一緒に居させてもらいたいなぁ…。
「エリザベート」にはムラに行かない!
って豪語してたのに、なんちゅう手の平返し!
でも、やっぱり、観に行ってあげたいじゃん?
あ、あと、CSのニュースだって、ちゃんと録画しなくちゃ。
合格発表と、入学式と!
こんなことで、頭がいっぱいで、
もはやお仕事どころではございません。
あわわ、あわわ…
そうだ、MMちゃん(妹ちゃん)のお写真、写メしてよ、とお願いしたり(笑)。
そこへ、Hちゃんからのメール。
ランチは、こちらには来られないとのこと。
そっか、じゃ、夕方にね~ってメールしつつ、
この事件についても報告する。
無理矢理、写メも送りつける。(笑)
(後で会った時に見せる、という発想はもはやない)
こんな訳で、昼休みも頭の中はぐちゃぐちゃでした。
何をしてたのか、よく覚えてませんよ。
友人が関わってるコンサートの話のメールとかはしてたんだけど…それだけだったんだろうか?
とにかく、テンションが壊れてたのは、周囲から見ててもわかっただろうと思います。
月開演10分くらい前に、Hちゃんにメールを入れ…られるくらい、そこまでは、仕事も暇だったので、
夕方、定時に上がって、Hちゃんに会いに日比谷へ行けるように頑張ろう、と思ってお仕事してました。
ら…メールが届きました。
「かしちゃんが、月組観劇です」
呆然。
かしちゃんが来たら、知らせてくださいねってお願いしてあった某方からのメールでした。
だけど、かしちゃん…
平日の昼公演はダメだよ、行かれないよぉ~。
えーん、行きたいよぉ~~。
既に壊れてた私は、電話を閉じながら言いました。
「もう、帰りたいぃ~!」
向かいの席の人が言いました。
「じゃ、帰れば?具合が悪くなったことにして」
これがね、私は、具合が悪くても会社を早退したことがないの。
会社だって、休まないのだ。休むのは…遊びの時だけだ!(苦笑)
だから、いきなりの仮病は難しいんだよ…。
これは、ホントにおかしくなるしか術はないのだ。
行かれない~(涙)って、某方にはメールをお返しして…
ここで、はっと気がつく。
今回のHちゃんの上京理由は、「大変にすごい席を友会であてたから」でした。
待って?ってことは、ってことは、もしや、かしちゃんのものすごく近い席で観劇されてるのでは?
休憩にメールする?…いや、そんなの、時間に合わせてメール出来るとは思えない。
今だ、今メールしよう。
今メールを入れても、万が一電話の電源を切りそびれていても、
あの席ならば、絶対に圏外だ!!
…まぁね、今思えば、
私がメールしたからどうよ?ってことなんですがね。
とにかく、何かしないではいられないのよ。
もう、働く意欲はありません。
幸い、忙しくなかったから、本気で帰りたいと思い始めました。
でも、なんて言い訳するの?
せめて、昼前にわかってたら、
病院に…とでも理由をつけられたように思う。
しかし、このタイミングでは厳しい。ああ、どうしようどうしよう。
こんな感じだから、
もう、どうにも私はおかしな人でした。
まず、メール便のシールを封筒に貼り溜めするのに、
ただそれだけが、まともに貼れない。
貼れないだけでなく、無意味に笑う。
もう、無理だぁ、ダメだぁと、騒ぎちらしてる私。
これがね、
もし私がかしちゃんの会の会員さんなら違ったのよ。
もうすぐ会える、お話が聞けるって自分に言い聞かせることもできた。
私は、今、一番は、姿を見たいというより、かしちゃんが何をどういう雰囲気で話すか、を、聞きたい。
だけど、そうじゃないから…そうでないのは、まぁ、私の問題だから仕方ない、我慢しなくちゃいけないんだけど、
でも…だったら、せめて、姿だけでもッ!
ああ、見たい見たい…
そしてこの目で確かめたい…!
ってなってる訳よ。
このまま暇であってくれ~
と念じる私の願いも空しく、
静かめだった、事務所に電話が鳴り始めました。
もはや、ヤケクソだね。
やたらテンションの高い電話応対。
ちょっと手間のかかることとか、客の横着さからの電話とかだと、容赦なく、電話を切ったら八つ当たり(笑)。
もうっ私はこんなことしてる場合じゃないんだよぉ!
(注:お給料をいただいてる時間だから、それをして、何等不思議はありません)
午前中から壊れてる上に、かしちゃんご観劇だなんて、
壊れる×壊れる…。
我慢なんて言葉は、踏みつぶし、
どうしたら我慢しなくていいか、ということしか考えられない。
だってさ、かしちゃんのムラの千秋楽だって、会社の引っ越し騒ぎで休むって言い出せず、我慢したんだよ?
いいじゃん、今日くらい?
…と古い話を持ち出して、自分を正当化しようとしている!
帰りたい、帰りたい、帰りたい~
でも、帰っちゃうのは無理だよなぁ…
と、もう一人の自分が言いました。
帰れないなら、抜けるっていうのはどうだろう?
だけど、あまりにも終業時間ぎりぎりに帰ってくるようだよなぁ…
そうすると、夕方にお約束してるHちゃんに、ちゃんとお会いできなくなるのではなかろうか。
Hちゃんは、何時までこちらに居られるんだろう。
私の中のタイムリミットは、16:15でした。
その時、その時の状況と、自分の勇気に掛けよう。それまでは、出来る限りのことをしよう。
…後ろめたいから(笑)。
そうして、あたふた働く私の元に、
1通のメールが来ました。Hちゃんです。
案の定、Hちゃんは、かしちゃんから、かなり近い席でご観劇でした。
かしちゃんのご様子をメールしてくださったのですが、
そのかしちゃんの姿に…
ああ、もうダメだ!今すぐ、日比谷に♪飛んで行きぃたいぃ♪
確か、私、
Hちゃんにも、帰りたい~ってメールしたよね(笑)。
神様、お願い!何とかしてっ!!
つづく。