今日は益城町秋津川公園に建つ、トイレのコンクリート打設の日でした。現場監理立会いの意味もありますが、ほとんどコンクリート打設要員として参加してました。小さな公衆トイレですが、杉小幅板本実型枠(杉板の木目を浮き出させるのが目的です)のため一発勝負です。
コンクリート打ちは生コン車、ブーム車(コンクリートを送る機械)とホース先に付く人(2人)、バイブレーター(振動で流れを良くする-2人)、竹で突付く人(これは現在ほとんどヤラナイのですが風設計室要望です-私ともう一人-)、型枠を叩く人(型枠を叩いてコンクリートの充填や空気を抜きでキレイな表情にする-4人)、他に現場監督さん、大工さん、左官さん、電気・設備担当者総勢約20人が参加する現場の一大イベントです。-工事としてはもの凄く小さいのですが、この建物の出来不出来はこの日にかかっています。風設計室からも2人最初から最後まで手伝いました。-足手まといにならないよう気を付けナガラ。
東京で2年半ほど現場監督をした経験があります。1フロア2週間工程で鉄筋を組み、電気配管をし、型枠を組み、最後にコンクリートを打設し全てコンクリートの中に入ると、次の何もない次の床の状態になります。打ったばかりのコンクリートは発熱しながら硬化を始めます。大学を出たばかりでしたが建築の持つエネルギーに神聖なものを感じました。
コンクリートに少し念力を込めに行ったつもりですが、どうもいつもと違う疲れが残っています(腕や背中がコワッテル)。今日の結果は一週間後型枠を外した時に判ります。一ヶ月後完成予想図とソックリな完成建物をご紹介できるハズデス。
以前書いておられたトイレなんでしょうか?
公共のトイレにコレほどまでの人員が必要なのですね、驚きです。
しかしトイレに入っていて地震でもおきて潰れたら大変ですから建物は本当に骨組み?と、言いますかしっかりとしていなくてはいけないですね。
人間と同じですが^^;
何時も思いますが設計士さんというのはデッサンのお勉強もなさるのでしょうか?
私は朝日新聞を購読して読んでるのですが日曜版のbeに奇異遺産だってでしょうか?ヘンな建物?を面白く読んでいます。
今日の写真も何じゃコリャ~~?と、言うような面白い尚且つ味のある建物でした、ご存知でしょうか?
以前紹介したトイレのコンクリート打設です。普通より多めに人員が配置されています。風設計室がクドクド(キレイなコンクリート打ち放しにシテクレト)言うものですから(笑)
デッサンと言うよりイメージスケッチや完成予想図を描きます。完成予想の形は最近コンピューター(短時間で可能)で描き、回転して様々な角度から見てチェック出来るようになりました。
奇異遺産面白そうですね。以前朝日新聞を取ってましたが、地方情報の必要性から地元紙を購読していて見ていません。
世界にはヘンな建物や遺跡(どうやって造ったんだろうと思うモノも)が沢山ありますね。2年ほど前インド建築案内を見た時、数の多さと多彩さにショックを受けました。(世界はヒロイです)